負の遺産と喪中葉書

2021年11月07日 | 日記
ここ数日、れいの負の遺産を思い出してはため息が出る。

寝ても覚めても嫌でも何でも、あの負の遺産が浮かび気が重くなる。

そもそも昔は土地の売買だか区分けだか、テキトーだったようだ。

生前、姑とダンナから聞いたことがある。

ダンナの父親がその土地を購入した時は、隣に家が建っておらず、

地主が、

「売るつもりもないから、道路から充分の広さだから車が入る」

と言うので買ったらしい。

本当に隣を売りに出さないかどうか怪しまなかったのだろうか。

何か契約書があるわけでもなく、口約束だったようだ。

ほんとテキトー。

そんな昔の人達のせいで、残された子孫達は、こうして迷惑を被る。

絶対売れることがない、袋小路の迷惑な土地を相続しなければならないなんて。

しかも更地にしておくために185万円もかかり、そして固定資産税を死ぬまで払っていかなければならず、私が死んでも息子や孫やその子やそのまたその子が永遠に払っていかなければならないなんて…

昔のバカヤロウーーー!!


そんなこんなで気がつけば11月。

世の中、年賀はがきも販売されているようだがウチには関係ない。

私はそもそも普段から年賀状は書かない。

書かないとはいえ、いただいた年賀状には後出しで書いている。

だから年々いただく数はかなり減ってきているのだが、それでもきっと来年も送ってくださる人は見当がつく。

ということで、喪中ハガキを郵便局で作った。

まあ20枚もあれば充分だろうと思って20枚。

ダンナが亡くなった今年の夏、コロナの世の中でもあったし、あまりいろんな人達に知らせる気分ではなかったので、未だにダンナの死を知らない人達もいる。

その中でもいつも年賀状をくださる人には喪中ハガキでさすがにもう伝えなくてはと書いた。

あら。

20枚準備したけど、書いたら5~6枚で済んだ。笑

どんだけ付き合いが減ったんだかね。

もったいないから、亡くなったことを知っている人達にも書いて出した。




はー…

それにつけても負の遺産よな。

何をやっても頭に浮かんでくる。