トランプ氏が進めた「メキシコ国境の壁」、移民殺到でバイデン大統領も建設再開へ転換
2023/10/06 10:56
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231006-OYT1T50135/
最初にトランプ氏が、「メキシコ国境の壁」建設を主張した時、誰もがあり得ない!と感じたと思います。トランプ氏が大統領就任後、建設が始まりバイデン大統領が建設をストップしていました。
しかし、ここに来て壁を建設する以外、不法移民流入を防ぐ手段がなくなったようです。
現在は、テキサス州などは不法移民を見つけ次第バスを仕立ててNY市に送り付けて放置するようになっています。NY市の方も受け入れに限界が来て、何とかNYに不法移民が来ないように涙ぐましい努力をしています。
例
国境のメキシコ側で「NYでは暮らせないから、止めた方がいい」などとスペイン語で書いたチラシを配るなどです。
人権に配慮していたら、来るは来るは?
『バイデン氏は、大統領に就任した2021年1月20日に「巨大な壁の建設は解決策にならない」と宣言。翌月にトランプ前大統領が発令した国家非常事態宣言を解除し、壁の建設を中止していた。
ただ、こうした政策は「移民に寛容」と受け止められ、国境には移民希望者が殺到。過去1年間の米南西部国境での拘束者数は過去最多の240万人超に上る見通しとなっている。』
さすがに、もうお手上げとなり・・
「巨大な壁の建設は解決策にならない」
と言う宣言は、反故にしたようです。
今、こういう時代なんですね?
ちょっと、うわさが回ると100万人単位の不法移民が押し寄せます。
ヨーロッパでもドイツのメルケル前首相の「無制限難民受け入れ」の「きれいごと」のおかげで、難民をヨーロッパに送り込む闇ルートが、あちこちに出来て・・・
「陸路からベラルーシがポーランドに送り込もうとしてポーランドが強引に押し返したり・」
「地中海では無数と言っていい難民船が押し寄せて」、どうにもならなくなっています。
聞こえの良い「きれいごと」の「無制限難民受け入れ」宣言が、アフリカからヨーロッパへの難民大移動を引き起こして、その後継続中です。
「無制限難民受け入れ」ではなく、現地での生活支援にしておけば、こうはならなかったと思います。
無責任な「キレイごと」は、後にとんでもない混乱と負担を引き起こします。難民を受け入れた国々では、治安が悪化して犯罪が増え人種差別が過激になり、テロさえ起きます。それに反対して民族主義的な勢力が台頭して、どの国でも過激右翼が政治の世界でさえ議席を伸ばしています。
ドイツのメルケル前首相は、「ヨーロッパのパンドラの箱」を実に気楽に開いたと言えます。その責任を取る人はいません。ヨーロッパの住民全員が負担するしかありません。
あるいは、難民の流入を強制的に止めるか?
止めたら送り返さないとなりません。
どうやって、現実問題それを実行するのか?
ほぼ解決不能の問題が延々と続きます。
やっぱりトランプ式で海に壁を作るのが、一番現実的な解決策だと言うことになります。トランプ氏は、気楽にスペインの誰かに言ったのだそうです・・・
「簡単だよ!壁を作ればいいじゃないか!」
本当にそうなりつつあります。