「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカを分断しているのは、誰❓(民主党)<2024.07.17

2024-07-17 20:02:59 | アメリカ合衆国

神を信じる米国人の割合、過去最低に ギャラップ調査
2022年7月2日17時32分
https://www.christiantoday.co.jp/articles/31132/20220702/rate-of-americans-believing-in-god-lowest-level.htm

日本には、米民主党のフィルターに濾過された情報が伝わりがちです。
何故ならリベラルとされるメデイアは、ほぼ民主党寄りだからです。
「アメリカの分断が進んだ」と言う言葉も多く聞かれます。そして、決め言葉!
「トランプが、アメリカの分断を促進した!」
これは、よく考えてみると民主党のトランプ攻撃のスローガンにすぎません。

そこで宗教からアメリカを見てみると、全然違うアメリカが見えてきます。
アメリカは、もっとも忠実なキリスト教国家の一つと言えます。
<2022年の数字>
『神を信じる人の割合が、民主党員で72%、リベラル派で62%、若年層で68%しかないことを指摘している。』
『一方、「神を信じる人の割合は政治的保守派(94%)と共和党員(92%)が最も高く、宗教性が米国における政治的分断の主な要因となっている」としている。』

以前より大きく減って尚この数字です。
敬虔なクリスチャンである共和党員から見れば、民主党員やリベラルは、「不届き者め!」と言うことになります。

つまり、トランプ支持層の多くはこのような人々です。
日本人的な感覚からすると、なぜ一部のアメリカ人はトランプを支持するんだろう❓と疑問に思う人が多いと思います。

しかし宗教的視点からみるとトランプを支持する人が多くて当然だと分かります。
むしろアメリカ人の伝統的価値観からするとトランプの方が、価値観に合っていると思います。
確かにトランプは、ゲテモノのように見えて相当クセのある人間です。

今、先進国では敬虔なクリスチャンには、許しがたい思想が蔓延しています。
「ジェンダー(Gender)」などが、その中の一つです。
世界的にみると「ジェンダー(Gender)」を認める国は、ごく少数派と言えます。
法律で禁止している国は、少なくありません。
ごく少数派を多数派と見せかけて、この思想を蔓延させようとします。
アメリカでは、州により「ジェンダー(Gender)」を認める州と認めない州があります。

こういうのは禁止してくれ!と言う人々が主にトランプを支持していると思います。
ここに敬虔なクリスチャン国家であるアメリカの本質が大きく関係してきます。
「ジェンダー(Gender)」なんかご免だ!と思っても州によっては主張できない州もあります。
そうなるとトランプを支持するしかありません。

トランプに根強い支持がある理由は、政治的な主張ではなく、本当は伝統的な価値観を守ってほしいというアメリカ国民の願いであるとしたら、いくら政治的な主張をしようと民主党は勝てないと思います。

だから民主党は、あらゆる手段を使ってトランプ潰しをしようとしています。トランプに押し付けられた膨大な裁判などが、その例です。
中立か共和党支持のアメリカ人から見れば、権力を悪用したトランプ潰しにしか見えないと思います。

日本にそれが歪められて伝わるのは、民主党系のメデイアのフィルターでトランプに都合の悪い情報が選択して流されるせいだと思います。

だから、結果としてアメリカを分断しているのはトランプや共和党ではなく、民主党とバイデンさんだという正反対の結論になります。

これが正しいのかどうか・中立の立場のアメリカ人に聞いてみたいところです。
しかし、なぜトランプにコアな支持者がいるのかは、理解できると思います。

権力を利用してトランプを潰す試みは、民主主義とは正反対な手段です。だから余計、共和党支持者は怒り狂う・という構図のようです。


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