(2023.4.19撮影 福島県本宮市 大きな画像)
“ワイフ君”が市内の国道を自分の車で走行しているとき、道路沿いのお宅でとても気になる植物を見かけたというのです。
そこで、今度は“ワイフ君”をわたしの車に乗せてその場所に行ってみました。これがその植物です。丈は1mというところ、草花というよりは樹木のようです。とても華やかで魅力的に咲いていました。わたしの受けた印象は「ライラック」にとても似ているということでした。ところが、こんなに低くてブッシュになるライラックは見たことが有りません。
花はまさしくライラックですよね。
ここのお宅の方がお庭付近にでもいらっしゃればお聞きできたのですが、仕方がないので写真だけ撮らせていただいて帰ってきました。ネットであれこれ調べてみたのですが、背丈の低いものには「姫ライラック」や「ドワーフライラック」などという矮小化された品種もあるようですが、どうも違うのです。違うというのは花ばかりでなく葉が全く違うのです。ライラックはふつう卵形の単葉ですが、このような葉を「奇数羽状複葉」というらしいです。
検索で出てきた沢山の写真のなかに、これと葉や樹形がよく似たものがあったのですが・・・それは「山科植物資料館」というところで紹介されたいた「アフガンライラック」というものでした。ほかには、ある企業のスタッフブログの中に同じく「アフガンライラック」を紹介したエントリーがありました。「甘い芳香を放つ花で、香水の原料にもされています・・・」とのこと。ところが不思議なことに、アフガンライラックとして販売されているものはネット上で一件も見つけられないのです。
今回出会ったこの華麗でチャーミングな植物がアフガンライラックで間違いないのかどうか、どなたか知っておられる方がおられましたらぜひお教え願いたいのです。
★ブログ「アブリル・どこにでもあり、どこにもない」さんより、写真の植物は「ペルシャライラック」に似ているとお教えいただき、ネットで再検索いたしましたところ、まさしく「ペルシャライラック」の可能性大だと確信致しました。“アブリルさん”ありがとうございました。
それと、もうひとつ「ペルシャのライラック」(Syriga x persica)というのも似てる気がしました。「ペルシャライラックは中央アジア原産の落葉低木で、いずれも薄紫の花をつける葉の付き方が独特なシリンガ・ラシニアタ(Syringa x laciniata)とシリンガ・アフガニカ(Syringa afghanica:アフガンライラック)の交配種だと考えられています。」とありました。
http://ptech.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-8a6b.html
http://countryharveststaff.sblo.jp/article/93410492.html
「ペルシャライラック」納得しました。
また、「ペルシャライラック」で検索すると、販売もされているところも確認できました。
検索の方法なども勉強になりました。
これからもよろしくお願いいたします。