「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカの民主主義の終焉⇒2024米大統領選挙<2024/09/28

2024-09-28 16:23:41 | アメリカ合衆国

「アメリカの民主主義の終焉」
元々、アメリカは口先で言うほど民主的な国家ではありません。
理由は、大統領選出権を事実上民主党と共和党が独占しているからです。法律はないですが、社会制度としてアメリカに根付いていて今更、変えることは不可能だと思います。

民主党と共和党には、党内で大統領候補を選出する仕組みがあります。一応、予備選を経て選出するのですから、かろうじて民主主義の形態を保っていると言えます。

今回の民主党の大統領候補差し替えを見て、どう思います❓
確かにバイデンさんは高齢であり認知機能に疑うべき点は見られました。
しかしバイデンさんは民主党内の手続きを経て選ばれた大統領候補です。
バイデンさんでは、トランプに勝てないと見るや❓

民主党系のメデイアを総動員してバイデン降ろしを始めました。これは実に速かったです。
あっと言う間にバイデンさんが大統領候補に不適格であるイメージが作り上げられ、民主党内の反主流派がバイデン降ろしに加担しました。結局、大勢に逆らえず民主党の重鎮もバイデン支持を取りやめました。
四面楚歌となったバイデンさんは、候補辞退をするしかありませんでした。
こうして副大統領のハリス氏が大統領候補に差し替えられました。

以上の経過のどこに民主主義がありますか❓
民主主義販売の総本舗ともいうべき、米民主党で行われたことです。
米民主党の主張する「民主主義」は単なるスローガンにしか過ぎないことを証明しました。
「世界の民主主義を守るために・・・」
笑わせるな!と思います。

共和党=トランプに勝つというだけの理由で、民主主義を踏みにじった米民主党を、信用する気は無くなりました。
「嘘を付く」ことは良くないことです。
都合によりペロペロ嘘を付くなら、その人間やグループはダメです。

筋道を言うなら例え大統領選に負けるにしても手続きを経て選ばれたバイデンさんを候補に戦うしかなかったと思います。
選挙に勝つためなら、筋道も定められた手続きを無視するなら、トランプと何ら変わるところはありません。
トランプより悪質だと言うべきです。
トランプは共和党内の手続きを経て選ばれた候補です。

ハリス氏は、手続きを無視して超法規的に(談合で)選ばれた候補です。

米民主党のやったことは、目的のためなら法律も手続きも無視してよろしい!と言うことです。

(2)そして、ここまでトランプが主に民主党から攻撃され排除される理由を考えてみます。

今のアメリカはブッシュJr大統領以降、ネオコン勢力の影響が大きいと言えます。イラク戦争からウクライナ紛争に至った過程には、ネオコン勢力がいます。

トランプは、イラク戦争に否定的な見解を示した唯一の政治家です。ウクライナ紛争を終わらせることは、ネオコン勢力のやっていることを止めさせることです。
今、ネオコン勢力が影響を及ぼしているのは、民主党です。ネオコン勢力は民主党に乗り換えています。
だからバイデン大統領は、戦争大統領になりました。

ブッシュJr大統領と同じです。

アメリカの政界やマスコミ界が、何が何でもトランプ大統領を阻止しようとするのは、これが大きな理由ではないか・と思います。
多数の裁判を起こして国家権力まで使ってトランプを潰そうとします。
危機一髪の暗殺未遂事件も起きました。

ウクライナ紛争は、アメリカのNATO東方拡大政策の最後のピース<2024/09/19
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e13d82395f242a3c81a246804bdeb53c
アメリカとヨーロッパがウクライナを絶対支援する理由(ウクライナの資源とエネルギー)<ウクライナ紛争2024/0915
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/66ebd195a67392894c989908066b0da0
③米共和党本流のハリス支持の理由<2024/09/08
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/af5d412db1442dc1cadf362aa93dfc50

特に③の記事です。
共和党本流と書いてしまいましたが、ほとんどが共和党内ネオコン派人脈の人たちです。
チェイニー元副大統領
その娘であるリズ・チェイニー
ジョージ・W・ブッシュ元大統領の元スタッフ数十人
全部、ネオコンに連なる人たちです。
チェイニー元副大統領などは、ネオコン政権の「ど真ん中」にいた人です。

(2)2024米大統領選挙
こうして見てくると2024年米大統領選挙は、ネオコン人脈と反ネオコン人脈の戦いの側面があります。

ウクライナ紛争と同じですね❓
プロパガンダとフェイクニュースで胡麻化して本質を隠そうとしています。
バイデンさんには、多分闇の中に眠るのでしょうけれど「ウクライナ疑惑」もあります。
「ウクライナ疑惑」と絡めると「ウクライナ紛争」は非常に胡散臭い戦争になります。
「ウクライナ紛争」には、当然深くネオコン人脈が関与しています。

寺島メソッド翻訳NEWS
ウクライナ紛争はネオコンが引き起こした直近の大惨事
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1083.html
ウクライナ戦争はプーチンとウクライナの戦いではなく、プーチンとネオコンとの戦いではないか
田中良紹2022/4/21(木) 19:4
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/33de6623c591dc874dbaf82f8fba4fc0c98f69f7
ウクライナ戦争の行方とバイデン政権の狙い
https://ippjapan.org/pdf/Opinion285_KTogo.pdf

日本のマスコミは完全無視しますが、日本にだってこのような見解があります。
調べれば誰でも読むことが出来ます。
検索で出てくるオープンソースの情報です。
日本のマスコミは政府の情報統制に従い、プロパガンダとフェイクニュースしか報道しません。

しかし、インターネット時代にはほんの少し調べるだけで、直ぐプロパガンダとフェイクニュースの嘘を見抜くことが出来ます。
それを垂れ流す日本のマスコミにも呆れますが、疑いもなくプロパガンダとフェイクニュースを信じる多くの日本人にも呆れます。

秋の夜長に、色いろ考えてみるのも、いいことかもしれません❓


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


ゼレンスキーの「勝利の計画」は❓千両役者も今は色褪せて・・・<ウクライナ紛争2024/09/28

2024-09-28 16:22:23 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2008年からウクライナ紛争の起きた背景を調べてみると、これほど利己的で醜い戦争は、少ないと思います。
似た例を探すならブッシュJr大統領が起こしたイラク侵略です。当時のイラクの独裁者のサダム・フセインは善人ではありませんが、アメリカが強大な軍事力を行使して一方的に攻め滅ぼすほどの悪人ではありません。よくいる独裁者の一人にすぎません。

イラク戦争(2003年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E6%88%A6%E4%BA%89

戦争と表記されていますが、現実は「アメリカのイラク侵略」です。まさしく「武力による国境線の変更そのもの」です。
出てくるメンバーも似ています。
アメリカ・イギリス・オーストラリア・ポーランドなど当時は、「有志連合」です。
「極悪連合」と呼ぶべきでしょう。
これを企画したのは当時アメリカの政治の中枢にいたネオコン勢力です。

本来、中立地帯であったウクライナをアメリカ(NATO)に引き込もうと画策を始めたのもネオコン勢力です。
アメリカの工作は、イラク戦争(2003年)の後から始まっています。
それが具体的な動きになったのが2013年から準備されたウクライナの2014年武力クーデターです。これは革命でも何でもなくアメリカの傀儡政権を作り出すための謀略です。
2015年CNNのインタビューに当時アメリカ大統領のオバマ氏がこの工作に対するアメリカの関与を認めたようです。
ヨーロッパでは、知らない政治家はいないでしょう。
結果、これが内戦を誘発し・・・・・
ドンバス戦争(2014年3月~)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%B9%E6%88%A6%E4%BA%89

その総仕上げが、2022年2月24日から始まったウクライナ紛争です。
こうして過去の事件やニュースを見てくると「先に手を出したのは誰か❓」が分かると思います。

アメリカの犯した犯罪的イラク戦争(2003年)を批判する声は、ほとんど聞こえてきません。
アメリカの政治家で「イラク戦争は誤りだった」と発言したのは、悪名高きトランプだけです。
アメリカの犯罪的侵略戦争を否定的にコメントするからトランプは、アメリカ国内では極悪人のように叩きまくられます。

ウクライナ紛争もほぼ同じ構図です。
アメリカがウクライナをNATOに取り込むための最後の仕上げです。ここでロシアを叩き潰すか弱体化させれば、アメリカは堂々とウクライナを支配下に置くことが出来ます。(衛星国化)

そうなってしまえば、ロシアはNATOと国境を接することになり常にアメリカから謀略を仕掛けられ、ロシア西部や南部は、やがてウクライナ化するでしょう。
これ以上、アメリカの東方拡大(東方侵略)を見過ごせないから、ロシアは軍事力を持ってウクライナのNATO化の阻止に出ました。
これがウクライナ紛争の本質です。

「世界の民主主義を守るためです!」
嘘を言え!⇒実際は❓
「アメリカの東方拡大を成功させるためです!」

つまり、ロシアにとってはウクライナ紛争は自分たちの生存圏を賭けた戦争です。負ければアメリカに屈服するしかありません。
この戦争でアメリカの手先になっているのがウクライナです。アメリカに取り込まれた西ウクライナの過激民族主義者がウクライナの政権を簒奪して、これの協力しています。自分たちの独裁とウクライナ支配をアメリカに保障してもらうためです。
今のキエフ政府は、西ウクライナの過激民族主義者が独裁しており東部ウクライナや南部ウクライナは、植民地的に支配されています。
今のキエフ政府は西ウクライナの過激民族主義者の政府であり、ウクライナを代表する政府ではないことを認識するべきだと思います。

元コメデイアンで人気テレビドラマの主人公を演じるゼレンスキーは、アメリカにとっては格好の代理人でした。
ロシアのウクライナ侵攻を招き寄せ、戦争の激化を選択しました。
この時点でアメリカは、ロシアを潰せると判断していたのだと思います。
ウクライナに戦争をさせながら西側は、経済制裁と金融制裁を発動してロシアを締め上げればロシアは経済的に崩壊すると考えました。

だからカメラ映りが良くて演説の得意なゼレンスキーは、アメリカにとって絶好の「千両役者」でした。
ゼレンスキーにとって一番大切なことは、自分が「千両役者」であり続けることです。それには戦争を続けて独裁者でいなければ、なりません。
だから、和平など到底受け入れることは出来ません。
戦争が終われば、ゼレンスキーはウクライナ国民から八つ裂きにされるでしょう。

アメリカにとってゼレンスキーが必要であったのは、ロシア潰しの戦争を続けるためです。
しかし、最近の戦況を見る限りウクライナの劣勢は誰が見ても明らかだと思います。
ロシアを潰せなければ、やがてどの時点化でロシアと妥協するしかありません。
毎年、10兆円に近いような戦争費用を負担し続けることはアメリカと言えども負担が大きすぎると思います。

ここにアメリカ議会と大統領選挙が、決定的な影響を及ぼします。
トランプと共和党は、即時終戦論です。
ロシアに領土を割譲して妥協しろ、と言う意見です。

民主党はバイデンさんが始めたような戦争ですから止める事は、メンツ上出来ません。だからハリス氏は、引き続きウクライナを支援して戦争継続の考えのようです。

去年のアメリカ下院でのウクライナ支援予算の審議ストップを見ても、今後はウクライナ支援予算がすんなり可決されることは、ないと思います。
千両役者ゼレンスキーも共和党やトランプに対しては、全然効果がありません。トランプや副大統領候補に相当逆らいましたから、トランプが大統領になれば、確実に停戦交渉が始まると思います。
逆らえば支援を止められるでしょう。

仮にハリス氏が大統領になっても、下院で共和党が勝利すれば予算通過が困難なのは同じです。共和党が下院で多数を握れば、意地でも予算を通さないと思います。

ゼレンスキーの「勝利の計画」は、そもそも「おねだり計画」をかっこよく言っただけです。
予算がなくなれば「勝利の計画」の中身もなくなります。
バイデンさんは、今年度の予算の使い切りを指示しました。使い切れば、あとは来年の大統領選挙後までありません。

そもそもアメリカのエゴでしかないウクライナ紛争に巨額の税金を使うことをアメリカ人がいつまでも支持するとは思えません。
どっちにしても来年は、千両役者ゼレンスキーも「おひねり」が集まりにくくなると思います。
もう季節も冬に向かいます。冬を越せるかどうか❓
ゼレンスキーは、このままアメリカに亡命した方が、いいような気がしますが❓

国民や国家を犠牲にしてやる戦争は、もう止めた方がいいと思います。周囲がそれを煽り立てるのも止めるべきだと思います。

ウクライナ国民や国家を犠牲にしてやる戦争が正しいのかどうか❓
よく考えるべきだと思います。
今の戦争は西ウクライナの過激民族主義者とアメリカのための戦争です。

<そのような事を書いた航空万能論の記事>
ウクライナの反主流派が意見を述べるときは、「New York Times」や「Economist」を利用することが多いです。
2024.09.27
ゼレンスキー大統領に今必要なもの、戦争に負けていると認める勇気
https://grandfleet.info/european-region/what-zelensky-needs-now-is-the-courage-to-admit-hes-losing-the-war/
2024.09.27
ゼレンスキー大統領のスター性が低下、将来のウクライナ支援は不透明
https://grandfleet.info/us-related/president-zelenskys-star-rating-declines-future-aid-to-ukraine-uncertain/

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024年9月、自民党総裁選

2024-09-28 16:19:43 | 日本の政治経済

キングメーカー争いも過熱 石破茂総裁誕生に岸田首相動く?高市氏推し麻生太郎氏はひとり負け?
[2024年9月28日5時0分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202409270002028.html
https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/LDP-Presidential-election/


第1回投票を見ると・・・
総裁候補であった河野太郎の人気のなさが歴然です。
やはりマイナ・カードをめぐる独裁者的な手腕は、誰の目にも心配を呼び起こしたと思います。
あれは、良くないと思います。
河野太郎は政治主導だと考えたのかもしれませんが、私の眼には河野太郎の独裁にしか見えませんでした。

小泉進次郎は、党員票が少なかったです。
やはり経験が足りない・と多くの人が考えたのでしょうね。
石破茂の国会議員票は、たったの46票です。
高市早苗は、72票。

2回目投票では・・・
石破茂189票(+143票)
高市早苗173票(+101票)

タカ派的言動とアベノミクスの後継者の印象は、どうだったのかなと思います。
もう一つ大きな理由があるようです。
麻生太郎副総裁(84)VS反麻生

麻生さんは、84歳なのですから動くべきではありませんでした。麻生さんが動けば、老害の印象があります。もう第一線から引くべき年齢でしょう。
裏金問題への対応も決して、良いとは思えません。

反麻生票が、ほとんど石破に流れたと思います。

そして高市早苗さんは決選投票前の最後のお願いを、ショートメールでしたそうです。
石破茂さんは、当然電話で依頼しました。
こんなことも印象が違うと思います。
ちょっと、信じられないですね❓
高市早苗さんが電話で直接、最後のお願いをしていたら結果は違っていたかもしれません。

『高市早苗氏の敗因“真相”を岩田明子氏が推察「“最後のお願い”がショートメールだったようで」』
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202409280000048.html


2024MLB>ダルビッシュ有が最多タイ日米通算203勝、三冠王の項目を変えるべき

2024-09-28 16:18:53 | MBL & プロ野球

ダルビッシュ有、今季7勝目&黒田に並ぶ日本人最多の日米通算203勝目「まだまだ成長したい」
[2024年9月28日14時41分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409280000584.html

とは言うものの❓
メジャーだけの最多勝利は❓
https://tukiyoblog.com/mlb%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E9%80%9A%E7%AE%97%E5%8B%9D%E5%88%A9%E6%95%B0%E3%80%80%E8%A8%98%E9%8C%B2/

野茂英雄の123勝が、いまだ破られていない1位です。
ダルビッシュが、今回の1勝をいれて110勝目です。
やがては、野茂英雄の記録をダルビッシュが塗り替えると思いますが、野茂英雄の偉大さが、改めて認識できます。

メジャーで日本人が100勝を達成するのは、実にハードルが高いです。やはり30歳前後でメジャーに行く選手が多いからです。
将来、日本のプロ野球を経ないで直接メジャーに入団する選手が出てくれば、日本人で200勝する選手も現れるかもしれません。

ダルビッシュも今年で38歳になりました。
大ベテランの年齢ですが、あと何年現役を続けられるか❓
頑張ってほしいと思います。
ダルビッシュもパドレスに移籍して、良かったと思います。高年齢としては異例の長期複数年契約です。
『【ニューヨーク=共同】米大リーグ、パドレスは9日、ダルビッシュ有投手(36)と2028年シーズンまで6年間の契約延長をしたと発表した。 42歳を迎えるシーズンまでの契約となり、リーグ公式サイトによると、年俸は総額1億800万ドル(約141億5千万円)。2023/02/10』

若手の投手陣のリーダーとして手本としての期待を込めた契約だと思います。現役引退後も球団に残ってほしいという希望もあるのでしょうね。

(2)三冠王の項目を変えるべき
三冠王の項目は古い時代に決められたものです。
それを経験的に受け継いできたのですが、今は打率の部分は出塁率で評価され、メジャーでは出塁率はタイトルの一つです。

例えば、アーロン・ジャッジです。
打率を比較するとウィットJr君が「.332」で1位です。
ジャッジは「.3249」で3位です。
出塁率でみると❓
ジャッジ「.461」ダントツの1位です。
2位がファン・ソトで「.418」
ウィットJr君は「.390」で5位です。
OPSで見てもジャッジが「1.169」で、やはり断トツの1位。ウィットJr君は「.980」で3位です。

今の時代は、打率は重要な指標ではなく単なる打撃指標の一つにすぎません。
優れた打者に送る称号であるなら、「出塁率」「ホームラン」「打点」に内容を変えるべきでしょう。

強打者三冠王も作ったらいいと思います。
「OPS」+「長打数」+「塁打数」
これは、文句なしの強打者三冠王です。

その視点から見ると、ナ・リーグでも・・・
大谷翔平、出塁率「.390」1位、打率「.309」2位。

アラエス、出塁率「.346」13位、打率「.314」1位。

ちなみにOPS
翔平君「1.041」1位
アラエス「.737」31位以下

ナ・リーグで見ると打率は全然無意味な項目だと分かります。単にシングル・ヒットの数の多い打者が時々打率上位に来ます。出塁率が低く、OPSは並の打者の評価は低いです。つまり、打率は勝利への貢献度を図る指標としては役に立たないと言うことです。
古くて無意味なものは、もう変えるべきだと思います。
だから現在の組み合わせでは三冠王には、それほど価値はないと思います。むしろ偶然の産物と言えるでしょう。

そして出塁率にすれば、その年度の最強打者が普通に三冠王になります。これを考えても打撃三冠王には、余り意味はないと思います。

むしろ「OPS」+「長打数」+「塁打数」の強打者三冠王の方が、余程意味があると思います。
これも大体、その年度の最強打者が獲得すると思います。

だから世間が騒ぐほどに今の三冠王には、重要な意味はありません。昔のタイトルです。

※こう考えると強打者のビッグ・タイトルは、やはり400塁打であり、100長打です。これは数字が決まっていて超えなければ達成できません。
特に100長打は達成者の一番少ない稀少価値のあるタイトルです。
https://super-yakyujin.com/blog-entry-100_ex-basehit.html
長いメジャーの中で12人しか達成していない記録です。
翔平君は、あと長打2本で年間100長打を達成します。
もし達成出来たら歴代13人目です。
この中に薬物使用時代の選手が4人含まれています。
2000年2001年のたった2年で達成者が4人です。
これを除くと歴代8人しか達成していません。
明らかに薬物使用の影響は、あると思います。
だから私は、薬物使用時代の選手は除外して数えます。

薬物使用ナシなら歴代9人目です。
翔平君は、果たして達成できるでしょうか❓


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>9月27日>今日は翔平day、54号HR57盗塁

2024-09-28 11:34:58 | MBL & プロ野球

大谷翔平54号特大3ラン!イチロー超え日本人最多57盗塁で「54-57」3冠王も視界/速報中
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409280000053.html

フリーマンは昨日、足首を捻挫して今日はお休み。
ムーキーは、3打数0安打でお役御免。
翔平君のワンマン・デイになりました。
盗塁を1個追加して57盗塁
これで日本人新記録達成。
4打数3安打4打点、54号3ラン。
※その後、二塁打1加算
これで塁打数が、「406」+2
長打数が、「97」+1
今日は、もう1打席ありそうです。
あと2日で100長打・達成なるか❓

もう一つ記録の可能性が出てきました。
HRを打ったところで打率が「.308」⇒「.309」
1位のパドレスのアラエスが現在「.313」
翔平君の10日くらい前の打率が「.287」でした。
たった10日くらいで打率を2分上げてきました。
もうシーズン終了まで間もない時期でこれだけ打率を上げるのは、普通は無理です。

例の大爆発の日から急激に各数字を伸ばしてきました。
あの日が、6打数6安打HR3二塁打2シングル1です。
これで塁打数を「17」加算しました。
長打数が「+5」です。
これがなければ400塁打も100長打もなかったと思います。普通は不可能と言えますが、不可能を実現してしまいました。
今日の406塁打から17塁打を引くと、389塁打です。
ほぼ奇跡みたいなことを、やってのけました。

あと2日あれば、打率を5厘加算するくらいは、出来ないことはありません。
最後の3連戦の相手のロッキーズは、ダントツの最下位ですから、多分翔平君と全打席勝負してくれると思います。
可能性は、30%くらいはあるのでないでしょうか❓

大爆発の日が、やはり地区最下位が決定しているマーリンズでした。マーリンズの監督が全打席勝負を指示したからマーリンズの投手陣は、6打席全部勝負してくれました。
メジャー全体のことを考えるなら、そうするべきだ・と考えたのだそうです。

偉大な記録は、相手の協力があってこそ達成できる部分があります。翔平君が誰からも好かれ、相手の選手や監督も翔平君のホームランを見るのを楽しみにしています。
相手チームのファンも同じです。
贔屓のチームが地区最下位なら、お客さんのお楽しみは翔平君の、デカイ!ホームランしかありません。
ドジャースとの最終戦で翔平君のHRを3本見られて、マーリンズ・ファンも大喜びだったと思います。
あの日は、球場全体がどよめき揺れているような印象がありました。(ブーイングもありました)
翔平君がHRを打つとみんな万歳していましたね。

偉大なる記録が達成されるには、このような事も必要なのかな❓と思います。

大谷翔平が「ウィリー・メイズの後継者」たる理由 メジャー史に残る偉人との共通点
2024年06月24日 17:19 更新
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2024/06/24/post_39/

「ウィリー・メイズ」も誰からも愛されて好かれた選手です。誰もが毎日、ウィリー・メイズのプレーを楽しんでいました。
翔平君もそんな選手になりつつあるように思います。
色々な意味で素晴らしい選手だと思います。
もう一つ、◎冠王にも挑戦して獲得してほしいですね❓


※そうそう、最近の翔平君の鬼神のごとき活躍!
直近の得点圏打率は驚異の.917! 大谷翔平の絶好調ぶりに米実況驚嘆「彼は食い止められない!」
9/28(土) 10:09配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e0b8f101a1db985e148a7715bea4ab5fd7bd754
『ここ最近は得点圏で12打数11安打、打率.917と驚異の勝負強さを発揮。米実況も「彼を食い止めることはできない!」と驚嘆していた。』



※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b