「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(ロシア)ワグネルの部隊は、その後どうしているのか?<2023年7月

2023-07-17 12:45:58 | ロシアと周辺国

ワールド
2023年7月10日11:50 午前Updated 18時間前
ワグネル戦闘員、ベラルーシに移動準備=指揮官
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-wagner-belarus-idJPKBN2YQ03M

これは、不思議でしたね。
行進を止めて野営地に引き返して、その後ベラルーシに移動する話でした。
ところが、その後まるで音沙汰がなくなりました。
ロシア国内の事だから、どっちでもいいや?と思っていました。

どうやら、プリゴジン氏の指示でほとんどの隊員は、夏休みを取っていたようです。

去年から1年以上、ウクライナの激戦地で戦い続けてきましたから、いくらワグネルでも疲労困憊でしょう。そんな事情もあり、休暇を取らせたのだと思います。
ボーナスもたっぷり出してね?
家族のあるものは、家族の下でのんびりして、家族のいないものは楽しい処で遊び惚けてきたのでしょう。

夏休みも終わって、ぼちぼちと集合して移動は、これからのようです。
3000人から最大8000人くらいの人数が移動するわけですから、準備は結構大変です。
ベラルーシの方には、キャンプ地は用意されていますがそこに住むための準備は、これからです。その他、ベラルーシの関係当局との打ち合わせもあるようで、まだまだ時間がかかりそうです。

しかし、ワグネルには全くお咎めがありません。
政府軍の武装ヘリなど6機か8機撃墜しています。当然、パイロットは死んでいます。それも何の問題もないようです。襲撃した武装ヘリの方が悪くてワグネルは、正当防衛しただけだと言うことなんでしょうね?

その他にも民間の小型旅客機を1機間違って撃墜しています。これも乗員は、全員死亡しています。被害補償すればこれも問題ないようです。

ロストフ州の道路は、ワグネルの無限軌道車両が走り回って、舗装道路は削れてガタガタです。その費用は、ワグネルには請求しないようです。

一体?裏取引の中で、どんな合意が成立したのか気になりますが、明かされることはないとおもいます。少なくともワグネルには、何の責任もないのは確かなようです。

それどころか、親方は?
ワールド
2023年7月10日8:26 午後14時間前更新
プーチン大統領、プリゴジン氏と面会 武装蜂起後の6月末
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-kremlin-wagner-idJPKBN2YQ0Q8

これはプーチンさんが言っているから確かなことだと思います。反逆者が大統領に面会するのは、普通無理でしょう。そうすると、プリゴジン氏は反逆者では無いことになります。

どこまで行っても意味不明な、ワグネルの武装蜂起の顛末でした。ロシアだから、こう言うのもアリなのかもしれませんが?ロシア以外の国では、理解不能です。



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