京都植物園では8月19日まで午前7時半に開園です。園内には約180種類200鉢
の蓮があります。鉢植えの蓮は園北西の宿根草・有用植物園にありますが、私の
お勧めは来た出入口の南アジサイ園の近くの池の蓮となからぎの森の南のはす池
がお勧めです。この蓮池一帯の池にヒスイ色のセキレイが生息し、大きな望遠レンズ
を装着したカメラマンが多数チャンスをうかがっています。
さて、蓮についてですが先日の京都新聞に「日本では仏の花のイメージが強いが、
中国では高貴な人、アメリカでは美しい花の代名詞。中国から来たといわれている
が、宇治でも1万年前以上の化石が発掘されています」と。
泥の中でも美しい花を咲かせる蓮は、清らかに生きる人間のあるべき姿に例えられ
、仏教と結びついたのは、釈尊の誕生の際蓮の花が開いてその瞬間の到来を告げ
たことが期限になっているとか。
(次の写真の上のほうがアジサイ園近くの蓮・下のほうが蓮池の様子)
(次の花のアップは小生お気に入りのピンク・白の2枚ずつ)
上の写真のように花の中心部にできる花托の形状が、ハチの巣に似ている
ところから「はちす」となり「はす」と呼ばれるようになったという説も。