京都は絵にかいたような小春日和の日が続きモミジの名所は人であふれています。
秋の終りの休日(26日)、64歳になっている付属中学校での教え子の同期会に招かれ、
教師冥利に尽きる至福のひと時を過ごしましたのでまずはその報告から。
(前列に一つある空席は私が座る場所)
昭和44年の卒業生3学級145名のうち51名が参加、教師は私を入れて4名出席。
(写真は86歳~81歳の4人、年齢差がわからないほどの似たものおじいさんばかり)
センちゃん(A組)、ニッさん(B組)、ガミさん(C組)と生徒から呼ばれた担任トリオの
うちガミさんはすでに故人でした。
再会した教え子たちから当時の懐かしい思い出話を聞かされ、感謝されたりお礼を言
われたりと至福のひと時を過ごしました。。
でも、付属のこのころの私、私の37年間の教師生活の中で最もつらく苦しかった、
できれば忘れ去りたい、消してしまいたいことも多くあった時代でもありました。
あのころ、教えられ、鍛えられ、そして助けられて過ごしたお蔭で、その後”京都一荒れた
中学校”とレッテルを貼られた学校を作り直したり、多くの若年教員を預かり、優秀な教員
に育てたりしたことが後年、教育功労章(瑞宝双光章)をもらえたのだと感謝しています。
さて、好天に恵まれたこの一週間、私たちの老人会は「お茶会」を開催したり、天龍寺
方面へ「歩こう会」で出かけたりと多忙でした。そのような中で写してきたモミジをを紹介。
まずは天龍寺・宝厳院・のモミジから。24日(金)の午前中に訪れたのですが人の波で
あふれていました。
天龍寺は京都五山の第一位の寺格を誇る名刹、庭園の曹源池は国の史跡、特別名勝
第一号に指定、1994年世界文化遺産に登録されたことでも有名。方丈から池とその背後
のモミジが植わる山を眺めようと人でごった返していました。
人影を入れずに写したのがつぎの写真。
宝厳院は入園するまでに200人ほどの人が並んで待っていました。
ここは天龍寺の塔頭寺院、「獅子吼えの庭」で有名。獅子岩・碧岩・響岩といった巨石と
紅葉の風景がどこから見ても一服の絵と。残念ながら写真スポットはカメラを構えて人
でいっぱい。
渡月橋やその周辺も人・人・人。
女房とご近所の北野天満宮の「もみじ苑」にも出かけてきたのですがその紹介は
次にすることにしてツーショットだけ。
(普段着でちょっと立ち寄れる名所ですが今回はきっちりと服装を整えて)