太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

太宰府天満宮の鷽替神事

2010年02月11日 | 記事
太宰府天満宮の鷽替神事は、現在、1月7日午後7時頃から楼門前の広庭で行
われます。広庭の中央には巨大な鷽が鎮座し、四方に注連縄が巡らされている場
に多くの参詣者が集います。


神事には木鷽を持っている人なら誰でも参加することができます。
木鷽は参加する人の手作りか、天満宮社務所で購入した新しいものでなければ、
なりません(使いまわしではご利益はありません)。
太宰府天満宮の幸運の鳥「鷽」(ウソ)をモデルに、災い除けの木「ホウノキ」
で作られる木鷽は、鷽替神事に欠かせない祭具です。
毎年、200名を超える人々が集い、暗闇の中で神事が行われます。
参詣者たちは「替えましょ、替えましょ」と言い合いながら、次々に木鷽を
替えあいます。神事で木鷽を替えあうことにより、天神さまのご利益で
一年の間についた嘘(ウソ)が誠に替わり、一年の幸運を得ることが出来ます。

さらに、神事の最中、群衆に紛れこんだ神職は、当たり番号や言葉が貼られた木
鷽を、参詣者の手へと渡しています。神事の進行を務める神職の合図によって、
木鷽の交換は一旦中断され、当たり木鷽が発表されます。
ここで当たり木鷽を手にした人は、本殿にて金鷽が授与される大幸運を得ると
されています。
金鷽は神事と福みくじで、1月7日に12個が神社から授与されています。



さあ、皆さんも鷽替神事発祥の太宰府天満宮で、一年の大幸運をかけて、神事に
参加してみましょう!って。
太宰府天満宮の鷽替神事は1月7日ですが、全国の天満宮では神事の時期は様々です。
実はまだ、鷽替神事に参加できる地域があるんですよ。











コメント (1)
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