信頼できるカメラマンに、尊敬できる画像作品を撮るフォトグラファーに、
現在の僕の姿を記録してもらう事を決めました。
昨年の8月、長年続けてきた、一般企業への就労生活を一旦やめ、
30年近くになる、任意団体GRA、現在は NPO活動に専念している今だから。
遠くない将来、履歴書用に必要になる画像のためではなく、
かと言って、周囲を黒縁で飾った画像を生前に準備する訳でもありません。
今を未来に遺すのではなく、将来への投資だと考えているのです。
きっと、次の新しいステップが待っている、そんな期待があるのです。
モデルなど程遠く、当然、芸能界への関心など全くありません。
別に、恰好良いポートレイトを遺したいなどの邪念もありません。
ただ単に、自分自身の姿を知りたい気持ちが一番に、
次に、その姿を通して、自分の人生の次のステップを探りたいのです。
きっと、カメラマンの眼を通して、より客観的な自分自身と、
情感も交えた、より主観的な自分自身の姿を突きつけられるでしょう。
その客観性と主観性の入り混じった画像の事実を前にして、
自分自身を見る眼が拡がる、そんな予感が強くあるのです。
だから、フォト スタジオ選びは慎重に進めました。
比較的近距離の、同じ区内と隣の区内から、30店ほどをリストアップ。
七五三や成人式、ブライダルやマタニティ撮影を売りにしていたり、
和装貸出し撮影や赤ちゃんと一緒の家族記念撮影が売りは除外。
そんな中に、黒いワンピースのモデルさんにグレイのバックを置き、
モノトーン的な雰囲気の、情感のある画像をサイトに掲げた店を発見。
早速に、Gパン姿のラフな姿で店を訪れ、店とスタッフを確認して、
カメラマンの人と予約した日に、スーツ2着持って行き、決めました。
NPO法人 代表理事ではあるが、国からは無職と認定された身の上、
それを一年ほど続けたからこそ、到達した心境だと思う。
それまでの、毎日出勤して、終電近くに帰宅する日々を、
今も続けていたら、明日も見えない、きっと考える事も無かった。
この一年、自分自身だけと向き合いながら、時には悶々と過ごし、
自分自身の大きさと小ささを思い知らされたからでしょう。
8月13日、フォトスタジオ へ、期待と不安も胸に、行ってきます。
きっと、僕の未来は、明るくて大きい。