ぶどう狩り

2017年09月17日 | 日記
先日、施設でぶどう狩りに行ってきた。

取り放題食べ放題といっても、そんなにぶどうを何房も食べれるわけはなく、

ひと房だけ採って車イスのMちゃんと食べた。

ひと粒食べるごとに私の洋服やカバンに自分の手を拭いてくるMちゃん。

「ちょっとMちゃんやめてよ」

と言ってウェットティッシュやティッシュペーパーを渡したり拭いてあげたりしたのだが、

変わらずぶどうでベタベタの手を私にこすりつけてきた。

ちっ、

怒らない怒らない…


それにしてもこのところイベントが多すぎやしないかい。

遠出をしたり、お好み焼き作りしたり、手巻き寿司作ったり…


「ぶどう狩りの他に、この秋はまた何かイベントありますか?」

正職員のリーダー格Cさんに聞いた。

「りんご狩り…」

ゲッ…

「の予定だったんですけど、ちょっとこのところ出費が多くなっちゃったからやめます」


ホッ…





ババア伝

2017年09月16日 | 日記
ここに住んで22年半になる。

住み始めた頃から嫌なババアが多いなあと思っていた。

他人ちに干渉し過ぎ、噂話大好きババアばかり。

よほど暇なんだろう。

昔ダンナが仕事に行かなくなってしまった頃、その様子に気づいた近所のスーパークソババアが、

私ではなくまだ小さかった息子に聞いてきたようだ。

外で遊んでいた息子に声をかけて、

「ねえねえ、お父さんどうしたのぉ?」

と、聞かれたらしい。

ああやだやだ、あんなババアにはなりたくないもんだ。

そのスーパークソババアは昔、ゴミ集積所で燃えないゴミの日に燃えるゴミを見つけて、

このゴミはどこの家のゴミかつきとめて、わざわざその家に持って行ったことがあるらしい。

なんとまあゴミ袋を開けて、手紙か何かの宛名を見たらしい。

聞くところによると、下着類もたくさん入っていたとか。

マンガかドラマに出てくるようなとんでもないババアだ。

あのババア、年に一度の公園の草取りには参加もせず、自分ちが公園の前にあるもんだから、二階から見下ろして誰と誰が一緒に来たとかどうでもいいことをチェックしてるらしいし、

夕方の犬の散歩には、何か噂のネタは無いものかとばかりに、いろいろな家をキョロキョロしながらゆっくり歩いているようだ。

ああ、いやだいやだ。

スーパークソババアにはホント嫌だし、

そしてそれらのスーパークソババアのエピソードを私にヒソヒソ教えてきた斜め向かいのババアも嫌だ。










ヘババアデン

2017年09月15日 | 日記
それにしても私の手のへバーデン結節には困った。

このところ指がますます痛いし腫れてるため上手く握れず、物を落としてしまうことがある。


指の第一間接の違和感に気づいたのは昨年の秋だった。

なんとなく全体的に手が握りにくく、特に右手薬指に痛みがあった。

よく見たら第一間接が赤みを帯びていた。

まあそのうち治るだろうと放っておいたけど全く良くならず、3月だったかな?、整形外科を受診した。

そこで診断されたのが、「へバーデン結節」。

中年女性にたまにみられる症状だそうだ。

手の指の第一間接が腫れて痛み、上手く握ることができない。

残念ながら治る方法が無いらしい。

テーピングしてあまり使わないようにするのが良いらしいが、手を使わないなんてそりゃ無理な話。

一生ガマンするしか無いのか…トホホ



昨日は姑のところに行ってきた。

一緒にスーパーに行って、車イスに姑を乗せて買い物もした。

店内に入り、私が買い物カゴを取った時、急いで取ったのもあるが上手く握れず落としてしまった。

姑に、

「おかあさん、これ見て。指がこんなになっちゃって痛いの」

と言うと、

「あああ、私も前にそうだった。でも歳を取ったらいつの間にか治りましたよ、ほら」

と言って自分の手を見せた。


ほんとだ。私の手よりずっときれい。


そういえば確かにへバーデン結節て、歳を取ったら痛みが軽減されるって誰かに聞いたことがある。

「えー、お義母さん、歳取ったらって、何歳ぐらいに治ったの?」

「何歳ぐらいだったかなあ…歳取ってからだなあ」


えー、何歳なんだよ。わたしゃいったい何歳までへバーデンの症状に悩まされなきゃならないんだい。


70歳とかかい?それとも…え、80歳なのかい?


はぁー…

とにかく相当な婆さんになるまでへバーデンの痛みと付き合っていかなきゃならないんだなあー




(これ私の薬指。右手の指も腫れてるが、左手の指は更にこんなに腫れてる)



髪を切ったし買い物にも行った

2017年09月13日 | 日記
今日はケアマネさんから電話が無かったということは、姑は何事もなく過ごしたのだろう。よかったよかった。

お陰で私も久しぶりに美容院に行ってきた。

ついでにこれまた久しぶりにショッピングモールにも行った。

ちょっとリフレッシュできた。


これでいいんだ。



以前は、いつか姑を呼び寄せて、一緒に暮らそうと思っていた。


でも、そうなると毎日が姑の介護になる。

いつも24時間、責任を持って姑に寄り添って生活していく。


姑が入院している間、これからのことを真剣に考えた。


義理の妹からは、「これ以上たかぽんさんに迷惑はかけれないです。私としては施設に入れるのが一番良いと思います」とメールが来ていた。


そう言われても、きっと姑は施設を望んでないだろう。


どうしたらいいんだろう…

と悩んでいた。


するとある時、病院の退院支援の担当の方が私に言った。


「ちゃんと栄養を考えた食事もとれるし、体操やレクリエーションをやって毎日を過ごし、健康や安全に気をつけてくれる。施設に入ってもらうのは悪いことではないんですよ。私も自分の親を老人ホームに入れてます。本人けっこう楽しそうですよ」


そんな話をしてくれて、そして、


「何よりもまず自分の生活が第一ですよ」


と言われた時、一瞬涙が出そうになった。


背中を押してもらった気がした。


そういう気持ちを堂々と持っていいんだ。



それに、今こうして離れて暮らしていれば、普通に優しい気持ちで姑に接することができるが、

同居してずっと一緒だと、しかも介護をしながらの同居って、

ストレスでイライラして、姑に優しくし続ける自信がない。



ごめんね、お義母さん。


冬が来る前に、

雪が降る前に、

施設に入ることになりますよ。


でもねお義母さん、

しょっちゅう私は会いに行きますから。

そして、たまには泊まりに連れてきますから。

寂しい思いはさせません。










遠距離介護

2017年09月12日 | 日記
朝目覚めたら、外は大雨だった。


布団の中で雨の音を聞きながら、『あ、今日は行くのやめてもいいや』と思った。

いちいち何かちょっとしたことで姑のところに行ってたらキリがない。

私の家から姑の家まで、車で往復約3時間半。

何度この道を通ったことか。

8月に入院していた病院までは、往復4時間近くかかった。

8月私はこの距離を、連日通い続けた。

姑の状態も回復し、無事退院することもできた。

これを機に、ヘルパーさんの利用を増やし、デイサービスの回数も増やした。


もうあとは、プロのヘルパーさん達にお任せしよう。

ヘルパーさん達は、これが仕事なのだ。

ちゃんと支払うべきお金は払っているのだし、遠慮なくやってもらっていいんだ。


私も週に2日は姑のお世話に行くのだから、

他の日は自分の時間を作ろう。


仕事もしたいし、家の片付けもしたい。

それに息子は受験生。私のできるサポートも何かとある。


姑よ、私はもう週に2日しか行かないよ。