「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>地区シリーズには魔物が住む❓(上位シード組が負ける)&第2戦展望

2024-10-06 19:39:00 | MBL & プロ野球

2023年ポストシーズン成績
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/playoff/2023/index.html
ドジャースはポストシーズン6連敗中 パドレスには22年地区Sで1勝3敗 突破の鍵は…
[ 2024年10月5日 15:00 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/10/05/kiji/20241003s00001007233000c.html
ドジャースの去年の先発メンバー
https://baseball.sports.smt.docomo.ne.jp/mlb/result/games/2023/2320893/record.html
(二)ベッツ:(一) フリーマン:(捕) スミス:(三) マンシー:(指) マルティネス:(右)ヘイワード:(左) ペラルタ:(中) アウトマン:(遊)ロハス

去年の地区シリーズは波乱の連続でナ・リーグでは東西の横綱の第1シード・ブレーブスと第2シードのドジャースが地区シリーズで消えました。
ア・リーグでも第1シードのオリオールズが消えました。
結局両リーグで第1~第3シードでリーグ優勝決定戦まで勝ち上がったのは、ア・リーグ第2シードのアストロズだけでした。アストロズもリーグ優勝決定戦で敗退してWシリーズに出場したのは、両リーグともワイルドカードで出場したレンジャーズとダイヤモンドバックスでした。

色々理由は言われますが、短期決戦の怖さです。
何かが少しでも狂っていると、強いチームでも一気に負けます。

今年もその傾向が見られるのは、フィリーズVSメッツ戦です。フィリーズが番狂わせを起こす方なのですが、今年は食われる側になるかもしれません。

今年は、第1戦を見た限りでは去年ほど酷いことにならないようです。
去年はブレーブスとドジャースが、Wシリーズ優勝の候補1・2番手だったと思います。それが両方消えてしまって❓
「驚き、桃の木、山椒の木」

その例があるのでドジャースは、やや心配していました。
山本由伸が1回裏いきなり3失点で、いや~な記憶が蘇ったファンは多かったと思います。
去年は、大エースのカーショウがまさかの1回裏6失点KO!
しかし、これはカーショウの責任ではありません。
カーショウを診察した医師の責任です。
このシーズンの中ごろからカーショウは左肩を故障しているのを診察した医師が見落としていたのです。
故障を知らずに無理して投げ続けたカーショウはDバックス戦の時は、ストレートは140kmも出ないほど症状が悪化していました。
これが、「1回裏6失点KO!」の原因です。

しかし、これで勢い付いたDバックスは第1戦11-2で大勝しました。ドジャースは初戦の大敗のショックから立ち直れず3連敗で撃破されました。
Dバックスは、その余勢を駆ってWシリーズまで勝ち上がりました。

その原因は打撃陣の絶不調です。
特に1番ベッツ2番フリーマンが3連戦で1安打位しか打てなかったような記憶があります。
そして去年の先発メンバーを見るとレギュラーシーズンで大勝ちした割には、弱体です。
3番のスミス⇒6番
4番のマンシー⇒5番

今年の先発☆⇒去年の先発にいない選手
☆1番翔平君:2番ベッツ:3番フリーマン:☆4番Tヘルナンデス:5番マンシー:6番スミス:☆7番ラックス:☆8番エドマン:9番ロハス
何と、移籍組と若手の昇格組で4人入れ替わっています。

その効果があって今年は、山本が3回5失点KOされましたが打線が奮起して7点取って逆転勝ちしました。
特に翔平君の2回裏の一時同点3ランHRは値千金でしたね。
5回裏の3得点にも翔平君が絡んでいます。
去年のドジャース打線なら無理だと思います。
その意味で翔平君とTヘルナンデスの加入は大きな効果がありました。(2人で5打点)
上位打線が強力になった効果は、もう一つあります。
上位打線を信頼して下位打線が、奮起してチャンスを作って上位に回すようになりました。

これが今年の9月後半に完成したドジャース打線の「決め手」です。これでドジャース打線は、シームレス打線に変貌しました。特に下位打線が強力になりました。
今日も7・8・9番が12打数5安打です。
上位打線も満遍なくヒットが出ています。
ムーキーはヒットはないですが3四球で繋役を果たしています。実質3安打と同じです。

「今年のドジャースは強い」と私が、考えたのは以上の理由によります。しかし、これは9月後半になってからこうなりました。
8月までは、今年のドジャースは無理だろう・と思っていました。翔平君も不調でしたしね。

9月19日に翔平君の「ウルトラマン・スイッチ」が入って全てが変わったと思います。
これがドジャースが強くなった最大の理由だと思います。
それ以降の翔平君の得点圏打率は5割を超えていると思います。
下位打線が奮起してチャンスを作って翔平君に回そうとするのは、これが理由です。
こうしてドジャースナインは、全員が同じ方向を向いて同じ目標に向かって努力するようになりました。

これが私がWシリーズ優勝1番手にドジャースを推す根拠です。
しかし、今日はやや「冷っと」しました❓
翔平君が3ラン一発でそれを吹き飛ばしてくれました。
今日の勝利で流れはドジャースに来たと思います。
パドレスが勝ち上がるとすれば、3回山本由伸を5失点KOした後、畳みかけるべきでした。
出来なかったのでパドレスの流れは、逃げて行ったと思います。

※他では、ヤンキースとガーデイアンズも魔物を追い払いそうです。今年はシード上位組が活躍しそうです。
去年は両リーグとも第1シード~第3シードが6チームとも消えてしまいましたから、「地区シリーズには魔物が住む❓」と、つい思ってしまいました。
意外にレギュラーシーズンで大勝ちするとダメなのかもしれませんね❓
今年は、大勝のチームはありませんでした。
ドジャースなんか8月は「地区優勝も無理なんじゃ❓」と思えましたからね。ヤンキースも、しばらく地区2位に沈んでいる時期がありました。
地区優勝で楽をしたフィリーズがミラクル・メッツに苦戦しています。

(2)ドジャースVSパドレス第2戦
ドジャースは明日はエースのフラーティです。
『山本由伸が地区シリーズ開幕投手に 当初2戦目予定も13勝のフラーティとローテ順入れ替え』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410040000074.html
当初は、フラーティが第1戦先発予定でしたが、第5戦の投手起用に幅を持たせるために変更したとのことです。
パドレスは、ダルビッシュです。
パドレスの命運は、ダルビッシュにかかりました。
ダルビッシュで負けると2敗でホームに帰ります。
3勝勝ち上がりですから、後がなくなります。
1勝1敗なら五分に戻して、これからの勝負です。
第1戦を落としたのは、パドレスにとっては大きな黒星です。
ドジャースは明日勝てば圧倒的に有利になります。
ダルビッシュはドジャース打線を抑えられるかどうか❓

パドレスの先発を見ると、残っている投手で防御率がいいのは「マイケル・キング 防御率2.95 13勝9敗」です。
今日投げたシースが2番手、ダルビッシュが3番手です。
パドレスの先発順
ペレス:バスケス:ダルビッシュ:マスグローブ:シース:キング:ダルビッシュ:ペレス:マスグローブ
と、こんな感じです。
パドレスは本来のエース:マイケル・キングを3番手に回しました。
5戦目を考えるならマイケル・キングを第1戦に先発させると思います。敢えて第3戦に持って行ったパドレスの監督の意図は、何か❓
これは、ちょっと謎ですね❓
ドジャースにとっては、ほんの少しラッキーだと言えるでしょう。本来のローテと思われる「キング~シーズ~ダルビッシュ」の方が、ドジャースにとっては嫌だと思います。キングが第3戦先発なら、第5戦に先発するとすると中3日になります。

個人的には故障や疲労の理由がなければ第1戦は、キングを先発させるべきだったと思います。
キングは去年まではヤンキースで中継ぎですから経験のなさを考慮したのかもしれません。これほど先発で好投する投手を中継ぎにして、しかもトレードで出したヤンキースも不思議です。先発に転向して今年で1年目です。

意外に表面の数字だけでなく中身も見てみると、世間の評判とは違う一面も見えてきます。実績を考慮するならダルビッシュがパドレス投手陣の中では、一番です。
ダルビッシュを第1戦に先発させるのが、ベターだったように思います。それなら中5日で第5戦に先発させられます。最悪中4日で第4戦にも先発できます。

ちょっとパドレスの監督の先発起用には疑問が残ります。
その分、ドジャースには微妙なアドバンテージが生まれたのかもしれません。


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項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


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