初めてのパーマ

2021年06月13日 | 日記
今日、息子が初めてパーマをかけて来た。

このところ髪を染めたりパーマをかけたりと、以前はそういったことにいっさい興味が無く、髪は寝起きに近いボサボサのまま学校に行っていた息子。

まあちょっとは若者らしくなって良かった。

パーマ代なども自分のお金で払っているから、好きなようにすればいい。


私が初めてパーマをかけたのは、19歳になってすぐのことだった。

どんな髪型にしようかと参考にするため、アイドル達のヘアーブックを買ったような気がする。

当時の流行りは、誰もかれもが聖子ちゃんカットだった。

頭のてっぺんからサイドにフワッと全部流し、なんていうか、ピラミッドみたいな形の髪型だった。

私は松田聖子より、もうちょっと違うのにしたいなと思って、最終的に、石川秀美か松本伊代の髪型で迷った。

今思うと、この二人の髪型のどこが違うんだいって感じだが、きっと微妙に違ったのだろう。

そうして石川秀美の髪形に決め、その写真のページを切り取って美容院に行った。

それまでずっと直毛の、おかっぱヘアだった私は、初めてのパーマにドキドキ。

美容師さんに、

「どんな感じにしますか?」

と聞かれ、緊張して、石川秀美じゃなく、

「石川ひでこのような髪形に」

と答えてしまった。石川ひでこってダレやねん。

美容師さんに「え?」と言われ、恥をかいてしまった。

「あ、こんな感じでお願いします」と持って来た石川秀美の切り抜きを渡した。

「わかりました」と言われ、出来上がった髪型は、確かに石川秀美だった。顔は私だったが。(あたりまえ)

その後は松本伊代の髪型になり(石川秀美の髪形と大して変わらない)、社会人になってからは、結婚するあたりまで中森明菜の髪型のつもりでいた。笑


さて、パーマといえば、次の仕事が休みの水曜日に、美容院を予約した。

いつものように、カット、カラー(白髪染め)、パーマ。

今は髪型はたいしてどうでもよく、髪の量が気になっている。

担当の美容師さんは、私が薄毛になってきたことを気にしていると、

「大丈夫ですよぉ~」

なんて言うが、うそだな。

ただ私をはげましてくれてるだけだな。

はげ…