パセオ470とは、JR福島駅から東へ約400mほどのところにある、通称パセオ通りと呼ばれる商店街の中を走る石畳と街路樹の美しい通り(延長470m)のことです。その昔は『すずらん通り』と呼ばれていたそうです。
ここパセオ470では、今年から“光のページェント”なるイベントが催されることになり、12月14日には点灯式などのオープニングセレモニーが行われました。“SENDAI光のページェント”にならって、この通りのケヤキなどの街路樹にイルミネーションがほどこされ、クリスマス間近な商店街の雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。
会社帰りの時間ともなると、通りは通勤者の車とイルミネーションを見に来た車とが、通りいっぱいに繋がってしまいます。そういえば歩道にもいつもより沢山の方々が歩いておられるようです。
“光のページェント”などと言ってしまったがために、仙台のそれと比べられてはちょっとかわいそうです。でもわたしはイルミネーションの点けられたこの通りの雰囲気は、仙台の天空をも凌駕するような怒濤ごとき電飾の嵐とはまた違った、ひじょうに暖かみのある柔らかな感じがしてとてもいいと思いました。わたしが歩く反対側の歩道では地元のテレビ局が撮影をしておりました。
写真は会社帰りに鞄に入れてあったデジカメで撮ったのですが、なにしろ三脚が無いのでその辺の街路灯や看板を三脚代わりにして撮りました。
バックグラウンドには『ジングルベル』より『きよしこの夜』が合いそうな、そんな雰囲気でした。
「丁寧な光」という印象です。