王子はミニサイズ

2018年05月16日 | 日記
たまに来る新1年生の毒舌王子。

生まれつき歩くことはできないのだが、口は達者だし這ったままの動きは機敏なヤンチャ坊や。

今日も何かとこの毒舌王子の相手は大変だったが、トイレ介助が一番大変だった。

男の子だけど、おし○この時でも立てないから便器に座らせてやる。

ところがまだお尻が小さすぎて、スポッと便器に落ちてしまうので、前から私が抱き抱えたまま用を足す。

しかしこのいたずら王子、お○ん○んを指で押さえようとしない。

つまりはそのままだと前から抱き抱えてる私にもろにおし○こがかかるわけだ。

「ちゃんと押さえておし○こしなさい」

「えー、でもさあ、ボクはこのままおし○こしたいんだよねぇ」

ちっ、このガ○ャア…

しょうがないので私が指で押さえた。

左手は毒舌王子を抱え、右手はおち○ち○を下に押さえ…

…て、ちっちぇなあ、あたりまえだが。

パンツとズボンを履かせるのもひと苦労。

やっと狭いトイレの中で履かせて、王子を抱っこしてドアを開けようとしたら、ガチャッと王子が鍵を閉めた。

ちっ。

鍵を開けてまたドアを開けようとしたらまたしてもガチャッ。

「ちょっとー、出たいんですけどー」

「だってボクは出たくないんです」

と、イヒヒという笑顔の王子。

コンノヤロー

ガチャッ。

ガチャッ。

繰り返していたら、突然ドアが開いた。

「こら、○○くん、何やってるの」

トイレに入りたくて待っていた社長だった。

私の前では言うこと聞かないいたずら坊やのくせに、急に真顔になっておとなしくなった。


毒舌王子のトイレは、社長が私に任せてきた。

若い職員しか居ない中、私はお母さんだかららしい。

しかも男の子のお母さんだからとのことだが、いや私じゃなくてもできるでしょう。

せめてヒロキやユウさんのような若い男性職員が担当した方がいいと思うのだが。

これじゃまだモモカちゃんのトイレ介助の方がずっと楽。

毒舌王子、いや、これからはヤンチャ王子と呼ぼう。

ヤンチャ王子とは、闘いが続くなこりゃ。













加計問題じゃなく家計問題

2018年05月14日 | 日記
いつも行くスタンド、

レギュラーガソリンが141円になっていた。

先週139円に上がりショックだったのに、ついに140円突破だなんて。

職場まで車で往復1時間50分かかるのに、交通費をもらっていない。

困る、これじゃ大変。

でも、もっと大変なことになった。

ダンナの障害者年金が、今年度から大きく減額になってしまった。

子が18歳になると減額になるらしい。

この痛手はツラい。


さて、どうする私。

仕事を変えるにもなかなか良い条件なんて無いし、重度のヘバーデン結節の指になってしまった今、新たな仕事の自信が無い。

それに遠距離介護をしている身、仕事を増やすのは厳しい。

フー…

今さらながら、なんでこうなったんだか我が身に呆れてしまう。

まったくもって、

どうしたものだか、

にっちもさっちも、

どうにも、

ブルドック

わあ

て、ふざけてる場合じゃないが。


とりあえず、今夜の晩御飯は、息子には普通に食べさせて、

私はおにぎり1個にしておいたよクスンクスン

ビンボーにんだからこれでいいのさクスンクスン

いやまあ実は昼食を夕方近くに食べたから、夜は食欲が無かっただけだけど。


さあて、本当にどうしたものか。

大ピンチだぞ。

フンッ!ナニクソ!

ピンチがチャンス!

と、

言葉だけは景気良く言っておこう。





















輝くセキトリ

2018年05月13日 | 日記
昨日は施設の子供達と動物園に行ってきた。

動物園といえばセキトリだ。

セキトリは動物園が好きで、年間パスポートも持っているらしい。

普段の業務はドッカリ座って大したことをしないセキトリ。

しかしながら昨日のセキトリはイキイキとし、率先して説明をしながら前を歩いていた。

私は普段とは違うセキトリを横目に、手を放したらどこかへ飛んで行ってしまう5年生のハルくんと歩くのが精いっぱいだった。

手を繋いでいても5年生のハルくんの力に負けてしまい、私が引っ張られて走らなければならなかった。

昨日の職員は、私とセキトリの他、ヒロキとマミさんの4人だったが、ヒロキとマミさんは二人並んで一人の子の車イスを押しながら楽しそうにしゃべっていた。

その光景に、軽くムカつくおばちゃん。

ヒロキが車イスを押すのはいいとして、マミさんは違う子に付いて歩けよと言いたいおばちゃん。

セキトリはセキトリで、特に問題のない子と手を繋いで歩いてるし。

でもまあセキトリも私も非常勤のパート職員だが、ヒロキとマミさんは正社員だろが。

これじゃまるでヒロキとマミさんは、車イスの子供を連れてきた若い夫婦ではないか。

そうこうしてると私は私でハルくんに引っ張られるし、走り出すのを押さえなきゃならないし、

セキトリは仕事そっちのけでイキイキしてるし、

ヒロキとマミは楽しそうに二人の世界に入ってるし、

なんだか

なんだか

軽く腹立たしいおばちゃん。


そんなこんなでそれでもまあ無事に動物園から施設に帰ってきた。

ドッと疲れたが、子供達にせがまれ、風船バレーなどをした。

が、

セキトリは、またいつものセキトリに戻っていた。

勤務時間中にも関わらず、椅子にドッカリ座り、疲れたようにボーッとしていた。

ところがヒロキが来ると、またイキイキしてヒロキには話をしていた。

セキトリが輝くのは、動物園と、若い男と、焼き肉。

セキトリよ、ヒロキよ、マミさんよ、

おばちゃんは言いたい。

アンタ達、もっと厳しい職場で修行して来るべきだ!
















息子の胃腸炎

2018年05月10日 | 日記
おとといからお腹が痛いと言っていた息子。

おとといは我慢して大学に行ってきたが、昨日は病院に行ってきた。

診断は、軽い胃腸炎との診断だった。

息子の心当たりだと、月曜日に所属している委員会の新歓があり、焼き肉を食べたことらしい。

同じテーブルに居た先輩が、セッセと肉を焼いて取ってくれたらしいが、焼く時と同じトングで取ってくれて気になっていたようだ。

それが原因だったかなと言っているが、真相はわからない。

何はともあれ薬でだいぶ善くなったようなので良かった。


肉の焼き方に関しては、息子は小学生の時のことでトラウマになっている。

あれは息子が小学校5年生だった。

息子とショッピングセンターの中にあるハンバーグ屋さんで食べていた時だった。

その時息子が「あ、赤い…」と、食べていたハンバーグを見て言った。

「えー、大丈夫じゃない?少しくらい…」

と、言いながら私はそのハンバーグを見た。

え、何これ、半ナマじゃないか!

店員を呼んで文句の1つも言えばよかったが、その時店内は混んでいて、なんだかめんどくさくてすぐ店をあとにした。

「少し食べちゃったよー」

と心配そうに言う息子に、

「少しぐらいなら大丈夫だと思うよ」

と、確信もないのに言ったが、

その次の日だったか、二日後だったか、息子は体調を崩していった。

最初行った近くの病院では大した検査もせず軽い胃腸炎と診断された。
だがもらった薬ではいっこうに治らず高熱が出てどんどん悪化していった。

そして総合病院に行くといろいろ検査をして、

軽いどころかO-25と、もう一つ何か検出され、やっと食中毒が判明。

本当に大変だった。

楽しみにしていた学校行事の林間学校にも参加できなかった。

あの時息子はそうとう具合が悪く苦しんだので、肉の焼き加減にはすごく神経質になった。


今回はそれこそ軽い胃腸炎で済んだので良かった。

5年生の時に林間学校に行けなかったが、あさってからサークルの合宿で山の方に行く。

体調もあさっての合宿には間に合いそうで良かった。


それにしても、今さらながらあの店に腹が立つ。

文句言えばよかった!

と、思っていたら、いつの間にかその店、つぶれていた。


それはそれで悔しいな。

けっきょく言いそびれたよ。












わかる人にはわかる話

2018年05月08日 | 日記
自閉症のモモカちゃんに、本日初めて来るべきモノがきた。

学校で来たらしい。

学校で、オムツの中にソレを敷いてもらって施設に来た。

オムツの中に更にソレを敷いてるのは、もこもこして嫌だろうなあ。

私は施設に来る子達のトイレ介助やオムツ交換はしているが、ソレの時のお世話をするのは初めてだ。

モモカちゃんはオムツにウ○チやオシ○コをしがちだから、これからはソレも混じったりすることもあるということか、ウッ…

いや、ひるむな私。

これは仕事なんだ。

てことで、第一弾、モモカちゃんをトイレに連れて行った。

気を付けながらググッと下げた。

すると、

モモカちゃんがサッと自分でソレを引っ張り取って、ピチャン!と便器の中に投げ捨ててしまった。

シェー!す、捨てるんじゃないよそんな所にモモカちゃん!

汚いが、このまま流すわけにはいかない。

便器に手を入れ取るおばちゃん。

ビチャビチャ~

新聞紙にくるんで捨てた。

その間もモモカちゃんはジッとしてるわけがない。

「モモカちゃ~ん、さあこれ履こうねぇ」

ひきつった笑顔でモモカちゃんを押さえ履かせるおばちゃん。

力じゃモモカちゃんに敵わなくなってきているおばちゃん。

それにしてもモモカちゃん…

ついにきたんだね。

これから少しずつ慣れていこうねモモカちゃん。

あ、お互いにか。