蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

内憂外患

2012-08-16 | 国際
やってくれるよなあ、韓国も中国もロシアも。ここまでナメられるのは、やっぱり日本の政治家がボンクラだからだろ。「近いうちに」解散しろのなんのと、ケチな政局やってる場合か。

中韓がこれだけアグレッシヴになるのは、やっぱり根底に植民地支配と大陸侵攻の恨みがあるからだろうな。つまり、原因を作ったのは日本の国家主義者だ。

20世紀初め、日本は世界から愛され、憧憬される文化の国だった。浮世絵に始まるジャポネズリーは西欧を席巻し、ゴッホ、ルノワール、マネ等々、多くの美術家を魅了した。アール・ヌヴォーの形成にも少なからぬ影響を与えている。オペラ『蝶々夫人』も、日本への憧れの産物だ。

それなのに日清、日露の勝利に浮かれた国家主義者が調子こいて満州事変→国際連盟脱退→日中戦争→太平洋戦争へと突き進み、日本の高貴な対外イメージをメチャメチャにした。

彼らの暴走が一般市民をどれだけ苦しめたか、日本人は第2次大戦の敗戦で骨身にこたえたはずだ。

とはいえ、これだけ領土侵犯が続くと、オレ自身の中からも国家主義的衝動が突き上げる。それが怖い。橋下、石原人気にある部分、同感しちゃったりするもんなあ。

一番許せないのは、ロシアのメドベージェフって野郎だね。国後で薄笑いを浮かべて「日本人は怒るだろうね」とほざきやがった。サハリン2の開発計画で日本にさんざんカネを出させといて、完成間際に美味しい部分をかっさらっていった野郎だよ。

尖閣、竹島じゃカリカリ逆上するネトウヨが、ロシアに対してはいま一つ鈍いのは、どういうわけだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする