12月24日、日本列島は寒気に覆われ、日本海側や西日本では大雪のところもありますが、東京は晴れて寒い朝です。
家の近所の浅間山(東京都府中市)にシモバシラ(植物名)を探しに行きました。
葉を落とした木の枝越しに空が青く澄んでいます。風は冷たい。
富士山はよく見えていますが、山頂付近は雪雲に覆われています。
シモバシラはしそ科の植物で、秋に花が咲いた後、冬には地上部はほとんど枯れてしまいますが、根は生きていて盛んに水を吸い上げ、それが枯れ残った茎からしみ出て霜柱をつくるのです。枯れた茎は、霜をつくるのによほど好都合な構造なんでしょう、茎の周りに大きな霜柱ができます。それが白い花のようで、霜華というわけです。
寒くなったので、できているだろうかと思いましたが、期待どおり、きれいな霜華が咲いていました。今冬初見です。
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