「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカ外交の二つの流れ<2024/07/17

2024-07-17 20:04:18 | アメリカ合衆国

21世紀のアメリカ外交は、大きく二つあります。
ブッシュJr大統領とバイデン大統領の志向するアメリカ一極支配を目指す流れ。
オバマ大統領の世界の警察官を止める流れ。

トランプとオバマさんは、互いに憎み合っています。
それには、理由があるそうです。
しかし、外交を見るならトランプのアメリカ・アズ・No1も現実面を見れば、内向き外交です。
方向は、大体同じと言えます。
伝統的なアメリカ外交である孤立主義と似た部分があります。

ブッシュJrとバイデンの一極支配外交は、敵をつぶそうとします。ロシア潰しは、同じ流れです。ブッシュJrが始めたロシア潰しをバイデンさんが仕上げようとしました。
現状、上手くいっているとは言えませんが。

オバマさんが避けた道(ロシアとの対立激化)をバイデンさんは、強引に進んだと言えます。

では、次がトランプ氏だとしてアメリカ外交は、どうなるのか❓
1期目の路線を継承するでしょう。
ヨーロッパへの関与の度合いを減らすと思います。
一方でトランプ氏は、中国とは対決路線です。
中国叩きに力を入れるのは、今から見えています。

そうするためにヨーロッパについては、ロシアと妥協するでしょう。
それを思い出したEUは、ヒステリックにロシアとの対決路線を煽りまくっています。

トランプ氏の意思は副大統領選びに明確に表れていると思います。

『アングル:米副大統領候補バンス氏、ウクライナ巡りトランプ氏より「過激」との声 欧州で警戒感』
By ロイター編集
2024年7月17日午前 9:16 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/us/B5TAUIZLGBINRPLV3DE2PH6C74-2024-07-16/

ほぼ、ウクライナ紛争継続派は引導を渡されたと言えます。それでもなお、ウクライナ紛争を継続させたければ、EUだけでやるしかありません。
少々、紛争を拡大させようとトランプ氏は、強引に戦争を終わらせるか、手を引くと思います。
トランプ氏にとって、ウクライナ紛争はバイデンさんが始めた戦争であり、アメリカの戦争だとは考えていないと思います。バイデンさんの個人的な戦争です。

このままウクライナ紛争を継続すれば、やがてヨーロッパ紛争に拡大するのは、目に見えています。しかし、それを止めようという政治家は今の西側には、いません。

誰か頭の冷えたのが、戦争を止めさせるしかありません。
それが出来るのは、トランプ氏しかいないというのも情けない話です。

『トランプ氏、当選ならウクライナ和平へ直ちに行動=ハンガリー首相』
By ロイター編集
2024年7月17日午前 7:15 GMT+99時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/PE33KAN4LBP2LBF54KNO5WFXJA-2024-07-16/

EUから異端視され裏切者扱いされていたオルバン首相は、実は「気違い部落の正常な人」であったのかもしれません。

個人的には戦争は出来るだけ早く終わらせるべきだと思います。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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