今日で7月が終わります。猛暑日と熱帯夜の連続で体調もすぐれず、早くもバテ気味です。
昨年は節電節電と神経をとがらせていたのに、ほとんどの原発は止まっているのに電力
は足りているようで年寄にはありがたいです。
さて、先週の花「蓮」に続いて今週は「睡蓮」です。ともに水の底の土や泥に根を張り水面
(水上)に葉と花をだすところや、日中に花弁が開き午後になると閉じ三日ほどで花の寿命
が終わるところ等共通点のある花です。
私の早朝の散歩道で週1回立ち寄る竜安寺の池にも水面いっぱい睡蓮の葉が覆っていますが
残念ながら早朝のため咲いている花数は少ないのです。
写真を撮るため昨日(火曜日)の午前11時ごろに訪問して写した写真を紹介します。
花色は白・薄赤・薄桃・黄が見受けられましたが葉が密集していることや距離があるため
花が目立つように上手に写せませんでした。
睡蓮は世界各地で見受けられ日本で自生するのは「白色」の花をつけ未の刻に咲くところ
から「未草」といわれていたそうです。
一般的に「温帯種睡蓮」は花は水面に咲き、熱帯種睡蓮」は水面より20センチほど上で
咲き、花色も赤・紫・青などカラフルなのが特徴です。
上の写真は京都府立植物園で写したものです。
睡蓮の名前ですが「水蓮」と書かずに「睡蓮」と書くのは、花が日中開いて(目覚める)
夜閉じる(眠る)ところから「睡眠する蓮」からこの名がついたとも言われています。
エジプト・インド・タイ・バングラデシュの国花ということや、フランスの画家モネが睡蓮の
池を題材に多くの絵を描いていることでも有名です。
ちなみに花言葉は「心の純潔」「純情」「信頼」などです。