「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

南ドネツク戦線>ついにウクライナ軍がヴフレダルVuhledarから撤退の模様<ウクライナ紛争2024/09/26

2024-09-26 19:15:24 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.09.26 15:00
東部ブフレダルが陥落の瀬戸際に ウクライナ、戦線拡大で厳しい代償
https://forbesjapan.com/articles/detail/73956

ForbesjapanのライターのDavid Axe 氏は有名な「ウクライナ万歳ライター」です。
ウクライナ軍の戦果を、英雄か鬼神のごとく褒めたたえます。そしてロシア軍のボロを見つけて、クソみそにこき下ろすのを生業としています。
それで収入を得ているんだから仕方ないですよね❓
日本の軍事専門家や評論家は、もっとひどいです。
ひどい意味は、内容を知らずにウクライナ万歳をやることです。聞いたり見たりする人は、本当だと思うかもしれません。
しかし、そんなのに騙される人は簡単にプロパガンダやフェイクニュースに踊る人です。日本には、そんな人が多すぎると思います。

悪口は、これくらいにして・・・
如何に万歳サイトと言えども、時には本当のことも書きます。それはウクライナ軍が重要拠点などを失う時です。
アウデイーイウカ陥落の時も本当のことを書いていました。

そもそもDavid Axe 氏はクルスク侵攻作戦にも懐疑的でした。成功の見込みが薄いのが最初から分かっているからです。「お手並み拝見」的な軽めなヨイショしかしていません。

だからDavid Axe 氏のヨイショ具合を見るとヨイショ側からの戦況判断が分かります。
第72独立機械化旅団が撤退し始めた様子を何気なく書いていますから、計画的な撤退をしているのだろうと思います。負けそうになってから、これをやると大損害を出しますし、装備や武器を失います。
味方が援護する中で計画的に撤退すれば、それが防げます。大きな重い装備や武器を持つ部隊から先に撤退し、戦闘車両を持つ部隊が最後に撤退します。

おそらく大半の部隊は撤退済みだろうと思います。
それを見てロシア軍が、市街の東の方から侵入しているのだろうと思います。

第72独立機械化旅団は、ずっとヴフレダルVuhledaの要塞を守り続けてきた歴戦の強者部隊ですから、戦うのが無駄であれば撤退するのが正しいと思います。
それは、それでいいことだと思います。
無意味に全滅する必要は、全然ありません。

David Axe 氏もさすがに、クルスク侵攻作戦がもたらした東部戦線のウクライナ軍の惨状には、批判的なコメントを書いています。

おそらく第72独立機械化旅団は無事、撤退作戦に成功したのではないか・と思います。
失敗すれば半数くらいは死傷する大惨事になります。


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「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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2024米大統領選は究極の選択、戦争をしない大統領か❓戦争をする大統領か❓<ウクライナ紛争2024/09/26

2024-09-26 19:13:59 | アメリカ合衆国

①トランプ氏、ゼレンスキー氏は「地球上で最も優れたセールスマン」 ロシアとの取引拒否を批判
2024.09.26 Thu posted at 10:19 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35224279.html

(1)2024年米大統領選は究極の選択
一時は、トランプ氏はフェイクニュースを垂れ流したりとハチャメチャでダメだ!と思いました。
しかし、トランプが大統領であった時代は戦争は起きませんでした。アメリカは20年無駄なアフガン駐留を続けてきましたが、タリバンと話し合いを持ちアメリカ軍の撤退の道筋をつけたのは、当時のトランプ大統領です。

トランプが少々あくどかろうと、それはアメリカ国内の話です。世界に戦争を起こさないという意味では、世界平和に貢献できる大統領です。

(2)一方でバイデンさんは、ウクライナ紛争を引き起こしたと言えます。
ウクライナをロシアとの代理戦争に利用して、ロシアを叩き潰そうとしました。ロシアを叩き潰すのは、バイデンさんのライフワークなのであろうと思います。

その上、ガザ紛争が起きてからは全く紛争解決に努力しません。ひたすらイスラエルに武器供与を繰り返すばかりです。イスラエルは、今度はレバノンに戦争を仕掛けて市民を虐殺しています。
ほぼバイデンさんは戦争を引き起こすか、放置する大統領です。
民主主義のために盛大に戦争する大統領です。

仮に副大統領のハリスさんが大統領になったところで、これは同じだと思います。外交音痴のハリスさんは、戦争を拡大させる恐れすらあります。

ゼレンスキーは、戦争をヨーロッパ紛争に拡大しようとしています。結構、それに同調する国もありますし、アメリカ国内にも議員レベルで同じ動きがあります。
米民主党政権は、世界平和にとっては危険であると言わざるを得ません。

(3)バンス上院議員の和平案
『ウクライナはNATO加盟せず中立国に 米共和党副大統領候補のバンス氏が和平案示す』
2024/9/14 19:25
https://www.sankei.com/article/20240914-HK2PPTWGBVLKVIEOPGKKZ4TS3I/

トランプの意を汲んだうえでだと思いますが、バンス副大統領候補がウクライナ和平案の概略を発表しました。
トランプ氏は、ウクライナ和平に本気だと言うことです。
ロシアも飲める内容を含んでいるのがポイントです。
ロシアが拒否すれば、和平は成立しませんから成立を前提にした提案だと言えます。

(4)①の記事です。
トランプは、完全にゼレンスキーを見限っています。
おそらくトランプが大統領になったらゼレンスキー排除に動くでしょう。元々ゼレンスキーはアメリカの傀儡ですから、アメリカがやろうと思えばできると思います。

(5)ここで、更に大問題が生まれます。
『ゼレンスキー氏、「ロシアが原発攻撃を計画」 国連演説で核災害を警告』
2024.09.26 Thu posted at 07:09 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35224268.html

これは、まるで正反対の話です。
2022年、ウクライナは何度もザポリージャ原発を攻撃しました。何回か外部電源を喪失して危機的な状況に陥ったこともあります。さすがに、その後止めましたが(推測)アメリカから非公式に厳しく制止があったと思います。

今回のクルスク侵攻作戦でもロシアのクルスク原発に対して、ドローンとミサイルで攻撃しました。幸いロシアが迎撃に成功したので大事には至りませんでした。
直後にIAEAの事務局長が、クルスク原発に入り現地調査しました。その後、キエフを訪問しています。その時の話の内容は不明です。

つまりウクライナは、最後は破壊工作班を送り込んでクルスク原発で過酷事故を引き起こす可能性があります。
今、ウクライナ軍がクルスク州にいますからそれほど距離はありません。やろうと思えば、出来るでしょう。

国連演説の「ロシアが原発攻撃を計画」の主張は、ウクライナの原発攻撃を隠すためのものだと思います。
ミサイルやドローンなら直ぐ分かりますが、破壊工作班を潜入させての原発破壊なら、外部からは誰の仕業かは分かりません。
ロシアの自作自演だ!と白を切ると思います。

しかし、ロシアには分かります。
間違いなく戦術核で報復するでしょう。
西部のリビウかキエフか、どちらかです。
両方もあり得ます。

(6)アメリカがウクライナを甘やかし続ければ、やがてはヨーロッパ紛争に戦争が拡大するリスクがあります。

トランプ大統領が誕生したら、原発テロに走るリスクがあります。

アメリカは、化け物の独裁者を作り出してしまいました。
(6)にならない事を祈っています。
そうならないためにもウクライナ紛争は終わらせるべきです。続ければ、やがてはヨーロッパに破局をもたらすかもしれません。
そうなると、誰がアメリカの大統領になるべきか❓
毒を制するに毒をもってする❓

(7)ゼレンスキーは、民主党勝利に一本賭けをしました。さすが、勝負師ゼレンスキー!と言いたいところですが、ゼレンスキーのバクチは外れまくりです。
完全に共和党を敵に回したようです。
トランプ大統領が誕生したら、どうする心算なのか❓

米共和党、ウクライナ駐米大使の解任要求 選挙干渉と批判
By Patricia Zengerle
2024年9月26日午後 12:48 GMT+932分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/OM3RK4WVVJPAFC5URISMOSGJIY-2024-09-26/
トランプ氏、訪米中のウクライナ大統領との会談見送りへ=消息筋
By Gram Slattery
2024年9月26日午後 12:00 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/KBSA47MESNPLRKKCVGBZMLWA4U-2024-09-26/


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「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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ヴフレダルVuhledarが陥落するとどうなるか❓⇒クラホボKurakhoveが危なくなる<ウクライナ紛争2024/09/26

2024-09-26 19:12:26 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.09.25
ロシア軍がヴフレダル市内に侵入、東部戦線の各所で防衛ラインが崩壊
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-enter-the-city-of-vhledal-defense-lines-collapse-in-various-places-on-the-eastern-front/

南ドネツク戦線では、いよいよロシア軍がヴフレダルVuhledarの市街地を攻撃し始めました。
その後、どうなるのか❓

これは、グーグル・マップで確認した方が分かりやすいです。
ポクロウシクPokrovsk戦線では、ウクライナ軍のソキルSokilの要塞が陥落した後、ウクライナ軍の守備の崩壊が起きました。その後、一気にポクロウシクPokrovskの東10km地点までロシア軍が進出しました。

ヴフレダルVuhledarが陥落すると、更にウクライナ軍にとっては酷い状況が発生します。
北方向にやや市街地の大きなボホヤヴレンカBohoyavlenkaが、あります。
その直ぐ北がトルタベTrudoveです。
更に直ぐ北にコスティアンティノポルスケKostiantynopolskeとウスベニフカUspenivkaの拠点が東西に並んでいます。
ここを突破して北東方向に進撃するとダルニェDal'njeです。
その直ぐ先がクラホボKurakhoveです。

市街地の広さを見ても拠点になりそうなのは、ボホヤヴレンカBohoyavlenkaくらいでしょう。これとて防衛ラインの完全に内側ですから、それほど要塞化されていないと思います。

ヴフレダルVuhledarからこれらの拠点をクラホボKurakhoveまで辿った部分をロシア軍が制圧する事になります。
線で結ぶと、現在ウクライナ軍が支配している南ドネツクエリアの3分の1くらいが、一気にロシアの占領地に変化します。
ポクロウシクPokrovsk戦線では、ソキルSokilの要塞の先にウクライナ軍の拠点が、かなりありました。それでも2か月程度でポクロウシクPokrovskの手前までロシア軍が進撃しました。

それと比較するとヴフレダルVuhledarからクラホボKurakhoveまでの間は、拠点が無いと言っていいほどに少ないです。
つまり❓
この間をロシア軍は、短い期間で進撃すると思います。
クラホボKurakhoveの南側が、ロシア軍の占領地になれば、クラホボKurakhoveの北側にあるセリダブSelydove南部方面でもロシア軍の進撃が早まると思います。

こうなると中部~南部ドネツクのかなりの部分がロシアの占領地に変化します。まるでオセロゲームのようです。

ヴフレダルVuhledarを失うのは、南ドネツクを半分失うのと大体同じです。強力な要塞を一つ失うのは、このような影響があります。南ドネツクの東半分を守っていたのは、ヴフレダルVuhledarであったことになります。

キエフ政府も参謀本部も強力な要塞を一つ失うことが、どのような意味を持っているかを全く理解していません。

アウデイーイウカもそうでした。
アウデイーイウカが陥落したからトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面を失うことになりました。
同じく、あっと言う間にドネツク西部の大拠点のポクロウシクPokrovskにロシア軍が迫ることになりました。

ドネツク最強の要塞のアウデイーイウカの陥落が、これら全部の始まりです。
アウデイーイウカ要塞の攻防戦が、この戦争の帰趨を決めたのかもしれません。
少なくともアウデイーイウカ要塞陥落後、一気にウクライナ軍が苦しくなりました。

そうであるのにクルスク侵攻作戦を行ったために中部ドネツクと南部ドネツクでは、劣勢から敗勢に戦況が急激に悪化しました。
ここまで来るとこの戦争の帰趨は、もう決まったと言えるでしょう。

ゼレンスキーは、「勝利の計画」などと寝言を言っていないで、ロシアとの和平交渉を始めるべきでしょうね❓

ゼレンスキーが、そうしないならウクライナは指導者を替えるべき時が来ていると思います。
この後、戦争を継続してもウクライナ兵が死に続け国土の荒廃が進むだけです。
ゼレンスキーにやらせておけば、ウクライナの兵士は死に絶え国土が完全に破壊されるまで戦争を止めないと思います。国のことも国民のことも考えてはいません。自分の権力を守ることだけを考えていると思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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ゼレンスキーの主張する「勝利計画」の内容とは❓<ウクライナ紛争2024/09/26

2024-09-26 19:11:06 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ゼレンスキーが国連総会出席前から盛んに「勝利計画」を主張しています。
しかしメデイアの記事は「勝利計画」と書くだけで内容は、ぼかしています。

①ウクライナ大統領、対ロ戦争終結の「勝利計画」策定完了
By ロイター編集
2024年9月19日午前 8:06 GMT+97日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/FKS4336J6JN5JN2N6CNC7RLSGQ-2024-09-18/

こう聞けば何か凄い計画があるのか❓と思うでしょう。
これがゼレンスキーの騙しのテクニックです。
衆目を集めて、何かあるように見せかけます。
実際は、このような事です。

②ウクライナ大統領、長距離兵器の使用許可が「勝利計画」の鍵 訪米控え
2024.09.23 Mon posted at 09:22 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35224158.html

アメリカや英仏が供与した長距離ミサイルでの、ロシア領攻撃を認めて欲しいと言っているだけです。
これは、ゼレンスキーが以前から主張していることです。
それを「勝利計画」をあたかも新しく作り出したかのように言っているだけです。
単に注目を集めて、同じことを要求しているのです。

(これには、応援団がいます。)
④ウクライナの長射程兵器使用、ポーランドが制限解除求める
By Daphne Psaledakis, Barbara Erling, Simon Lewis
2024年9月13日午前 7:46 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/Q55R7TF2HVPXDMFISOT3MKKMUA-2024-09-12/
⑤ウクライナ、長距離兵器でロ領内攻撃する軍事的理由ある=NATO高官
By ロイター編集
2024年9月15日午後 1:24 GMT+911日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/L4BNLAKW4ZOYFNVAKIN4JHESPM-2024-09-15/
⑥バイデン大統領への圧力高まる 長距離兵器によるロシア領攻撃容認求め
2024.09.12 Thu posted at 10:03 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35223817.html
(上院外交委員会の委員長ベン・カーディン氏(民主党)民主党のジーン・シャヒーン上院議員
超党派の議員団)
⑦英首相、ウクライナの露攻撃で長射程兵器使用容認を要請か バイデン氏は慎重姿勢を維持
2024/9/14 10:06
https://www.sankei.com/article/20240914-QZIQID3N75OEVHXRQHCPUSEOGM/

※ロシア側の反応
③ロシア、通常兵器の攻撃受ければ核使用を検討 プーチン氏が警告
By ロイター編集
2024年9月26日午前 5:40 GMT+98分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/GW6UGWGZPJOPHA4TMSDK7HDOME-2024-09-25/

西側はロシアと「直接」戦争、長距離攻撃容認なら プーチン氏が警告
By Andrew Osborn, Guy Faulconbridge
2024年9月13日午前 6:56 GMT+917分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/YVSJETOCAJL3FFFQR3JPEOSTZ4-2024-09-12/

※ロシア側は、「アメリカや英仏が供与した長距離ミサイルでの、ロシア領攻撃を認める」ならば、ロシアとNATOの直接戦争になると警告しています。
これと同じことをロシアの国連大使が、国連でも警告しました。

おそらくロシアは、西側のミサイル攻撃を受けたなら(推定)ポーランドのNATO基地などに報復のミサイル攻撃をすると思います。

それに対してNATOが更にロシアを攻撃した場合のことを言っているのが③の「核使用を検討」すると言う警告です。

つまり、アメリカが西側のミサイルを使用してのロシア領攻撃を認めて、ウクライナがロシア領攻撃を実行したなら、ほぼ確実にポーランドは、戦争に巻き込まれると思います。
その後、NATOがどうするかで、場合によってはロシアが戦術核を使用することもありうると言うことです。

ゼレンスキーの言い分は、これがロシアのはったりで実際には、やらないと主張しています。
だから、認めろ!と主張しています。

実際には、ロシアは確実に(推定)ポーランドのNATOの支援基地を報復攻撃すると思います。

こう考えてくるとゼレンスキーの「勝利計画」の隠された中身が分かります。
戦争を拡大してNATOを参戦させることです。
つまり、戦争の拡大を目的としています。

それを支持するのが、④~⑦などです。
ポーランドなどは、自分が真っ先にロシアの報復の対象になる可能性があるのに、認めるよう主張しています。
ポーランドもウクライナ紛争への参戦を望むと言っているのと同じです。他も同様です。

バイデンさんが、「アメリカや英仏が供与した長距離ミサイルでの、ロシア領攻撃を認める」ならば、確実に戦争は二国間から多国間に拡大します。
これがゼレンスキーの「勝利計画」の内容です。

その意味で今回のゼレンスキーの訪米は、ヨーロッパの運命の分かれ道です。
戦争拡大を望む声の方が大きいのには、呆れます。

好きにしたらいいと思います。
日本政府は、手を引くべきでしょうね。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ポクロウシクPokrovsk戦線>デイミトロフМирноград方面のロシア軍の動き<ウクライナ紛争2024/09/26

2024-09-26 19:09:56 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ロシア軍は、デイミトロフМирноградの手前数kmまでは、早い段階で進撃しています。
その後は、もっぱらデイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskに砲撃を行っていて、すぐ直接攻撃を始める様子はありません。

やや動きを見せたのが、9月21日です。
フロデイフカHrodivkaの市街地を大体制圧した後、その西に1~2km進みました。
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-almost-take-control-of-hlodivka-in-the-pokrovsk-region-moves-to-encircle-vhledal/

フロデイフカHrodivkaとノヴォホロデイフカNovohrodivkaの間にあるポケットのクルテイ・ヤルKrutyi Yarを制圧した模様です。
その北にあるムイコラフカMykolaivkaとクラスヌイ・ヤルKrasnyi Yarもやがて制圧されそうです。これが9月23日です。
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-occupy-kurti-yar-in-the-pokrovsk-region-and-advance-towards-vhledar/

おそらくの話ですが、ロシア軍が攻撃を始めるとしたら数km地点まで迫っているデイミトロフМирноградを先に攻撃すると思います。
ここに季節が関係してきます。
晩秋のぬかるみの季節が1か月少々続きます。
デイミトロフМирноградの市街地は、南北に分かれていてかなり広いです。攻撃から市街戦を経て制圧に至るまでは、かなりの期間が必要だと思います。
これを考えると、もうしばらく周辺の拠点を制圧して攻撃を始めるのは、冬になってからではないかと思います。

ポクロウシクPokrovskとデイミトロフМирноград攻撃は、ロシア軍にとっても大事業と言えます。
周辺の拠点を広く制圧するのは、不可欠なような気がします。大きく包囲して、それからでないと難しいと思います。

そう考えると当面は・・・
フロデイフカHrodivkaの北の方角にある
ノヴォトレツケNovotorets'ke~ミロリュビフカMyrolyubivka~ノボエコノミクネNovoekonomichneの制圧に向かうのではないか・と思います。
ここまで制圧すると完全に大動脈である幹線道路のT-0504を遮断することが出来ます。

そしてノヴォホロデイフカNovohrodivkaの西の方角にある
スッヒ・ヤルSukhyi Yar~リシフカLysivka~ダチェンスケDachens'ke~ゼレンスケZeleneなどの制圧に向かうのではないか・と思います。その先のシェフチェンコShevchenkoまで制圧するかもしれません。

この方面ではロシア軍が圧倒的に優勢とは言え、ポクロウシクPokrovskとデイミトロフМирноград攻撃は失敗するとロシア軍も相当な痛手を被ると思います。

遠巻きに包囲して、砲爆撃で徹底的に破壊してそれからだろうと思います。
西部ドネツクの支配権を賭けた大決戦は、来年かもしれません。早くて12月でしょうね。

※今、ロシア軍がポクロウシクPokrovsk戦線と南ドネツク戦線でどのような動きをしているかを航空万能論の管理人が分かりやすく略図に示しています。2枚目の略図です。これだけの多方面でロシア軍が攻撃中です。
これがキエフ政府と参謀本部のクルスク侵攻作戦が招き寄せた結果です。
私が「クルスク侵攻作戦を決断したキエフ政府と参謀本部は、ドネツクを放棄した」・と言った意味がこの略図です。
どう、思いますか❓

2024.09.25
『ロシア軍がヴフレダル市内に侵入、東部戦線の各所で防衛ラインが崩壊』
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-enter-the-city-of-vhledal-defense-lines-collapse-in-various-places-on-the-eastern-front/


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>9月25日>大谷翔平タイムリー2本と56盗塁目、396塁打

2024-09-26 14:02:39 | MBL & プロ野球

大谷翔平、イチローに並ぶ56盗塁目 第4打席で勝ち越し適時打→二盗成功/速報中
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409260000053.html
記事②
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409260000356.html


7回まで<ドジャース4-3パドレス>
今日の翔平くんは・・・
3打数2安打1四球1打点1盗塁(56個目)
※56個目⇒イチローと並んで日本人最多

タイムリー二塁打とタイムリー単打ですから大活躍です。
2本とも勝ち越しなのですが、1本目は追いつかれてしまいました。
ドジャースの弱体救援陣が踏ん張れば、ドジャース勝利です。⇒決勝タイムリー

プレーオフ進出は決まっていますから翔平君の個人成績です。
今日、ファン・ソトが41号2ラン、ジャッジが57号3ラン。普通ならヤンキースが楽勝だと思いますが・・・
<ヤンキース7 - 9オリオールズ>でヤンキース負け
どこも危ないチームばかりです。

かえってドジャースは、凄く!運よくWシリーズに出られたら決勝戦の方が楽かもしれません。
出てきそうなのが、ヤンキースとアストロズで、どっちでもドジャースといい勝負だと思います。
むしろリーグ優勝の方が大変です。
フィリーズ、パドレスと投手陣のいいチームが2チームいて、このどちらでも勝つのはかなり大変です。
特にパドレスは、救援陣はメジャー最強だと思います。
後半に勝負を持ち込まれてリリーフ勝負になったら、かなり危いと思います。
ドジャースが勝つには、大量得点しかないですね❓

※さて問題の❓(塁打数と長打数)
翔平396塁打、96長打(残り4試合)
ジャッジ388塁打、94長打、57号3ラン

残り4試合です。今日、延長になれば翔平君は、もう1打席あるかもしれません。ジャッジの400塁打はかなり難しくなりました。100長打は、二人とも可能性が残っています。
翔平君は396塁打まで来ましたから、残り4試合で1試合シングル1本で400塁打に到達します。
400塁打の偉業達成の確率は、50%以上とみていいと思います。
野球の神様にお祈りしてください❓


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b