ベルサイユのばば

2018年05月03日 | 日記
今日たまたま職場で宝塚の話題になった。

私はあまり宝塚に興味はないのだが、話題を口にしたのはヒロキだった。

やたら語るので、まさかと思いながらも、

「え、ヒロキさん、宝塚のファンなの?」

と聞くと、

「ああもう、そうなんですよー」

と答えた。

ちょ、一瞬噴きそうになった。

ひげ面で、ダサいチンピラファッションのヒロキが宝塚が好きだとは、なんというギャップ。

「でも、あんまりハマらないように気を付けてるんですよー。だっていろいろ買ってお金使いそうだから」

そうなんだ、プッ、いいんじゃないかヒロキ、プッ…


私も小、中学生の頃、少しだけファンだった頃があった。

当時はベルばらブーム。

鳳蘭などがトップスターだった時代。

鳳蘭も好きだったが、私は安奈淳のファンだった。

小学生ながら、写真集やレコードを買ったものだ。

安奈淳が退団してから宝塚には興味がなくなってしまったのだが、宝塚ファンの友人に誘われて、一度だけ舞台を観に行ったことがある。

子供の頃はテレビでしか見たことがなかったが、大人になって初めて見た生の舞台。

それはもうこの世のものとは思えないきらびやかな世界だった。


しかし面白い。ヒロキが宝塚が好きだとは。

いや、いいんだ。むしろ嬉しく感じたよおばちゃんは。


ただね、ヒロキよ、おばちゃんは言わせてもらおう。


清く正しく美しくお仕事をした方がよくてよ。


ではごきげんよう。









GG

2018年05月02日 | 日記
去年の夏は、買おうと思っていた新しいサンダルを買いそびれた。

急に暑くなった昨日、そんなことを思い出しながら運転していたら、靴屋さんが目についた。

ちょっと寄っていこうかと、駐車場に停めて中に入った。

いろいろ履いていたら、履き心地がしっくりくるサンダルを発見。

値段も手頃だし、買うことにした。

そしてレジで待っていたのだが、

「毎月13、14、15日は、55歳以上は10%オフ」

と書かれた貼り紙に気がついた。

なんですと。

先月55歳の仲間入りを果たした私も、これからはそのサービスを受けられるではないか。

しかし既にレジの順番がきたので、昨日はサンダルを正規の値段で買った。

よし、13、14、15日ね。

心にメモメモ。

そういえばあれだ。

イ○ンでもGG感謝デーなるものがあったな。

あれもこれからはチェックだ。

「55歳です」と申し入れるのは少しばかり恥ずかしいが、

いや、もうそんなものはどうでもいい。

堂々と55歳宣言してやろうじゃないか。




そのためにも元気で頑張らなきゃ

2018年05月01日 | 日記
昨日の仕事は9時間勤務で、

疲れたことは疲れたが充実した日だった。

なにしろヒロキが休み。

ヒロキとは休みが被ることが多いので、ヒロキが居ないというのは久々に空気が良い。


そんな良い気分の中、男性職員ユウさんと共に、利用者の子達を連れて午後はドライブに行った。

もともと桜を見にドライブに行く計画をしていたのだが今年は開花が早く、その予定した場所に着くと、やはりほぼ葉桜になっていた。

でも近くに公園があったので、しばしそこで遊ぶことにした。

だがそこの公園は少し小高い場所で、辿り着くまで階段を上がらなければならなかった。

他の子達は元気に階段を駆け上がったが、車イスのMちゃんも居た。

そこで私がMちゃんを抱えて階段を上がり、後ろから車イスを持ち抱えてユウさんが付いてきた。

中学生になったMちゃん。

身体が不自由とはいえ身長は成長して、私とたいして変わらなくなった。

そんなMちゃんを抱え、汗だくになりながら必死に階段を上るおばちゃん。

やっと上りきり公園に着くやいなや、

「ブランコに乗る」

とMちゃん。

Mちゃんはブランコが大好き。

ブランコに乗ると身体が不自由だとは思えないくらい上手にこぐ。

Mちゃんをブランコに座らせて、両手を鎖にしっかり掴まらせたら、水を得た魚のごとく元気に動き出した。

私はその笑顔が嬉しくて、思わず写真を撮った。

うん、良い笑顔だ。

「立ちこぎしたい!」

ええ!?

大丈夫だろうか。

上司が居たらさせないかもしれない。

ええいっ、いいや!

「よし、じゃあゆっくり立とう」

一つ一つ動作に気を付けて、手や足をゆっくり移動させた。

立った!

自力で立てないMちゃんが、今こうしてブランコに立った。

写真…!

あ、やめよう。

Mちゃんを立ちこぎさせたことがバレる笑

さっきより更に嬉しそうに立ちこぎをするMちゃん。

笑顔のMちゃんのブランコ姿に青空が映えた。

「あ、今度はあの滑り台をしたい」

と、離れた滑り台を見るMちゃん。

ヒェッ!高いじゃないかMちゃん。

おばちゃんは、デカくなってきたMちゃんをあそこまで上らせるのはキツイぞ、

と言いたいところだが、Mちゃんはやる気まんまん。

ここはおばちゃんが踏ん張ろうじゃないか。

後ろに寄りかかってくるMちゃんの背後にぴったりくっつき、一緒に滑り台の階段を登るおばちゃん。

そして滑る際には急いで下に駆け降り、滑ってくるMちゃんを受け止めに行くおばちゃん。

ハァハァ…よし。

無事滑らせた。


「もう一回やる」

「う、うんわかった」

自分に気合いを入れ直し、同じことを繰り返すおばちゃん。


この後はまたブランコに乗りたいと言い、ブランコへ…



施設に戻ってから、いつものように身体の不自由なMちゃんは下の階で過ごさなければならなかったが、

「Mちゃん、今日は2階に行こうか」

と声をかけるとMちゃんは嬉しそうにうなずいた。

また一緒に階段を上るのはキツかったが、Mちゃんに少しでも喜んでもらいたかった。

めったに2階で過ごすことがないMちゃん。

Mちゃんに合わせ、皆でシッティング風船バレーで盛り上がった。

Mちゃんは初めての風船バレーに大喜び。

でも、下の階に居た職員マミさんが、

「Mちゃん、お風呂に入る時間だよー」

と呼ぶのでMちゃんを連れて下に降りた。

あとでマミさんから聞いたのだが、「お風呂から上がったらまた2階に行きたい」と言っていたのに、お母さんが早く迎えに来てしまったらしい。

それでご機嫌斜めで帰ったとか。


そっかそっかMちゃん、

またおもいっきり外でも中でも体を使って遊ぼう。

どんどん身体が弱っていく病気のMちゃんだけど、

この調子ならまだまだイケる、大丈夫。

おばちゃんがMちゃんを抱えられるうちは、できる限り付き合ってあげるからね。

元気で頑張ろう。