「北の山・じろう」日記

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欧州サッカー>鎌田大地選手について(日本人歴代最高のアタッカー)<2023年8月

2023-08-06 21:08:37 | スポーツ

ラツィオ入りへ、鎌田大地が首都ローマ上陸 フィウミチーノ空港に到着した様子がキャッチされる
[2023年8月4日5時19分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308040000008.html

やっとイタリア1部セリエAのラツィオへの入団が内定したようです。5日に契約に必要なメディカルチェックを受ける予定のようで問題がなければ正式契約になると思います。

ACミランの話が流れてどうなるのかと思っていましたが、ラツィオに決めたようです。複数のクラブからオファーはあったと思います。その中からラツィオを選んだのであろうと思います。

鎌田大地選手は次にプレーするリーグをイタリアに決めていたのでしょうね。向き不向きを言えば、プレミアかスペインの方が、向いているような気は個人的にはします。

しかし、ラツィオは昨シーズン・リーグ2位の強豪でチャンピオンズリーグの出場も決まっています。これが鎌田大地選手の目標でしょうね。

フランクフルトでの起用方法には、納得できない部分はあったと思います。
鎌田大地選手は移籍2年目にベルギーのシント・トロイデンにレンタルで出されます。やはりドイツでは、当時実力が足りなかったのでしょうね。
2018~2019シーズンに34試合に出場して15得点しました。アタッカーとして開花しました。

ところが?
フランクフルトは鎌田大地選手をアタッカーとして起用しません。その後4シーズンの得点は少ないです。やっと昨シーズン自己主張するようになって、9得点しました。ポジションは、守備的な位置のボランチであることが多かったことを考えると、かなり多い得点と言えます。

フランクフルトは、宝を持ち腐れしていた事になります。普通なら鎌田大地選手を攻撃の中心として戦術を考えると思います。実際にそうしていたらフランクフルトは、もっと強いチームになっていたと思います。

しかし、鎌田大地選手にもメリットはありました。ミッドフィルダーからフォワードまで幅広いポジションを経験して守備の強いオールラウンドのプレーヤーになりました。

鎌田大地選手は日本人では、もっとも高い攻撃能力を示した選手です。レギュラーシーズンの得点からするとそう思わないかもしれません。

日本のアタッカー歴代最高は?
ヨーロッパリーグとチャンピオンリーグの合計1位鎌田大地

ヨーロッパリーグ
2019~2020 10試合6得点
(この間は、フランクフルトが出場せず)
2021~2022 13試合5得点・優勝
チャンピオンリーグ
2022~2023 8試合3得点

たった3年で両方合わせて31試合14得点です。

つまり、レギュラーシーズンは起用方法の関係からあまり得点できませんが、1発勝負のヨーロッパリーグとチャンピオンリーグでは攻撃的ポジションに起用されて、大きな結果を残しています。
2021~2022にフランクフルトがヨーロッパリーグ優勝した時の立役者は、鎌田大地選手です。

その選手にレギュラーシーズンは、ボランチをやらせるフランクフルトの監督の不思議さ?
勝ちたくないんじゃないか?と思えます。

これだけの結果をたった3年で出した、日本人選手は過去にいません。つまり、鎌田大地選手は過去最高の日本人アタッカーです。年数自体は、香川真司の方が長いです。しかし総得点は、及びません。

そもそもヨーロッパリーグかチャンピオンリーグに出られる日本人選手が、ほとんどいません。その意味でも、凄いことです。

三苫選手は、今シーズン初めてEリーグに出場します。
堂安選手も、今シーズンが初めてです。
久保選手は、自分が大活躍してチャンピオンリーグ出場を勝ち取りました。やはり今シーズンが初めてです。

ヨーロッパリーグかチャンピオンリーグに先発出場するのが、日本人選手にとって如何に難しいか分かると思います。このリーグに出られるのは、一流の選手だけです。チャンピオンリーグに出られるのは、一流の上半分です。

そのハイレベルの舞台で、3シーズンで31試合14得点した鎌田大地選手の能力は、非常に高く評価できます。しかもチームは、ブンデスの中堅クラブのフランクフルトです。決して、強いチームではありません。フランクフルトのEリーグ優勝も鎌田大地選手がいなければ不可能だったと思います。翌シーズン、フランクフルトはチャンピオンリーグ予選リーグを勝ち上がり決勝トーナメントまで行きました。残念ながら1回戦敗退でしたけれど、鎌田大地選手がいなければ決勝トーナメントまで勝ち上がるのは、無理だったと思います。

だから、フランクフルトがもし強いチームを作ろうと思うなら鎌田大地選手を中心にチームを編成しなければなりません。そうしないから鎌田大地選手は、フランクフルトとの契約を更新しませんでした。金銭的には、フランクフルトの提示した金額の方が多いと思います。

しかし上記の状況があり、鎌田大地選手はフランクフルトを去る決断をしました。鎌田大地選手が移籍先の条件として考えたのは、常時チャンピオンリーグに出られるクラブだと思います。そして自分もレギュラーで出られることも考えたと思います。その結論が、イタリアだったのでしょうね?

鎌田大地選手は地味だから随分、損をしていると思います。本田圭佑くらいに自己主張が強くアピール上手なら本田圭佑より遥かに実力もあり知名度の高い選手になっていると思います。

つまり、鎌田大地選手は現時点では歴代最高の日本人アタッカーです。ラツィオでそれを存分に発揮してほしいと思います。

チャンピオンリーグでは、思いっきり!大活躍を期待しています。どう考えてもフランクフルトよりラツィオの方が強いですから、チャンピオンリーグの決勝トーナメントで!あっと驚く場面を期待しています!

※だってね?
格安のお値段で鎌田大地選手ほどに・・・
ヨーロッパリーグかチャンピオンリーグで・・
これほど点を取ってくれるくれる選手は?
ヨーロッパ中探しても?
絶対!いないと思います!!!
(コスパなら世界最高!)



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