(2008.9.15 11:52am)
連休最後の日は家族サービスの日。風の高原(布引山)に行きたいという“ワイフ君”の願いを聞き入れて、三森峠を越えて向かうことにしました。
なんでも、遅いひまわりが咲いているという新聞記事を見たというのですが、いつの新聞記事のことやら、わたしにはイマイチ信じられないのです。8月末に、自転車で裏磐梯へ行く途中で見たリステル猪苗代のひまわりは、そのときが満開だったのですから、多少布引山が高地だとしても信じがたいのです。まあ“ガセネタ”でも、行きたいところをNO!というほどの根拠も持ち合わせてはいないので、ドライブがてら様子を見に行くことにいたしました。
道路脇の『高原まであと7km』なんていう看板を見ながら、そういえばここを自転車で走ったのはちょうど一年前。
「そういえばあのときは、苦しくて途中で諦めて引き返そうなんて思ったんだよなあ」
なんて“ワイフ君”と話しながら乗用車で上る坂道は、いまさらながら尋常ではないと感じました。
「ところがここをな、自転車でそれも夫婦で上ったという人たちがいるんだぜ」
といつか見たブログを思い出しながら、
「二人とも裏磐梯のヒルクライムに出たりして、その奥さんという人は上位入賞しているような人なんだけどな、感心しちゃうよな」
なんてね。すれ違う下りの車はやはり多く、連休ですから当然渋滞覚悟で来たのですが、上に着くまでまったくスムーズに流れたのでした。
ところが、車の列は駐車場を前にして止まったまま動かなくなってしまいました。現在駐車場を拡張する工事が行われている最中のようで、前の車の列は従来の駐車場のスペースが空くのを待つしかないようなのです。
わたしたちもなんとか駐車できて、その辺を散策することにしました。テントのお店は高原ダイコンを買う人や、豚汁やおでんなどを買い求める人たちで大盛況。
ひまわりはもうすっかり花が終わって、とうに夏が終わったことを告げていました。まあ、それはそれでまた違った趣のある景観でした。
今はコスモスとオオマツヨイグサでした。コスモスは少々まばらでなんとなく綺麗さにかけていましたが、それでも多くのお客さんが歩いておられました。
みんなが歩いていく方へわたしたちも行ってみました。砂利道を遠くまで歩いて行くのが見えます。お年寄りも歩いていきます。
それで戻ってくる人に
「この先に行くと、なにかいいことがあるんですか?」
と訪ねてみました。すると
「さあ、別になんにも無かったですよ」
えっ、それじゃこの人の列は“みんなが行くからオレも行く”という群衆心理だけで動いていたと言うわけ!わたしたちはそこから引き返しました。
『みんな行くとこがないのねえ・・・』は毎度“ワイフ君”の口癖なのですが、不思議なことにこの日は言わなかったです。自分が行きたいって言ったからだったんでしょうか・・・。
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元々、風の高原なんて洒落た名がまだない頃は、静かで、広くて、視界360° 僕らは、プチ北海道 なんて呼んでました。 風力が出来て、さあ、どうなるのだろうか? と思っていましたが、やはり、こんな状態なのですか、、、う=~む。 そのうち、布引風太郎が演歌歌手として地元の期待を一身に背負い、布引大根音頭と、布引慕情をひっさげてマイナービューし、高原に行けば、どでかいスピーカーから割れた音でこの2曲が流され続けるのかもしれない、、、などと、寒気がして鳥肌が立ち、吐き気をもよおす光景が広がるのかもしれませんね。静かな高原だったのですけど、、、、、せめてセンスよく開発してほしいものです。何もないところで凧揚げしたり、犬と遊んだり、昼寝をしたり、広い広場で野球をしたり、夜、満天の星を眺めに来たり、そんなことをして遊んだ、あの日々がどうも遠い過去のようですね。
ブランド野菜の“布引高原大根”は存続の危機に瀕しているのだとか。生産者は60人から今や17人になってしまったのだとか。そして休耕畑にはススキが風になびいている状態なのだそうです。価格低迷で生産するほど赤字になるのだとか、これも日本の農政のまずさなのでしょうかねえ。
せめては車を数珠つなぎにして現地の直売所でダイコンを買って、布引大根が絶えないようにしていくしか無いのでしょうか。でも人間というのは、そのうちすぐに風車にも飽きてしまって誰も行かなくなって、大根も無い、人もいない、寒風のススキの原に風車だけがクルクルと回っているなんていう光景が・・・。
布引高原に行って、上ばっかり見ていないで、地面の方もしっかり見なければならないのですよね。
“mattoshiさん”の思いと同じく、昔の布引高原を知っている方々のなかには、今の状況を憂いている方もおいでのようですが・・・。
でもね、わたしとワイフは自家用車で二度、わたしはさらに自転車で一度、もう三度もここに来ているんですよ。「もう来なくてもいいね」って笑っちゃいますよね。
ただし、その場所はもう耕すことを放棄された畑だそうです
作っても作っても赤字になる「布引大根」、それに高齢化する農家、そのため地元農家はブランド大根の作付けを止めていっているそうです
これからさらにコスモスの場所は増えていくことでしょう。
なんとも複雑な思いもありますね。
ところで、9/13(火)猪苗代湖サイクリング大会&バーベキュー大会に参加しませんか~
KOJIさんは、速いので、我々に合わせて、スピードはポタリングでお願いしたいです。
よろしければ、検討してみてくださ~い。
本日、ブログ掲載予定です。
ENDLESS HIDE
“ENDLESS”主催の「猪苗代湖サイクリング大会&バーベキュー大会」へのお誘い誠にありがとうございます。ぜひ参加させていただいきたいと思います。
以前教えていただいたアドレスにメールはしているのですが、届いていますか?
ENDLESS HIDE