今日で息子の高校は、3年生の授業が終了。
お昼には学校が終わるので、迎えに行き、そのまま銀行と郵便局へ。
これで私立大への一次申し込みは完了。
二十万円は痛かったけど、国立大受験のための安心料だからしょうがない。
もし国立大だめならこの東京の私立大に進学することになる。
無理よ、お母さんは困るわよ息子。
そんなお金ないない。
入学金は払えたが、いざホントに東京に行くとなると、しかも私立に行くとなると、お母さんは毎日ほそぼそと海苔と安い缶詰でも食べて、灯油もあまり買えず、毛布にくるまってじっとして暮らさなきゃならないのよ。
可哀想でしょうよ。
第一歳とってきたこの母をひとりぼっちにして東京に行くなんて心配でしょう。
いくら昭和の金の卵みたいな顔してるとはいえ、東京に行っちゃうなんてダメダメ。
さあさあ、何がなんでも地元国立に受かりなさい。
それでもまあ東京のコマルザワだいが…あ、東京の私立大学に申し込みを
済ませ、息子とお昼を食べにパスタ屋さんに寄った。
息子と向き合いメニューを見ていたらお店の人が水を持って来た。
「え!?たかぽんさん!」
え?
ちょ、ええええ!?
水を運んできたそのお店の人は、昔のママ友だった。
息子と同じ歳で同じ月生まれの女の子のお母さん。
お母さんは私より一回り年下だが、一緒に子連れで遊んだものだ。
でも幼稚園に入る前に引っ越して行ってから疎遠になっていた。
「やだ、変わってない!たかぽんさんも○○ちゃん(息子の名前)も!」
そうね、私は変わってないかも(え?)
でもこのおっさんもかい。
仕事中だったので長い会話はできなかったが、お互い子供達が小さい頃を思い出して懐かしんだ。
そしてパスタを食べていたら、そのママ友が、注文していないコーヒーを二つ持ってきてくれた。
「よかったら」
「えー!すみません、ありがとぉー」
そして会計を済ませ、また別れ際に話をした。
娘さんは高校を卒業したら来月、東京の専門学校に進むという。
「わあ、あの○○ちゃんがねぇ、東京に行っちゃうんだー。寂しくなるね」
「うん…寂しくなる」
一瞬本当に寂しそうに涙ぐんでいた。
「○○ちゃんは受験頑張ってね!」
「はい」
爽やかに激励され、頭を下げる息子。
今日再会したママ友の娘さんのことだけじゃなく、息子の友達や昔の同級生達が卒業後地元を離れる話がポツポツと聞こえてきている。
人んちの子供達とはいえ、なんだか寂しい気持ち。そして、大人になったんだなあとしみじみ感動も。
ま、うちの子どもは東京には行かせませんが。
合格頼んだよ!
地元!地元!地元!オーッ!
お昼には学校が終わるので、迎えに行き、そのまま銀行と郵便局へ。
これで私立大への一次申し込みは完了。
二十万円は痛かったけど、国立大受験のための安心料だからしょうがない。
もし国立大だめならこの東京の私立大に進学することになる。
無理よ、お母さんは困るわよ息子。
そんなお金ないない。
入学金は払えたが、いざホントに東京に行くとなると、しかも私立に行くとなると、お母さんは毎日ほそぼそと海苔と安い缶詰でも食べて、灯油もあまり買えず、毛布にくるまってじっとして暮らさなきゃならないのよ。
可哀想でしょうよ。
第一歳とってきたこの母をひとりぼっちにして東京に行くなんて心配でしょう。
いくら昭和の金の卵みたいな顔してるとはいえ、東京に行っちゃうなんてダメダメ。
さあさあ、何がなんでも地元国立に受かりなさい。
それでもまあ東京のコマルザワだいが…あ、東京の私立大学に申し込みを
済ませ、息子とお昼を食べにパスタ屋さんに寄った。
息子と向き合いメニューを見ていたらお店の人が水を持って来た。
「え!?たかぽんさん!」
え?
ちょ、ええええ!?
水を運んできたそのお店の人は、昔のママ友だった。
息子と同じ歳で同じ月生まれの女の子のお母さん。
お母さんは私より一回り年下だが、一緒に子連れで遊んだものだ。
でも幼稚園に入る前に引っ越して行ってから疎遠になっていた。
「やだ、変わってない!たかぽんさんも○○ちゃん(息子の名前)も!」
そうね、私は変わってないかも(え?)
でもこのおっさんもかい。
仕事中だったので長い会話はできなかったが、お互い子供達が小さい頃を思い出して懐かしんだ。
そしてパスタを食べていたら、そのママ友が、注文していないコーヒーを二つ持ってきてくれた。
「よかったら」
「えー!すみません、ありがとぉー」
そして会計を済ませ、また別れ際に話をした。
娘さんは高校を卒業したら来月、東京の専門学校に進むという。
「わあ、あの○○ちゃんがねぇ、東京に行っちゃうんだー。寂しくなるね」
「うん…寂しくなる」
一瞬本当に寂しそうに涙ぐんでいた。
「○○ちゃんは受験頑張ってね!」
「はい」
爽やかに激励され、頭を下げる息子。
今日再会したママ友の娘さんのことだけじゃなく、息子の友達や昔の同級生達が卒業後地元を離れる話がポツポツと聞こえてきている。
人んちの子供達とはいえ、なんだか寂しい気持ち。そして、大人になったんだなあとしみじみ感動も。
ま、うちの子どもは東京には行かせませんが。
合格頼んだよ!
地元!地元!地元!オーッ!