その前に直前のアンケート(世論調査)を見てみます。
予想獲得選挙人数(固定数)⇒日本時間20:48現在
ハリス226人⇒223人
トランプ219人⇒279人
全米支持率
ハリス48・7%⇒47・4%
トランプ48・6%⇒51・0%
激戦州支持率
アリゾナ:ト+2・8%⇒ト+3・7%
ジョージア:ト+1・3%⇒ト+2・3%
ネバダ:ト+0・6%⇒ト+4・5%
Nカロライナ:ト+1・2%⇒ト+3・3%
ペンシルベニア:ト+0・4%⇒ト+2・5%
ミシガン:💛ハ+0・4%⇒👿ト+1・9%
ウイスコンシン:💛ハ+0・4%⇒👿ト+1・0%
かなり開票が進んで支持率は、こうなっています。
アメリカの大統領選は選挙人制度ですから、事前に獲得する州は、ある程度決まっています。
激戦7州の勝敗が、大統領選の結果を決めるのは分かっています。
激戦7州のアンケート調査ですらトランプが5州でリードしています。ハリスは2州でリードしていますが、+0・4%とリードは、ごく少ないです。
読売新聞の記事タイトル
『米大統領選史上まれに見る大接戦』
そして主に民主党系のメデイアの世論調査では、「隠れトランプ支持者」は、絶対に出てきません。
どの程度「隠れトランプ支持者」がいるかと言うと、少ない州で1%前後、多い州だとネバダで3・9%もいます。
共和党支持のFOXニュースが主催する世論調査でも、「隠れトランプ支持者」は、姿を見せません。
つまり、隠れトランプ支持者を事前の世論調査で把握することは不可能です。
そうなると2016年の大統領選の時の誤差と、2024年の両候補の支持率を考えて議席数を予測しないと、正しい予測にはなりません。
私は、昨日の日記で激戦7州でハリス全敗もあり得る・と言ったのは、これが理由です。
昨日の日記を書いた時点で私は、トランプ勝利を予想していました。そしてトランプの支持率が高いと言うことは、少なくとも上院選も共和党が過半数を奪還すると予想していました。
下院は、私には予想できないのでしませんでした。
ほぼ勝敗は決まっていました。
そしてアメリカの選挙予想のプロは、私が大雑把に予想したのを精密に数字化していると思います。
その予測を、お金を出して買う人(企業)は事前にトランプ勝利を知っていたと思います。
私ですら予想できたことを選挙予測のプロが出来ないわけがありません。
知ってほしいのは、オープンソースの相当偏向した情報であろうと、ポイントを見つけてつなぎ合わせれば、大雑把に正しい予測は、素人でも出来ると言うことです。
これは、プロパガンダやフェイクニュースに騙されないコツです。
選挙に限らず全ての情報は、このように自分で判断しなければなりません。特に政治や国際情勢に関する情報は、ほとんど歪められているからです。
西側でも公平・中立なメデイアなどありません。
このようなことを、知ってほしいと思います。
今回、3か月ほど主に民主党系のメデイアの情報を見ていて、これほど情報が歪められているのか!と呆れました。
全部が、そうです。選挙だけでは、ありません。
(2)トランプ大統領に期待すること
バイデン氏は、ウクライナ紛争を引き起こしました。
ロシアが引き起こしたのではありません。
ロシアが軍事侵攻せざるを得ない状況を作り出したのはバイデンさんと手先のゼレンスキーです。
これも2000年頃からのこの地域の国際情勢とその後の流れを見て行けば、簡単に分かります。
その情報や資料は、気を付けて探せばオープンソースで見つかります。
ガザ問題は、今回取り上げません。
これは複雑すぎて相当長文でないと書ききれません。書けば、本数冊になるでしょう。私に書ける範囲を超えています。
ウクライナ紛争は、割と単純ですから書けます。
簡単に言うとかなり長い時間をかけてアメリカが計画したロシア潰しの手段がウクライナ紛争です。
現時点での途中経過を見るなら、アメリカは完全に失敗しました。
失敗した以上、ウクライナ紛争を継続する意味は、最早ありません。
しかし、この戦争を引き起こして関係国を巻き込んだのはバイデンさんであり米民主党です。今更、止めることはメンツや注ぎ込んだ莫大な資金を考えても出来ないでしょう。
トランプ氏は、それが出来ます。
ウクライナ紛争はバイデン氏(米民主党)の戦争でありアメリカの戦争ではない・と主張できるからです。
トランプ氏も共和党もこの戦争には、関与していません。
責任は、バイデン氏と民主党に押し付けるでしょう。実際、その通りですから。
トランプ氏は、アメリカ政府でありながら(矛盾しますが)紛争とは無関係な第三者として和平の仲介をすることが出来ます。
おそらくロシアの条件を受け入れることを前提に、プーチン氏もトランプ氏の仲介は、最終的に受け入れると思います。
問題になるのは、領土をどの程度ロシアに分割するかと、凍結しているロシア資産のロシアへの返還です。
なにしろNATOは、利息分の一部を盗んでいます。
この盗んだ分を、どうするかは当然問題になるでしょう。
だから凍結したロシア資産には一切、手を付けるべきではありませんでした。
またロシアの新興財閥の海外資産を没収して、これは既に換金しています。これだって、普通に考えると窃盗か強盗です。
大勢でやれば怖くない・と言うことで西側各国は平気で、この強盗行為を、既にやってしまいました。
仮にロシアと和解するなら、盗んだ分は返金するしかないでしょうね❓
ここら辺まで調停しなければなりませんから、トランプ氏も簡単に調停できるわけではありません。
幸いなことにロシアは戦争の拡大は望んでいませんから、最終的に折り合いはつくと思います。
トランプ大統領に臨むのは、とにかく戦争を終わらせてほしいと言うことです。トランプ大統領が、アメリカ大統領としてやろうと思えば出来ることです。