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終の棲家

2019年07月26日 | 日記
姑カヅさんの特養入居は、来週の火曜日に決まった。

今日そこの施設に説明を受けに行っで来た。

特養(特別養護老人ホーム)は、今まで居たショートステイとは違い、此処が終の棲家になる。

そして、住所そのものも自宅の住所から特養の住所に変えなければならないそうだ。

そして準備する物や事が多い。

短い期間でいろいろ私がやらなければ。

でもカヅさんが特養に入れば、やっと私もしばらくは安心できる。

本当はショートステイを出たら特養から声がかかるまでの間、一緒に住もうと思っていた。

でも二ヶ月間の入院ですっかり筋力が落ち、ほぼ寝たきりに近い状態になってしまったので、

付きっ切りで介護をしなければならなくなった。

24時間、私がやるのは厳しい。

そこはもうスッパリあきらめた。

今の時代、介護で本人も家族も苦しい思いをしてはいけない。

施設に入れるのは可哀相なんていう古い考えの時代は、とうに終わった。

今まで居たショートステイでもカヅさんを大事にしてもらっていたし、

今度入る特養の雰囲気も良かった。

これでいいんだ、

って思っている。


そしてこんな説明もされた。

「この施設は、今までたくさんの利用者さんの看取りもしています。この先食べれなくなったら、そのままここで老衰となる覚悟を家族さんにはしていただくと思います。私達は、そういった利用者さんに、いかに苦痛無く最期を迎えるかということを考えて最後までお世話させていただきます」


重い内容だけど、ありがたい言葉。

それと、いよいよ最期が近くなると、家族も施設に泊まれるそうだ。

まあ、そんな説明をされたけど、カヅさんは認知症になる前、

「90歳までは生きたいなあ」

と言っていた。

カヅさんは9月に88歳になる。

90は目の前まで来てるし、もっともっと長生きして欲しい。