STAP細胞２

「ふといアマだ」「ズサンな論文だ」と、うら若い女性に集中砲火を浴びせていたメディアだが、理研の調査報告が出た途端、なんか雲行きが変わってきたね。オレも「女は強い」とか書いたから大きな顔はできないんだけどさ。

聞けば、新設の「特定国立研究開発法人」とやらに指定されると、莫大な予算が付く。これまでの学術予算とはケタ違いの額だそうだ。理研はその最有力候補だった。

そこへ、今度の騒動。文科省も理研も小保方博士をスケープゴートにして早々に幕引きし、キズをできるだけ小さくしようとしているんじゃないか――てのが、最近の報道スタンスだよな。実際、理研の記者会見を見たら、トカゲの尻尾切りモードが見え見えだったもの。

これだから学者はこわい。いやらしい。

ていうか、特定法人指定を確実にしたくて、文科省と理研が共謀してSTAP細胞なる目玉商品をデッチ上げたのと違うか。ところがその戦略にボロが出たもんだから、あわててチームリーダー一人に責任をおっかぶせた。

真偽のほどは知らんが、学界・官界につきものの利権の臭いがプンプンにおってくるのは事実だね（ダジャレじゃありません)。メディアが初め、猛烈な小保方バッシングを展開したのも、生け贄をより効果的にするための策略だったのかもしれないよ。

これって、美人に甘い？　でもさ、官僚と大手メディアの癒着は公然の秘密だろ。

ロッテ、開幕５連敗かよ～。勝ち負けはっきりしてヘンなウラがないのはスポーツのいいところだけどさ。