(2011.10.10 蓑沢ヒガンバナ群生地:栃木県那須郡那須町大字蓑沢)
10月10日、三連休最後のきょうは“ワイフ君”は仕事とのこと。そこでわたしは自転車で、もう遅いかも知れない“蓑沢のヒガンバナ”を見ながら『道の駅東山道伊王野』で、蕎麦を食べてこようと思ったのです。
きょうはいつもより遅く午前6時過ぎに出発しました。五百川駅に寄って寝台特急カシオペアをカメラに収めようというわけでしたが、結局来なかったのは一日おきに運行しているので日にちを間違えていたのかもしれません。
午前6時45分、小和滝橋へ続く阿武隈川堤防を走っています。セイタカアワダチソウが見事というほかないほど見事に元気です。本宮市はドンヨリの曇り空でしたが雨は降っていませんでしたし、天気予報は晴れでしたから迷わず乗り出してきたのですが、郡山市に入った途端に路面が濡れていて朝に雨が降ったようでした。
みちのく自転車道に入っても、まだまだ路面は濡れていて水たまりも残っています。ロードバイクは泥よけがないのでこれが一番困りものです。路面が濡れだしてからずっと時速13キロで走っているのです。
舗装が新しいところは雨水が浸透しないのでなおさら最悪状態です。時速13キロではこれから何時間かかるか分かったものではありません。さっきから引き返そうかどうかずっと迷っているのです。
こんな状態は須賀川市の“田んぼの中のクネクネ道”に入ってもずっと続いていて、しかもここは農道ですから、稲刈り後のコンバインが惜しげもなく置いていってくれたドロが沢山残っているのです。
まあ、こんなことは百も承知です。農道をわたしたちが利用させていただいているのですからね。ただ、このままではドロが自転車やジャージの背中などあちこちに吹っ飛びますから、路肩にころがっていた棒きれでタイヤのドロをそぎ落としました。
須賀川を過ぎるころには道路も乾きだしていて、随分無駄に時間を使ってしまいましたが、それでも引き返えしたりしないで良かったと思いました。
午前9時57分、中島村の“童里夢(ドリーム)公園”に到着。
午前10時には“からくり”が作動するはずですから見ていくことにしたのです。それまで公園の紅葉を撮ったりして時間をつぶしていました。
この写真の一番奥にはブルーの自転車が写っているのですが、これがじつはみちのく自転車道愛好会同志のものだったのです。
からくり時計が動き出したのを見ていると、背後から「kojiさんですか?」と声をかけられました。振り向くとそこにいたのは“dietshuさん”でした。驚いたやら嬉しかったやら。“dietshuさん”とは震災前の2月、まだ日本が安全だったころにご一緒したとき以来でした。
いろいろご予定もおありのようでしたが、白河まで一緒に走ってくださるとのこと。そこでラーメンでも食べて引き返すということでした。
思いがけず白河までのパートナーが出来て嬉しかったこと。午前10時45分、白河ラーメンの超有名店“とら食堂”に到着。開店前15分、すでに大勢の方々が開店を待っておられました。“dietshuさん”とはここでお別れ、わたしが走り去っていくのを見送ってくださっていました。“dietshuさん”ありがとうございました。
午前11時18分、白河の関通過。ロードバイクの集団と遭遇しました。黒磯から来られたということでした。
午前11時27分、県境に到着。
午前11時40分、蓑沢に到着。やはり少々遅かったようで白く色あせた花が多く見られました。ただ開花には時間差があるようで今が盛りの花も沢山ありました。
写真はなるべく綺麗なところをピックアップしていますので、これが全体ではありませんので悪しからず。
これが蓑沢のヒガンバナ群生地の遠景です。白い建物が美野沢小学校です。最盛期にはここも臨時の駐車場になるようです。
午後0時11分、伊王野の町を走っています。
道の駅にはちょうどお昼に到着することが出来ました。
ところがです。ちょうどお昼が災いして待ちのお客さんが溢れているのです。そしてその列は、見る見るうちに伸びていくのです。
そば打ちの職人さん達も大忙しです。結局30分は列に並んだでしょうか。お蕎麦を食べた後、名物のそばソフトクリームを食べて、午後1時40分帰途につきました。
午後2時21分、国道294号線の県境に到着しました。
ここ那須町側の境の明神にも震災の爪痕が残されていました。
午後2時39分、白河市内を走っています。ただここが白河市のどの位置なのかは、まったく分からずに走っています。きれいに改修された川です。ゴミが無いのがいいですね。
古そうな造りの家に松の木、そんな家が多いところを見ると古くからある通りなのでしょう。
そんな中に『月よみの庭』と書かれた一角がありました。この庭は“白河石”の中でも傑出した“黒目”といわれるものでつくられたとあります。ここから東が天神町といって『町屋敷の9割以上が商人と職人で構成されていた・・・』なんていう説明がありました。
『月よみの庭』の一角にあるこの土蔵には『レコード・ミュージアム』という看板がかかっていました。中からはいい音で洋楽が流れています。覘いてみたのですが誰もおりませんでした。
建物の中には一世を風靡したような大きなスピーカーと沢山のレコードが飾られていました。これは後でじっくり寄せてもらう必要がありそうです。
次に来たのは小峰城。
震災で石垣が被害に遭ったとは聞いていたのですが、これは残念なことです。
御三階櫓は無事だったようです。
ところが、よく見るときわどいところが崩れているのでした。
一番立派だった正面の石垣が崩れてしまったのですね。
他にもお堀に崩れてしまった石垣もあります。これは修復が大変そうです。
すっかり道草を喰ってしまい、午後3時17分に小峰城を後にしました。
帰りは国道294号線を天栄村のセブンイレブンまで走り、そこから広域農道を岩瀬中学校へと抜けるコースにしました。
午後4時12分、国道118号線をながぬまショッピングアスクのところで横断します。
午後4時25分、太陽が傾くと同時にだんだん体も冷えてきます。ここで小休止した後、携帯で風呂を沸かしておくように連絡しました。
西の空にすっかり陽が傾いてきました。ここから我が家まではあと30キロ。午後6時、家に着いたときにはすっかり暗くなっていました。ただこのコースだと、みちのく自転車道を帰るより10キロ短縮出来ることも分かりました。
ヒガンバナには少し遅かったけれど、“dietshuさん”にはお会いできたし、伊王野の蕎麦を食べることが出来たし、心地よい疲れとともに満足の伊王野でした。
本日の走行距離174.21 走行時間8:11 平均速度21.2 最高速度56.2
10月10日、三連休最後のきょうは“ワイフ君”は仕事とのこと。そこでわたしは自転車で、もう遅いかも知れない“蓑沢のヒガンバナ”を見ながら『道の駅東山道伊王野』で、蕎麦を食べてこようと思ったのです。
きょうはいつもより遅く午前6時過ぎに出発しました。五百川駅に寄って寝台特急カシオペアをカメラに収めようというわけでしたが、結局来なかったのは一日おきに運行しているので日にちを間違えていたのかもしれません。
午前6時45分、小和滝橋へ続く阿武隈川堤防を走っています。セイタカアワダチソウが見事というほかないほど見事に元気です。本宮市はドンヨリの曇り空でしたが雨は降っていませんでしたし、天気予報は晴れでしたから迷わず乗り出してきたのですが、郡山市に入った途端に路面が濡れていて朝に雨が降ったようでした。
みちのく自転車道に入っても、まだまだ路面は濡れていて水たまりも残っています。ロードバイクは泥よけがないのでこれが一番困りものです。路面が濡れだしてからずっと時速13キロで走っているのです。
舗装が新しいところは雨水が浸透しないのでなおさら最悪状態です。時速13キロではこれから何時間かかるか分かったものではありません。さっきから引き返そうかどうかずっと迷っているのです。
こんな状態は須賀川市の“田んぼの中のクネクネ道”に入ってもずっと続いていて、しかもここは農道ですから、稲刈り後のコンバインが惜しげもなく置いていってくれたドロが沢山残っているのです。
まあ、こんなことは百も承知です。農道をわたしたちが利用させていただいているのですからね。ただ、このままではドロが自転車やジャージの背中などあちこちに吹っ飛びますから、路肩にころがっていた棒きれでタイヤのドロをそぎ落としました。
須賀川を過ぎるころには道路も乾きだしていて、随分無駄に時間を使ってしまいましたが、それでも引き返えしたりしないで良かったと思いました。
午前9時57分、中島村の“童里夢(ドリーム)公園”に到着。
午前10時には“からくり”が作動するはずですから見ていくことにしたのです。それまで公園の紅葉を撮ったりして時間をつぶしていました。
この写真の一番奥にはブルーの自転車が写っているのですが、これがじつはみちのく自転車道愛好会同志のものだったのです。
からくり時計が動き出したのを見ていると、背後から「kojiさんですか?」と声をかけられました。振り向くとそこにいたのは“dietshuさん”でした。驚いたやら嬉しかったやら。“dietshuさん”とは震災前の2月、まだ日本が安全だったころにご一緒したとき以来でした。
いろいろご予定もおありのようでしたが、白河まで一緒に走ってくださるとのこと。そこでラーメンでも食べて引き返すということでした。
思いがけず白河までのパートナーが出来て嬉しかったこと。午前10時45分、白河ラーメンの超有名店“とら食堂”に到着。開店前15分、すでに大勢の方々が開店を待っておられました。“dietshuさん”とはここでお別れ、わたしが走り去っていくのを見送ってくださっていました。“dietshuさん”ありがとうございました。
午前11時18分、白河の関通過。ロードバイクの集団と遭遇しました。黒磯から来られたということでした。
午前11時27分、県境に到着。
午前11時40分、蓑沢に到着。やはり少々遅かったようで白く色あせた花が多く見られました。ただ開花には時間差があるようで今が盛りの花も沢山ありました。
写真はなるべく綺麗なところをピックアップしていますので、これが全体ではありませんので悪しからず。
これが蓑沢のヒガンバナ群生地の遠景です。白い建物が美野沢小学校です。最盛期にはここも臨時の駐車場になるようです。
午後0時11分、伊王野の町を走っています。
道の駅にはちょうどお昼に到着することが出来ました。
ところがです。ちょうどお昼が災いして待ちのお客さんが溢れているのです。そしてその列は、見る見るうちに伸びていくのです。
そば打ちの職人さん達も大忙しです。結局30分は列に並んだでしょうか。お蕎麦を食べた後、名物のそばソフトクリームを食べて、午後1時40分帰途につきました。
午後2時21分、国道294号線の県境に到着しました。
ここ那須町側の境の明神にも震災の爪痕が残されていました。
午後2時39分、白河市内を走っています。ただここが白河市のどの位置なのかは、まったく分からずに走っています。きれいに改修された川です。ゴミが無いのがいいですね。
古そうな造りの家に松の木、そんな家が多いところを見ると古くからある通りなのでしょう。
そんな中に『月よみの庭』と書かれた一角がありました。この庭は“白河石”の中でも傑出した“黒目”といわれるものでつくられたとあります。ここから東が天神町といって『町屋敷の9割以上が商人と職人で構成されていた・・・』なんていう説明がありました。
『月よみの庭』の一角にあるこの土蔵には『レコード・ミュージアム』という看板がかかっていました。中からはいい音で洋楽が流れています。覘いてみたのですが誰もおりませんでした。
建物の中には一世を風靡したような大きなスピーカーと沢山のレコードが飾られていました。これは後でじっくり寄せてもらう必要がありそうです。
次に来たのは小峰城。
震災で石垣が被害に遭ったとは聞いていたのですが、これは残念なことです。
御三階櫓は無事だったようです。
ところが、よく見るときわどいところが崩れているのでした。
一番立派だった正面の石垣が崩れてしまったのですね。
他にもお堀に崩れてしまった石垣もあります。これは修復が大変そうです。
すっかり道草を喰ってしまい、午後3時17分に小峰城を後にしました。
帰りは国道294号線を天栄村のセブンイレブンまで走り、そこから広域農道を岩瀬中学校へと抜けるコースにしました。
午後4時12分、国道118号線をながぬまショッピングアスクのところで横断します。
午後4時25分、太陽が傾くと同時にだんだん体も冷えてきます。ここで小休止した後、携帯で風呂を沸かしておくように連絡しました。
西の空にすっかり陽が傾いてきました。ここから我が家まではあと30キロ。午後6時、家に着いたときにはすっかり暗くなっていました。ただこのコースだと、みちのく自転車道を帰るより10キロ短縮出来ることも分かりました。
ヒガンバナには少し遅かったけれど、“dietshuさん”にはお会いできたし、伊王野の蕎麦を食べることが出来たし、心地よい疲れとともに満足の伊王野でした。
本日の走行距離174.21 走行時間8:11 平均速度21.2 最高速度56.2
あまり普段人が通らないところなのでそうだったんでしょうがね
そのうちアップしたいと思います。
わがやの彼岸花は開花しなかったのから葉っぱが出てきました。
開花したのは茎が消えないと葉っぱが出ないようです。
不思議な花ですよね。葉と花いつも会えないので中国では悲恋と言う意味の花名だそうです
kojiさんの写真を見るにつけ、福島の景色を思う気持ちが強くなってきます。
これが年を取ってきての郷愁なのかな。
3~4歳の頃に戻った重いです。
家族サービスはしたし娘の進学関係の仕事もしたし、来週晴れれば思う存分好きな所走りたいと思います。、
参加させていただいたときのことをはっきりと覚えています。kojiさんの名ガイドが楽しくてワクワクしながら楽しみました。
また是非一緒に走りたいです。
お城・・・うわさには聞いてましたが写真を見ると無残さに絶句です。早く修復されるといいですね。
花や風景の美しい写真、うっとりします。
あろがとうございました。
朝方の須賀川市方面は雨が降ったのですね。
自宅付近は何事も無かったので石筵ふれあい牧場に家族で行きました。(私は自転車)
kojiさんは多分「伊王野」かなと思い15時頃は自転車道を須賀川市方面に走っていましたが別ルートだったんですね。(残念)
22日(土)はフリーになりそうなので「蕎麦」と「ソフトクリーム」を堪能しに行きたいと思います。
ただ、花が咲いたものは茎が消えないと葉がでないというのは初めて知りました。これでまたヒバンバナを見る目が変わりました。ありがとうございました。
今のところ来週も天気はよさそうですね。ぜひ充実した夏休みにしてください。いまから楽しみですね。
わたしは、ただひたすら走ることより、こうしてあちこち新しい発見をしながらぶらぶら走るの好きだったりします。もちろんブルベや、見事な景観の飯豊を見ながら走るイベントも好きです。またどこかでお目にかかったときは声をかけてくださいね。
わたしは絶対スピードが遅い分、長い時間をかけてゆっくり進みます。そしてあちこち見て回るのが大好きです。特に街中であちこち見て回るのには自転車は最高ですね。
じつは帰り道もまたドロを跳ね上げながら走るのに少し抵抗があったのです。そこで無難な山回りに変更したのです。
“ロンリーHさん”伊王野とふんだのは誠にいい勘してますね。帰りのルート、裏切ってしまって申し訳なし、またお目にかかりましょう。
22日はぜひ伊王野楽しんできてください。尚、11月2~3日は伊王野のお祭りです。
http://blog.goo.ne.jp/koji5678/e/89c4ebe73a5dafca8ca38380ff6e6124
これも味があっていいお祭りですよ。
彼岸花はとってもきれいです。もちろん「きれいなところだけ」とおっしゃっていますけど、群生している彼岸花は迫力があります。来年はご一緒したいです。よろしくお願いします。
こんどは伊王野のそばソフトクリームを食べにまったりとご一緒したいですね。