「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

羽田空港での日航機と海保機の衝突事故の大問題<2024.1.5

2024-01-07 01:11:40 | 日本の政治経済

羽田管制塔に「誤進入」監視機能、事故当日も作動…国交省「画面を常時凝視するものではなかった」
2024/01/05 20:10
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240105-OYT1T50181/
3人以上で聞いていたが、管制官の指示を取り違えか…JAL機と衝突炎上の海上保安庁機
2024/01/05 15:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240105-OYT1T50142/

大体、必要な情報が出そろいました。
始に言いますが、私は海保機の機長を批判する意図は全くありません。
むしろ無理な命令を受けた被害者だと考えています。

ごく簡単に言うと❓
交差点の事故を考えてください。
青信号で日航機は着陸態勢に入り着陸しました。
その時、海保機は❓
赤信号なのに交差点に進入してしまいました。
そのため追突事故が発生しました。
これが、ごく簡単な事故状況の説明です。

おそらくの推測ですが・・・
海保機の機長と搭乗員は、誘導路の停止位置が分からなかったのであろうと思います。そのため滑走路に入り「おかしい❓」と気が付き停止して、どうするか考えていたところに着陸した日航機が後方から追突してしまったと言うことであろうと思います。

※ちなみにこの時点での日航機のスピードは、約時速250kmです。しかも旅客機は巨大です。交差点内の車とは全然事情が違います。

事故の直接的な原因は、海保機の機長と搭乗員が羽田空港の事情と夜間飛行に不慣れであったため自分たちの現在位置が分からなくなり意図せず滑走路に進入してしまったためであろうと思います。

要は、誘導路の停止位置を見落としたのだろうと思います。それも不慣れで夜間であることを考えると無理からぬところです。要は大混雑の羽田空港の夜間に不慣れであると思われる海保機(機長)を、こんなややこしいところに行かせたこと自体が、「大問題!」です。と言うより大きな間違いです。

※事故原因は、もっぱら技術的なことや手順的なことだけに集中しています。
しかし、本当の原因はこんなことではありません。
それが、分かりますか❓

(1)海上保安庁の業務
海上での警察行為です。
輸送業務など、どこにもないです。

(2)夜間飛行の危険性
軍隊(航空自衛隊と自衛隊の輸送部隊)と旅客機と貨物輸送の専門機以外、夜間飛行はしないはずです。
理由は、夜間飛行は極めて危険だからです。

海上保安庁の輸送機は、普通は絶対にしないはずです。
だから夜間飛行の訓練など「ほとんど」か「全然」していないと思います。
理由は必要がないからです。

通常このタイプの輸送機は、海難事故か海上保安庁内部の輸送業務に従事していると思います。安全な日中に飛行していると思います。

大混雑の羽田空港の夜間に空港にいること自体が危険だと思います。言うなれば、ペーパードライバーにいきなり夜間の高速道路を走れと言うのと同じかそれ以上に無理があると思います。

(3)そもそも夜間の危険な時間帯に緊急に輸送が必要なら自衛隊の輸送部隊か民間の貨物輸送専門機に依頼するべきです。専門外の海上保安庁の輸送機を使う理由は、全くありません。

(4)「(1)海上保安庁の業務」を考えるなら、そもそもの問題として専門外の海上保安庁の輸送機に輸送業務を命令したこと自体が、大間違いです。命令してはならないことを、無理やり命令しています。

(5)この輸送を考えて命令した者に、全責任があると思います。不必要で無理な命令を出さなければ、事故は起きるはずもありません。

(6)誰がこんなバカげたこと(海上保安庁の輸送機に夜間に被災地への物資輸送をする)を命令したのか❓

(7)これが、糾明するべき大問題です。
今騒いでいるのは、枝葉の些細なことです。
事故を引き起こす原因(命令)を作り出した人間の責任を追及するべきだと思います。

(8)だから、海保機の機長に責任はありません。
ごくわずかの過失があるだけです。



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