蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

尖閣明け渡し

2018-01-05 | 社会
村本大輔なる芸人が尖閣や改憲に関し、テレビで問題発言をして集中バッシングを浴びているそうな。夜通し番組なんて、オレの体力じゃとても付き合えないから当の放送は見てないが、興味があったから番組内容の記録をネットで漁ってみた。

なんか、すごい率直。「武器は持たなくていい」「戦力を放棄した方がいい」「僕はそっち(非武装中立)です」これって、憲法9条の規定を自分の言葉にしただけじゃん。

要するに村本さんは、安倍がああだこうだと屁理屈こねて憲法をねじ曲げている矛盾を、ごく分かりやすい形で暴いてみせたわけだ。まさに、快刀乱麻。

で、その矛盾の糊塗に、やっぱりああだこうだと難しい言葉で屁理屈をこね回してる大学教授だのジャーナリストだの学者だのが驚きあわて狼狽して、一斉に村本を攻撃している。

朝生の他のゲストの発言を読むと、小学校へ行けだの無知を恥じろだの、寄ってたかって侮辱のオンパレードだ。彼を愚かに見せることで、その発言を無効化しようとの魂胆が見え見え。オレらは知的エリート、オマエは一介のお笑い芸人、との上から目線マインドがプンプン臭う。

村本さんは過去にも問題発言でラジオ番組のレギュラーを失ったことがあるそうで、それにも懲りず大胆発言を続ける度胸に感心するが、それよりももっと大きな功績は、日本にはまだ言論の自由があると世界に示したことだろう。尖閣を明け渡す、などと発言しても彼が逮捕され投獄される怖れは、いまのところは、ない。秘密保護法の適用が拡大したときは、どうなるか分からんけど。

大抵の中国人はそのことに驚き、羨ましく思うのではないか。
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