以前このブログで紹介した『緋の河』が新潮文庫に入りました。
価格も手頃になりました。
性に違和感を持つ秀男がゲイボーイとして逞しく生きていく様を描いたこの小説をぜひお読みになさってください。
昭和の釧路に生まれた秀男は、色白小柄で人形のように愛らしく、物心つく頃には姉の真似をして自分を「アチシ」と呼んだ。
厳格な父に殴られ、長兄には蔑まれ、周りの子どもに「女になりかけ」とからかわれても、男らしくなどできず、心の支えは優しい母マツと姉の章子、そして初恋相手の同級生男子・文次の存在だった。
男の体に違和感がある自分が、自分らしく生きるため、そして「女の偽物」ではなくいっそ「この世にないもの」になるため、秀男は高校を中退し家を飛び出していく。
札幌のゲイバーで出会った先輩マヤに教えを仰ぎ、東京、大阪、やがて芸能界へ。舞台で美しくショーダンスをするのに邪魔な睾丸をとり、さらには「フランスで陰茎をとる」とマスコミに表明し……。
逆境に負けず、前人未踏の道をいつだって前向きに突き進む秀男に心が奮い立つ、波瀾万丈な人生エンターテインメント!
出所:amazon
見出し画像も出所はamazon
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