今年もあとわずかです。
年の暮恒例と言えば失礼ですが、先日(23日)天皇陛下自身の85歳誕生日の会見が
あり、16分間話されたのを聞いて特に二つのことが印象的でしたのでまずそのことから。
一つは「平成が戦争のない時代で終わろうとしていることに安堵しています」と天下国家
のことに触れ語られたこと。
昭和時代から敗戦後の混乱の中を生きてきた私たち老人には、平和の尊さ・ありがたさ
が身に染みてわかるのです。絶対に戦争を起こしてはダメ、巻き込まれてもダメと。
もう一つは皇后様のことを述べられるときに、涙目で声も少し震わせておられたこと。
素朴に素直に心に響きました。お互いを尊敬し思いあっていることを感じました。
82歳の老夫婦の私たち、自らのことを振り返って重ねるのは大変失礼だと承知し
ながらも「老後は毎日が健やかに、それが一番大切」と心に刻んでこの一年を過ごして
きました。
そして無事年の瀬を迎えることができた幸せをかみしめている私です。女房が元気で
いてくれる事が本当にうれしい、ありがたいと。
日本人の平均寿命の年齢を、介護も看病も必要としないで健康な状態で越えられて
いることを喜びたいのです。
来る新しい年もこうありたいと願いながら新年を迎える準備を、私の分担をこなす
年の暮です。
後半は年の暮の催し物二つ、「全国高等学校駅伝競技大会」と「終い天神」の
風景写真です。
昔体育教師であった頃、私は駅伝指導に熱中していました。だから競技を参観
するだけで、その頃を振り返って年甲斐もなく血が騒ぎます。
女子は30回の記念大会だったので立命館宇治高(7位)と光華高(31位)
の2校が、男子は洛南高(9位)が。
今年も応援に熱と目がいき、シャッターチャンスを逃しうまく写真を写すことが
できませんでした。
56校参加の女子の競技、五条通に出て1キロメートル通過あたり。
(TVの画面から)
1区中継点まであと300m、地元校の応援する少女達。
ここ白梅町交差点あたりはアンカー(女子5区・男子7区)への中継点まで
1㎞の地点、集団になっての力走の様子。
男子のトップとTVの中継車が。
地元洛南高の力走。
整肢学園前での応援風景。
もう一つは終い天神の風景。
正月用品販売の店も。
参拝は宝鈴の数に合わせて。
最後に北野天満宮と言えば梅の花。開花が待たれます。
最後に、年末年始はこのブログもお休実いただき、
次号は1月9日(水)から始める予定です。