これは、ドジャースのフロントの戦略の大勝利と言うべきでしょうね。
ドジャースは、大谷翔平君には高校生のころからアプローチしていました。
結局,一旦は日本ハムに入団しその後、渡米しました。
この時もドジャースは猛烈な攻勢をかけます。しかし当時は、ナ・リーグにはDH制がなかったのでDHのあるエンゼルスを選びました。しかしドジャースが翔平君を諦めたわけではありません。2022年オールスターの時にドジャースの社長が大号令をかけたそうです。
「何が何でも大谷翔平を獲得しろ!」
その後はドジャースは、翔平君獲得のために補強も合わせてきました。総年棒を抑えるために金のかかる選手の獲得は控え後年棒の選手は放出するなどして年棒枠を開けて、2023年オフの獲得競争に備えました。
結果、ドジャースはメジャー史上初めての大型契約で翔平君の獲得に成功しました。
その当時は「いくら何でも高すぎて投資金に見合わない」と酷評されました。
しかし、全然そうではありませんでした。ドジャースが翔平君を獲得することにより得た増収は予想をはるかに超えるものでした。もう元を取ってボロ儲けすることは、確実でしょう。
翔平君の獲得が、山本由伸獲得にも繋がったと思います。
やっぱり、翔平君のいるドジャースでプレーしたいでしょう❓
翔平君は、「タイラー・グラスノー投手」の獲得にも貢献しました。去年は打の主力として活躍した「テオスカー・ヘルナンデス選手」も「翔平と一緒にプレーがしたい=優勝したい!」と考えて、不利な1年契約で契約してドジャースに入団しました。
翔平君がらみで入団した選手は全員、地区優勝やワールドシリーズ優勝に大きく貢献しました。
失敗のように見えたドジャース・フロントの補強策は、結果として大成功に終わりました。
多分、ドジャースのフロントは2024年オフまで考えていたのだろうと思います。
翔平君、山本由伸、ワールドシリーズ優勝!
佐々木朗希君の獲得競争で、これほどのアピールポイントを持つチームは、ありません。
ここでも翔平君は、積極的に佐々木朗希君に働きかけたようです。
佐々木朗希君にすれば、メジャーの雲の上のスーパースターから誘われれば心は靡くでしょう❓
こうして2022年から始まったドジャースの大補強は、大成功に終わりました。
お見事!
考えてみると、翔平君獲得から有力メンバーが、ゾロゾロゾロ!と入団しているのが分かります。
(ドジャースのフロントは、今年1年お祭り状態でしょうね❓)
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