ようやく梅雨らしい空模様の日が続きます。小生宅の猫の額のような庭のガクアジサイ
青・赤ふた株が普段はひっそりと青い葉を茂らせているのが、梅雨の雨をいっぱいに受けた
近頃は、急にその存在を主張しています。
また、三階のベランダのプランター菜園も、わずか三日続きの雨でキュウリ・ナス・青唐辛子は
年寄夫婦では食べきれないほどの収穫が。雨の力のすごさに今更のように驚いています。
さて、先週に続き今週も紫陽花の花を紹介します。
雨の日の合間を縫って京都府立植物園へ出かけました。ここには130品種2500株のアジサイ
が見頃でした。
蓮池を囲むように色・型とりどりのアジサイが咲き誇り、株元のすぐ横まで入って鑑賞できる
こともあって、写真愛好者・女性のグループ・親子ずれ・老夫婦など多くの人出でした。
花知識の乏しい私は、株元にある品種名のプレートを見比べてもガクアジサイとホンアジサイ
の違い、それぞれの色の違いぐらいしか判別できません。
少し目を凝らして観察して、ようやくガクアジサイにも花色だけでなく額の形の違いに気づき
ましたので紹介します。
ご覧のように額の形が菱形でギザギザしていて枚数も5枚です。よく見かけるガクアジサイは
4枚でつるっと円形だと思うのですよ。
次に額が一重でなく八重咲状になっているものです。下の写真がそうです。
以上大別して2つの違いのあるガクアジサイは、私は紫陽花園に入って、少し離れて株全体
を眺めていた時には見過ごし、気づきませんでした。
次にネームプレートを見ているうちに、京都府立桂高等学校が開発した新品種が植えられて
いるのを見つけました。
上の花が「ニューバース桂」という名前です。一重咲きの梅の花を連想する額の形です。
下の花が「桂夢衣」です。まだ咲き始めですがこれもアジサイ?と思ってしまう花です。
最後に紫陽花の花言葉ですが、よい意味とよくない意味と両方紹介しておきます。
ポジチィブな意味の花言葉 「辛抱強い愛情」 「元気な女性」
ネガチィブな意味の花言葉 「高慢」 「移り気」