蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

秘密保護法

2013-11-22 | 政治
「秘密保護法案の解釈上、新聞・出版等の関係者以外の者が、何万人も来場者があるブログにて時事評論をすることは処罰対象となる」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/8da985572431182f1e2bd280e6ab8e4f

知らなかった。去る14日の衆院安保特別委で、鈴木良之なる官僚がこう答弁していたそうだ。これ、生意気なブロガーが利いた風なこと書いたらブチ込んでやるからな、って脅しじゃん。

処罰対象は公務員だけじゃないんだよ。

ブログってのは、いわばネット版床屋の政治談義だろ。誰だって政府の悪口ぐらい書くよ。しかし誰でもやることをやると、しょっ引かれる。悪くすると――って、ほとんどの場合、北朝鮮や中国みたいに悪くされちまうんだろうけど、有罪になり、刑務所に送られる。ヤクザやコソ泥と同居の雑居房に放り込まれ、衆人環視の中で食事もクソもすることになる。最悪、夜中にケツ掘られたりする。

民主主義の危機どころじゃない、人権の危機ではないか。

幸か不幸か、オレのブログには何万ものPVなんかないが、数の問題じゃない。要するに、公安の眼に止まるか否かだろ。紛う方ない警察国家の再現じゃん。お~こわ。

それにしても、みんなの党と維新にはヘドが出るね。与党に貸しを作っとこうとの魂胆が見え見え。民主の対案には筋が通ってるが、信用ガタ落ちの政党が何を言っても説得力はないのが口惜しい。いまさらながらノブタの無能にハラが立つ。

あと、国会審議で答弁に立つべきは本来、与党の官房長官なんだが、森なんとかという美人だが少し足りない女がもっぱら答弁してるよな。彼女、少子化対策とかが担当で、秘密保護法案は無関係だ。その無関係な人間になんで答弁させるとかというと、担当大臣じゃないからこそ何を言っても後で政府の責任にならないからだそうだ。

秘密保護法ってのが問題の多い法案だってことを、政府みずから百も承知なワケだね。審議の段階で安倍はすでに逃げを打ってる。こんなもの、絶対に成立させてはならない。
コメント
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