横浜マリノスの縁でポステコグルーを少し応援してあげようと思います。不思議ですよね❓2017年マリノスの監督に招聘されるまでは、オーストラリア国内のマイナーな監督です。それが、2023年にはプレミアのビッグクラブのトットナムに招聘されました。
ともあれ、記事。
サッカー=ポステコグルー氏がトットナム監督に就任、4年契約
Reuters
2023年6月7日午前 10:22 GMT+98ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2XT02I/
未だ無敗の“新生”トッテナム…指揮官はさらなる成長を誓う「最も改善すべき領域は攻撃面」
20231023
https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20231023/1824018.html
トットナム・ポステコグルー監督、史上初となる就任後2カ月で2度目の月間最優秀監督に選出
[2023年10月14日12時34分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202310140000367.html
トットナムは、その前は有名で実績のあるアントニオ・コンテに監督を任せましたが、フロントと衝突してすぐ解任されました。こういうタイプの監督は、結構います。
その次が、多分人選に困ってつなぎ的にポステコグルーを招聘したのであろうと思います。
トットナムの最大のネックは、ソンフンミンとハリー・ケインと言うエースが2人いたことだと思います。チーム編成が非常にやりにくいのですね❓エースは1人しか要りません。2人いるとどっちかが邪魔なんです。
トットナムのフロントは、生え抜きの大エースのケインは大事だし、ソンフンミンも惜しくて出せない・と言うような心情だったと思います。しかし、ダメ・トットナムにブチ切れたケインは、遂にチームを去りました。
結果としてこれでチーム編成は、やりやすくなりました。
これが、アンジ・ポステコグルーにとっては運が良かったと思います。ケインよりは実力が落ちるとは言えソンフンミンを中心にしたチームを作る方が以前のチームよりは強いと思います。
大体、オーストラリア人監督は攻撃的なサッカーを志向します。これもファンにとっては嬉しかったでしょうね❓前任者のアントニオ・コンテは、イタリア人ですからコチコチの守備サッカーです。見ていて面白くないのは間違いありません。
出だしは好調だったようです。
今、2位マンチェスター・シティ3位 アーセナルが勝ち点46です。
勝ち点43で4位トッテナム、同じく勝ち点43で5位アストン・ヴィラです。
22試合消化した時点の成績です。5月まで残り16試合です。もう半分以上すぎていますからこれからの戦い次第では、上の順位も下の順位もあります。
まあ、どうなるのか❓
アンジ・ポステコグルー監督の選手補強を見てみます。大エースのハリー・ケインが去りました。普通ならエース・ストライカーが欲しいですよね❓
<獲得した6人>
ジェームス・マディソン(27歳)
MF レスター・シティ
2022 FIFAワールドカップに臨むイングランド代表チームのメンバーに選出
ミッキー・ファン・デ・フェン(22歳)オランダ
DF (CB)193cm 2021年ヴォルフスブルク
ブレナン・ジョンソン(22歳)
FW 179cmノッティンガム・フォレスト
2020年11月12日ウェールズ代表デビュー
グリエルモ・ヴィカーリオ(27歳)
GK194cm エンポリ 2022年9月16日イタリア代表
マノル・ソロモン(24歳)
MF フラム (loan)
イスラエル代表2018~
アレホ・ベリス (20歳)アルゼンチン
FW 186cm CAロサリオ・セントラル(アルゼンチン)2021–2023
MFとGKには中堅を補強しましたが、他の4人は若手の有望株です。FWも補強しましたが20歳と22歳の若手です。完全に今年勝つのではなくチームを作りながら戦う考え方が見えます。
今年ほどほどの順位なら来季も首が繋がります。
首にならない程度にやって、近い将来自分の最強チームを作る考えです。
成功するかどうかは分かりませんが、アンジ・ポステコグルー監督はプレミア制覇とチャンピオンリーグ制覇の大望があるようです。
58歳にしてそのチャンスを得たアンジ・ポステコグルー監督は幸運だと思います。
そして、更に挑戦する心意気がいいですね❓
マリノスで2019年Jリーグ制覇をしました。(2018年~2021年)
セルティックFCでスコティッシュ・プレミアシップを2連覇しました。(2021年~2023年)
全く違うクラブで結果を残せるのは優れている証明だと思います。それでも2018年マリノスの監督になるまでチャンスを与えられなかったんですね❓
アンジ・ポステコグルー監督には自分の能力を証明してほしいと思います。
※ちなみにそれ以前のトットナムの監督と成績と出来事
マウリシオ・ポチェッティーノ監督時代
2014-15 リーグ戦5位
2015-16 リーグ戦3位
2016-17 リーグ戦2位
2017-18 リーグ戦3位
2018-19 リーグ戦4位
CL クラブ史上初の決勝進出 0-2リヴァプールFC
2019-20 リーグ戦6位
11月▼「ジョゼ・モウリーニョ」監督就任
2020-21 リーグ戦7位
X4月19日モウリーニョ監督は解任
ユースチームの前監督である▼「ライアン・メイソン」監督就任
2021-22 リーグ戦4位
ファビオ・パラティチが幹部に就任
監督の招致を主導したが交渉は難航
▼「ヌーノ・エスピーリト・サント」監督就任
X10月末ヌーノ監督は解任
▼「アントニオ・コンテ」監督就任
2022-23リーグ戦8位
X3月18日のサウサンプトン戦後にコンテ監督がチームへの不満を記者会見で語り解任される
暫定監督▼「クリスティアン・ステッリーニ」が就任~X 解任
再び暫定監督▼「ライアン・メイソン」
2023-24 リーグ戦 ❓
2023年6月6日「アンジェ・ポステコグルー」が監督就任
ハリー・ケインがバイエルン・ミュンヘンへ完全移籍
長年キャプテンを務めていたロリスが退団を希望したため
ソン・フンミンが新たにキャプテンに就任した
※安定していた「ポチェッティーノ監督」以降の監督は、ハチャメチャ猫の目人事になっています。従ってチーム成績も悪いです。そのためクラブの生え抜きの大エースの「ハリー・ケイン」がチームを去りました。
「ソン・フンミン」が今シーズンから新キャップテンです。
(▼Xの監督しかいません。)
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