(2008.9.14 国道288号線から正面に姿を現す田村富士こと片曽根山)
天気はいいのだけれど、なんだかその期を逸してしまった今日なのです。本当は朝早く出かける予定だったのですが、さすがに2日連続では気が引けます。ところが本日“ワイフ君”には早朝から予定があり、いきなり自由の身となった次第です。
午前11時45分、目的地を田村市船引町の片曽根山に決めて、三春方面へ向けて漕ぎ出しました。
秋晴れの“チョー”のどかな田園風景。
途中にあったとても綺麗に修復された農家の蔵。蔵ってその重厚さと細工の緻密さがいいですよね。気に入った蔵があるとついカメラを向けてしまいます。
道路脇にはもうコスモスの花が咲いています。コスモス咲くのどかな田舎道をのんびりと走ります。なんといっても車が走っていないというのが最高です。
本宮市から県道28号線で三春町に入りました。12時40分、三春町の通称『磐州通り』と言われる石畳のきれいな通りを抜けます。
空は半分だけ夏の名残を感じさせますが、石垣の蔦は秋の装いを始めていました。
神社の鳥居をくぐった高台に綺麗な建物が見えました。神社の石段を登っていくと、その建物は神社の境内とはフェンスで仕切られた隣の建物でした。そしてなんだか見かけたようなところだと思いましたら、それもそのはず以前に訪れている『三春町文化伝承館』の蔵座敷「紫雲閣」でした。
歴史のある城下町三春にはとても沢山の神社やお寺、そして蔵が残っているんです。
磐州通りを抜けて古い家並みが続く県道288号線を進みます。
綺麗に化粧直しされ、ご商売に利用されている蔵もいいですが、当時の蔵がそのまま残っている姿には時代の重みを感じさせる威厳が宿っているようです。
道は県道288号バイパスへと合流して、いささか多い車の流れと一緒に走るようになりますが、道幅が広いので快適に走れます。
船引町のコメリ上空に見えた積乱雲が気になります。
船引町の市街地に入ろうというところの交差点。本日の目的の一つに到着です。ここは通過するたびにニンマリしてしまうところなのです。ところが車なのでいつも素通りしていまうのです。どうです、気になるでしょうスパイダーマン?きょうは自転車ですからじっくりとご紹介いたいたいと思います。
とても沢山のキャラクターが道行く人々に愛嬌を振りまいているようです。
ゴジラからバカ殿、アンパンマンから水戸黄門ご一行様まで。まあ、似ているか似ていないかは主観によって大きく意見の分かれるところだと思いますが、わたしはこの微妙に“似せていない”ところに、作者の大きな意図を感じるのです。全部ご紹介していると片曽根山に行く前に日が暮れてしまいそうです。
ぜひ機会がありましたら、ごゆっくりご観覧ください。
さんざん遊んで午後1時35分、市街地から南の方にいよいよ片曽根山(718.6m)が迫ってきました。ここには家族と何度か来ているのです。道路が整備されているので、車で簡単に頂上まで行くことが出来ます。
だんだん近づいてみると、それなりに高く見えてしまうのです。坂嫌いのわたしは、もう頂上を見た途端に足に乳酸が溜まってくるようでした。
綺麗に舗装された山道をひたすら登っていくと、市街地が見下ろせる場所がありました。登り始めてすぐにもう疲れていますから、こういうところがあるとすぐに止まってしまうのです。
もうそろそろかなと思ってカーブを曲がるのですが、その度上りの道が続いているのを見るとくじけてしまいます。
途中から山頂へと書かれた道を登っているのですが、疲れが出てきているので頻繁に写真を撮ります。ほら、だいぶ高くなってきた感じがするでしょう。
いやー、ホントに気持ちがいいです。『なんとかと煙は高いところに上る・・・』なんていいますけれど、その“なんとか”になったとしても高いところはいいですよね。ただ自転車はいけません、汗はダラダラ、足はガクガク、心臓はバクバクですから・・・。ヒルクライムレースにご参加のみなさんは、やっぱり偉大だなと思ってしまいます。
途中で何度か死にましたが、ようやく頂上の駐車場に到着しました!
自転車を引いて山頂広場へ到着しました。頂上には大きな柴の広場とテレビ局のアンテナ群があります。
東屋や『片曽根神社』の小さな祠や見晴らし台が設置してあり、何組かのつがいの方々やご家族でピクニックに来ている方がおいででした。
息が整ったところでベンチに腰を下ろし、気持ちのいい景色を見ながら、出がけに渡されたオニギリを食べました。
遠くが霞んで良く見えなかったのが残念でしたが、それでも気分は十分に爽快でした。この達成感が坂道を好きにさせるのでしょうか・・・(大ウソです)
そうそう、ここ片曽根山の頂上には『三十三観音』という岩に彫った観音様の像があるのです。前に一度見たことがあるのできょうは見ませんが・・・何のことはない、今の季節はヘビが恐いんです。それからここは『パラグライダーエリア』にもなっているようです。
随分のんびりしてしまいましたが、午後2時50分に帰途につきました。下りはそりゃもう楽チンです。来た道を戻るのも芸がないので「国道349号 小沢の桜方面」と書いて有る方へ向かうことにします。小沢の桜は知っています。
帰りはビュンビュン下って、あっというまに片曽根山の山頂があんなに遠くなってしまいました。
林道を抜けてドンとぶつかったところが、ここでした。そう『小沢の桜』です。
せっかくですから、どのようなところにあるのかご覧下さい。おおざっぱに北側を向いていると思っていただければ良いです。バックに見える山は移ヶ岳です。
国道349号線から県道113号線へと進み、県道57号線へと差し掛かったところで見た『朴橋(ほおのきばし)のお人形様』。“お人形様”というにはあまりにも恐ろしい顔をしています。スギの葉のザンバラ髪に大きな木彫りのド派手な面を被った“お人形様”は「外から入り込む疫病などを防ぐ目的で、集落の家々や街道を見晴らす場所に祀っています・・・」とのことらしいです。どうりで恐い顔をしているはずです。
県道57号線の途中、道路脇の草むらの中にポツンと一つ時計が設置してありました。ちゃんと時間が合っていたところが妙に不自然でした。
だいたいの方角だけで行き当たりばったり走っていたのですが、ようやく自分の向かっている方向が分かってきました。
せっかくなので滝桜に寄ってみました。まさか今の時期に見ている人はいないだろうと思ったのですが、そうでないところがやっぱり天下の『滝桜』でした。
さくら瑚、ここで時間は午後3時50分。大きな雲に隠れたお日様は一向に出てくる気配がありません。
県道40号線から三春町で再び国道288号線に乗り換えて郡山方面に向かいました。国道288号線は車が多くて走るのに気を遣いました。追い越していく自動車も同じだったことと思います。午後4時28分、逢隈橋を渡ります。橋の手前から小泉を通って県道73号線を帰った方が近道なのですが、みちのく自転車道経由で帰りたいと思ったのです。
最近、自転車道を平気で走る自家用車やバイクがあるので、ところどころにこのような車止めが設置されて来ているので助かります。
ほんの少しの距離だったけれど、やっぱりみちのく自転車道にはかかわっていたいと思っちゃうんですよね。
今来た三春方面の空に大きな入道雲が出ています。
みちのく自転車道終点から県道73号線で帰る途中、本宮市白沢に差し掛かったところで雨が降ってきました。もう2~3キロぐらいで帰れるというのに、まったくいたずらな天気です。
雨はすぐに収まったのですが、濡れた路面に気を遣いながら「ああ、綺麗にしたばっかりだったのに、また掃除しなきゃ・・・」せめて泥撥ねしないようにトロトロと、ひたすらトロトロと走るのでありました。
本日の走行距離70.70 走行時間3:15 平均速度21.7 最高速度62.2
★ここでクイズです。これらの写真の中にわたし自身が写り込んでいるものがあります。それは?
天気はいいのだけれど、なんだかその期を逸してしまった今日なのです。本当は朝早く出かける予定だったのですが、さすがに2日連続では気が引けます。ところが本日“ワイフ君”には早朝から予定があり、いきなり自由の身となった次第です。
午前11時45分、目的地を田村市船引町の片曽根山に決めて、三春方面へ向けて漕ぎ出しました。
秋晴れの“チョー”のどかな田園風景。
途中にあったとても綺麗に修復された農家の蔵。蔵ってその重厚さと細工の緻密さがいいですよね。気に入った蔵があるとついカメラを向けてしまいます。
道路脇にはもうコスモスの花が咲いています。コスモス咲くのどかな田舎道をのんびりと走ります。なんといっても車が走っていないというのが最高です。
本宮市から県道28号線で三春町に入りました。12時40分、三春町の通称『磐州通り』と言われる石畳のきれいな通りを抜けます。
空は半分だけ夏の名残を感じさせますが、石垣の蔦は秋の装いを始めていました。
神社の鳥居をくぐった高台に綺麗な建物が見えました。神社の石段を登っていくと、その建物は神社の境内とはフェンスで仕切られた隣の建物でした。そしてなんだか見かけたようなところだと思いましたら、それもそのはず以前に訪れている『三春町文化伝承館』の蔵座敷「紫雲閣」でした。
歴史のある城下町三春にはとても沢山の神社やお寺、そして蔵が残っているんです。
磐州通りを抜けて古い家並みが続く県道288号線を進みます。
綺麗に化粧直しされ、ご商売に利用されている蔵もいいですが、当時の蔵がそのまま残っている姿には時代の重みを感じさせる威厳が宿っているようです。
道は県道288号バイパスへと合流して、いささか多い車の流れと一緒に走るようになりますが、道幅が広いので快適に走れます。
船引町のコメリ上空に見えた積乱雲が気になります。
船引町の市街地に入ろうというところの交差点。本日の目的の一つに到着です。ここは通過するたびにニンマリしてしまうところなのです。ところが車なのでいつも素通りしていまうのです。どうです、気になるでしょうスパイダーマン?きょうは自転車ですからじっくりとご紹介いたいたいと思います。
とても沢山のキャラクターが道行く人々に愛嬌を振りまいているようです。
ゴジラからバカ殿、アンパンマンから水戸黄門ご一行様まで。まあ、似ているか似ていないかは主観によって大きく意見の分かれるところだと思いますが、わたしはこの微妙に“似せていない”ところに、作者の大きな意図を感じるのです。全部ご紹介していると片曽根山に行く前に日が暮れてしまいそうです。
ぜひ機会がありましたら、ごゆっくりご観覧ください。
さんざん遊んで午後1時35分、市街地から南の方にいよいよ片曽根山(718.6m)が迫ってきました。ここには家族と何度か来ているのです。道路が整備されているので、車で簡単に頂上まで行くことが出来ます。
だんだん近づいてみると、それなりに高く見えてしまうのです。坂嫌いのわたしは、もう頂上を見た途端に足に乳酸が溜まってくるようでした。
綺麗に舗装された山道をひたすら登っていくと、市街地が見下ろせる場所がありました。登り始めてすぐにもう疲れていますから、こういうところがあるとすぐに止まってしまうのです。
もうそろそろかなと思ってカーブを曲がるのですが、その度上りの道が続いているのを見るとくじけてしまいます。
途中から山頂へと書かれた道を登っているのですが、疲れが出てきているので頻繁に写真を撮ります。ほら、だいぶ高くなってきた感じがするでしょう。
いやー、ホントに気持ちがいいです。『なんとかと煙は高いところに上る・・・』なんていいますけれど、その“なんとか”になったとしても高いところはいいですよね。ただ自転車はいけません、汗はダラダラ、足はガクガク、心臓はバクバクですから・・・。ヒルクライムレースにご参加のみなさんは、やっぱり偉大だなと思ってしまいます。
途中で何度か死にましたが、ようやく頂上の駐車場に到着しました!
自転車を引いて山頂広場へ到着しました。頂上には大きな柴の広場とテレビ局のアンテナ群があります。
東屋や『片曽根神社』の小さな祠や見晴らし台が設置してあり、何組かのつがいの方々やご家族でピクニックに来ている方がおいででした。
息が整ったところでベンチに腰を下ろし、気持ちのいい景色を見ながら、出がけに渡されたオニギリを食べました。
遠くが霞んで良く見えなかったのが残念でしたが、それでも気分は十分に爽快でした。この達成感が坂道を好きにさせるのでしょうか・・・(大ウソです)
そうそう、ここ片曽根山の頂上には『三十三観音』という岩に彫った観音様の像があるのです。前に一度見たことがあるのできょうは見ませんが・・・何のことはない、今の季節はヘビが恐いんです。それからここは『パラグライダーエリア』にもなっているようです。
随分のんびりしてしまいましたが、午後2時50分に帰途につきました。下りはそりゃもう楽チンです。来た道を戻るのも芸がないので「国道349号 小沢の桜方面」と書いて有る方へ向かうことにします。小沢の桜は知っています。
帰りはビュンビュン下って、あっというまに片曽根山の山頂があんなに遠くなってしまいました。
林道を抜けてドンとぶつかったところが、ここでした。そう『小沢の桜』です。
せっかくですから、どのようなところにあるのかご覧下さい。おおざっぱに北側を向いていると思っていただければ良いです。バックに見える山は移ヶ岳です。
国道349号線から県道113号線へと進み、県道57号線へと差し掛かったところで見た『朴橋(ほおのきばし)のお人形様』。“お人形様”というにはあまりにも恐ろしい顔をしています。スギの葉のザンバラ髪に大きな木彫りのド派手な面を被った“お人形様”は「外から入り込む疫病などを防ぐ目的で、集落の家々や街道を見晴らす場所に祀っています・・・」とのことらしいです。どうりで恐い顔をしているはずです。
県道57号線の途中、道路脇の草むらの中にポツンと一つ時計が設置してありました。ちゃんと時間が合っていたところが妙に不自然でした。
だいたいの方角だけで行き当たりばったり走っていたのですが、ようやく自分の向かっている方向が分かってきました。
せっかくなので滝桜に寄ってみました。まさか今の時期に見ている人はいないだろうと思ったのですが、そうでないところがやっぱり天下の『滝桜』でした。
さくら瑚、ここで時間は午後3時50分。大きな雲に隠れたお日様は一向に出てくる気配がありません。
県道40号線から三春町で再び国道288号線に乗り換えて郡山方面に向かいました。国道288号線は車が多くて走るのに気を遣いました。追い越していく自動車も同じだったことと思います。午後4時28分、逢隈橋を渡ります。橋の手前から小泉を通って県道73号線を帰った方が近道なのですが、みちのく自転車道経由で帰りたいと思ったのです。
最近、自転車道を平気で走る自家用車やバイクがあるので、ところどころにこのような車止めが設置されて来ているので助かります。
ほんの少しの距離だったけれど、やっぱりみちのく自転車道にはかかわっていたいと思っちゃうんですよね。
今来た三春方面の空に大きな入道雲が出ています。
みちのく自転車道終点から県道73号線で帰る途中、本宮市白沢に差し掛かったところで雨が降ってきました。もう2~3キロぐらいで帰れるというのに、まったくいたずらな天気です。
雨はすぐに収まったのですが、濡れた路面に気を遣いながら「ああ、綺麗にしたばっかりだったのに、また掃除しなきゃ・・・」せめて泥撥ねしないようにトロトロと、ひたすらトロトロと走るのでありました。
本日の走行距離70.70 走行時間3:15 平均速度21.7 最高速度62.2
★ここでクイズです。これらの写真の中にわたし自身が写り込んでいるものがあります。それは?
小沢の桜に、ばっちり、写っていますね。
今日も、朝方、ソフト練習しました~
ボールが速くなりすぎて、手が痛いですよ~
俺の脚は、速くなるのか??
ENDLESS HIDE
三春や船引はブルベで通過するだけではもったいない所ですね。 今度、のんびりとツーリングで行ってみたいです。 特に小沢の桜はいいですね~。 一本だけポツンとというのが、たまりません。 春にはぜひ行きたいです。もっとも、人が多い中で見るのは嫌いですので、狙いは早朝か夕方でしょうか(^_^;)。
あと、上から2枚目の写真のカーブミラーの左隅に自転車をまたいだ姿、写ってません?
ところで走られたのは昨日ですよね?
もしかして阿武隈橋~鬼生田橋付近を走ったりしませんでしたか?
実は私の前に赤いラインの入ったタイヤを履いた白いロ-ド(メ-カ-不明)が走っていたのです。
もしやkojiさん!?…とは思いましたが、
追い抜くことも、声をかけることもせずに後姿を見送ったんですよね。
もし、kojiさんだったら声をかけてみれば良かったと思いまして…
手が痛くなるほどの投球をするようになりましたか。さぞや“hideさん”、捕球をしながら涙が滲んだのは、手が痛かったからでは無かったのでしょう?我が子の成長に感無量だったのではなかったんですか?
本当にいいお父さんですね。
お話の“小沢の桜”は有名になりすぎた滝桜とはまた違って、気負ったところのないところがいいのかもしれません。でも、この桜も映画で使用されてから一躍人気者になったようなところがあります。映画のなかで“願い桜”なんていう使われかたをしたのがその要因のようです。一時はネットで「願い桜はどこにあるの?」なんて映画をまるっきり信じた人たちの情報が飛び交っていました。桜の季節に是非おこし下さい。
“へばなさん”ピンポ~ンでした。
でも赤いラインの白いロード・・・、そしてライダーがイマイチぎこちなかったら・・・私ですっ!
その場所を通られたのは午後だったのですね。
私が走ったのは午前中だったので、別人だったのでしょう。
あぁ、声をかけなくて良かったなぁ。
小沢の桜、まだ行った事がありません。こんど、訪ねてみたいですね。それと片曽根山ヒルクライム、お疲れさまでした。きっと頂上で味わう奥様のおにぎり、ものすご~く美味しいものだったのではないでしょうか。今度、ぜひ白布峠でも、おにぎり食べませんか?機会があれば、一度一緒に行ってみたいです!