早朝ウオーキングの道々に出会った花木や風景をコンパクトなデジカメで写し、毎週水曜日
にブログに投稿してきました。今年の最終号はやっぱり「終い天神」の早朝風景で締めくくります。
25日の日の出は7時3分、自宅を5時半過ぎにスタートして西陣の町屋から花街上七軒通りを経て、
天満宮東門に到着するのは6時過ぎです。
夜が明けない中、骨董品の露店を出物物色のマニアーが来ていました。楼門に至る参道も露店
準備完了でした。
天満宮参拝後平野神社を経て立命大を折り返し、再び天満宮に戻ってきたのが6時45分ごろ。
明け前の薄明るさの中、もう参拝者に交じって買い物客の姿が見受けられます。
特に東向観音寺の門前の切り花販売の露店には、百人を超す長蛇の列ができていました。
天神さんの縁日、今年は10・11月のふたつき続きで雨にあったので、今日は例年以上の人出が。
さて、今年最後のブログですから何か花をと探したのですが見つけられず、花ではないのですが
今の季節に適した植物、迎春に似合った葉ボタンとナンテンの写真で締めくくりとします。
これはいずれも京都府立植物園で写したものです。
名前の由来は大輪の花が咲いたように美しいことから葉を牡丹に見立てて。
日本の正月飾りと、現代親しまれてますが、江戸時代の貝原益軒の本にも紹介されている
ように昔からあった植物だそうです。
最後は「南天」です。写真は北野天満宮で写したものです。
小鳥に食べられて実が少なくなっていますが、毎日のように訪れる場所から選びました。
名前の「ナンテン」(難を転じる)ことにあやかって、正月の縁起物とされてます。
花言葉には「よい家庭」というのもありますので、今年最終の植物にふさわしいと思ったからです。