『一度きりの大泉の話』(萩尾望都著)を読んだのは偶然のことです。
萩尾さんと竹宮恵子さん、増山法恵さんは1970年から1972年まで大泉で共同生活をしていました。
しかし、あることがきっかけで萩尾さんはこの2人との関係を断つことになってしまいました。
この本は、その経緯を一度だけということで書いた本です。
私は女性漫画家の作品はほとんど読んだことがありません。
ですので、ここに登場してくる作家さんたちもお名前を知っているだけ。
題名にひかれて図書館から借りました。
しかし、萩尾さんの文章の軽快さ、爽やかさに魅入られ、あっという間に読み終えました。
萩尾さんは『これは私の出会った方との交流が失われた、人間関係失敗談です。』と前書きで書いています。
そのなかで、私が一番共感した部分がこれです。
私は何か言われて、不快でも反論せずに黙ってしまう癖があります。
それは不快という感情と共に、強い怒りが伴うので、自分で自分の感情のコントロールができなくなってしまうのです。
感情は熱を持ち、一気に暴走列車のようになり、自分で持て余してしまいます。
この感情はきっと大事故を起こす。
怖くなって、押さえ込み、黙ってしまう方を取ります。
冷静に反論する練習をすればいいのでしょうが、なかなかうまくいきません。
冷静に反論できるのは、自分の描く、漫画の中だけです。
>私は何か言われて、不快でも反論せずに黙ってしまう癖があります。
私も全く同じ。
反論できずに、沈黙する。心は煮えたぎっているのに。
また厄介なコンフリクトを起こして感情が疲弊することを恐れて、沈黙する。
心のなかで自己を苛む。これも自己嫌悪。
萩尾さんも自分と近いということを知ってなんだかほっとしたので、このブログで紹介した次第です。
女装とは関係ないですが......
萩尾さんと竹宮恵子さん、増山法恵さんは1970年から1972年まで大泉で共同生活をしていました。
しかし、あることがきっかけで萩尾さんはこの2人との関係を断つことになってしまいました。
この本は、その経緯を一度だけということで書いた本です。
私は女性漫画家の作品はほとんど読んだことがありません。
ですので、ここに登場してくる作家さんたちもお名前を知っているだけ。
題名にひかれて図書館から借りました。
しかし、萩尾さんの文章の軽快さ、爽やかさに魅入られ、あっという間に読み終えました。
萩尾さんは『これは私の出会った方との交流が失われた、人間関係失敗談です。』と前書きで書いています。
そのなかで、私が一番共感した部分がこれです。
私は何か言われて、不快でも反論せずに黙ってしまう癖があります。
それは不快という感情と共に、強い怒りが伴うので、自分で自分の感情のコントロールができなくなってしまうのです。
感情は熱を持ち、一気に暴走列車のようになり、自分で持て余してしまいます。
この感情はきっと大事故を起こす。
怖くなって、押さえ込み、黙ってしまう方を取ります。
冷静に反論する練習をすればいいのでしょうが、なかなかうまくいきません。
冷静に反論できるのは、自分の描く、漫画の中だけです。
>私は何か言われて、不快でも反論せずに黙ってしまう癖があります。
私も全く同じ。
反論できずに、沈黙する。心は煮えたぎっているのに。
また厄介なコンフリクトを起こして感情が疲弊することを恐れて、沈黙する。
心のなかで自己を苛む。これも自己嫌悪。
萩尾さんも自分と近いということを知ってなんだかほっとしたので、このブログで紹介した次第です。
女装とは関係ないですが......