この一週間で一気に秋が深まった感じです。抜けるような青空と平年気温を超える暖か
な陽気が続いていた先週とは一転して、木枯らし一号が吹き最低気温も一桁に。
さて、秋と言えばまずは「お祭り」そして「運動会」のシーズンです。私の住む北野付近
でも大将軍神社・六請神社の祭礼で賑わいましたが、京都の秋祭りと言えば「時代祭」
でしょう。女房が俳句をひねるヒントを求めて見学に行きたいというので同行しました。
当日券二千円の席は行列の通る前列からは5列目、見物中 立ち上がらないようにと
のことでカメラ持参の小生には不向きの場所、席の後方に移動して 写した写真を紹介。
市長・知事が乗る馬車が行列のほぼトップ、続いて鼓笛隊が。市長は教育委員会勤務
時代の厳しい上司、鼓笛隊を受け持つ朱雀地域は初任した学校の校区で懐かしさも。
以後、時代をさかのぼって歴史上の人物が登場。その中から女性・男性を代表して
二人・二組を。
神輿が最後尾。
モミジも色づき始めた芝生の植え込みからの見物でした。
秋祭りの次は「秋の大運動会」です。学校現場では「組み体操」を巡り揺れていました。
全国的に骨折が多発し、大阪市では教育委員会が「ピラミッド」「タワー」に高さ制限を
設けるところまで。
現場教師や保護者の中には「団結力が身につく」「達成感を味あわせたい」などと
高さ制限に反対する声も多いでした。
地元京都市の学校はと、孫が通う小学校の運動会を参観してきましたのでその報告を。
運動会と言えば「かけっこ」・「玉入れ」・「綱引き」です。子供たちの歓声を写真で表し
たいと思いカメラを向けました。
そしてメイーンの「組体操」は5・6年生全員の力作、「ピラミッド4段」「タワー4重」の
小型でしたが見事な出来栄えでした。
それに、全員参加の組体操(マスゲームもどき?)も。
どれも一生懸命・一体感、集団の美が運動会のファイナルを飾り参観者を
感動させていました。演技した子たちもきっと「達成感・一体感」を味わった
事でしょう。お見事でした。立派でした。小学校風に評価すると花マルです。
最後は今週の花、「ツワブキ」(石蕗)です。日陰でもよく育つので日本庭園の石組みや
木の根元等に好んで用いられる園芸植物です。
「艶葉蕗」が転訛して「つやぶき」となったらしいが、キク科ツワブキ属で蕗の仲間では
ないとのこと。花期は10~11月、主役を引き立てる名わき役的存在です。