(2010.5.30 am11:49 樽口峠駐車場より飯豊連峰を望む)
5月30日午前4時54分、あたりはすでに明るくなっていて、安達太良の上空には綿あめをちぎったような雲が立ちこめていました。福島県は曇りの予報ですが、米沢は曇りのち晴れですから雪の飯豊が見れそうな気がします。
高速と国道13号を乗り継いで、午前7時に会場の米沢総合公園に到着しました。
参加のみなさんはさっそく愛車の調整に余念がありません。会場の様子を写真に撮っていると一台の車がこちらへ向かってきました。
偶然なことに、それは本日参加の“ききょうやさん”でした。まずは朝のごあいさつ代わりに写真を一枚!
(写真を撮っている“ききょうやさん”を撮るの図)
午前7時40分、スタートを前に“ききょうやさん”と軽く公園の周りを走りました。
そしてスタートを前にブログ仲間の“ケンヂさん”ともお会いすることができました。この大会へお誘いしてくださったのも“ケンヂさん”でした。
午前8時、いよいよ第一組のスタートです。第一組には“ききょうやさん”と“ケンヂさん”が入っていました。レースのスタートとは違ってとても和やかなスタートなんです。これもまたこのイベントのいいところだと思いました。
“ききょうやさん”!わたし大事な場面で思いっきり“ヘクリ”ました。まあ、スピード感があっていいと思ってくだされっ!(申し訳なし・・・)
わたしはエントリー番号が遅いので、“なでら男さん”に記念写真を撮らせていただきました。このあと“なでら男さん”は小国の折り返し点に向かわれるのだそうです。では折り返し点でお会いしましょう。
さて、わたしは最後から2組目でスタートいたしました。そして午前9時11分、川西町から飯豊町あたりの坂を登っています。こちらはいま新緑が綺麗です。そして至る所でタニウツギが満開です。そんな中を参加者の皆さんが走り抜けて行きます。わたし休んでいるわけではありません。きょうは坂道でも決して降りて歩いたりしないと決めたんです。
午前9時25分、白川ダム湖畔に着きました。ここは第一CPになっています。
第一CPでは飲料水の他にバナナやジャムパンが用意されていました。わたしはバナナを食べてジャムパンを背中の袋に入れ出発しました。
いまこの辺は新緑がとても綺麗です。こういうところを走れる幸せを胸一杯に吸い込みながら・・・すぐに止まってしまうという悪いクセがあるのです。こんな綺麗な景色を自分だけで見ているのは罪だと思いますから、写真に撮ってできるだけ多くの人にも届けてあげたいと思ってしまうのです。
『グランフォンド飯豊』はその名のとおり、こうして時々現れる飯豊連峰を眺めながら走ることができるのです。これは本当に感激でした。
九才峠を越え飯豊町から小国町へ入ります。少し走るとすぐにまた素晴らしい景色が目の前に展開して、またぞろ止まってしまうのです。写真を撮っていると後続の一団が駆け抜けていきました。
横川ダムの湖にかかる大層立派な橋で撮影タイム。ここまでで後続の参加者にも大分抜かれたようでした。
ホラ、いいでしょう。写真を撮っていると観光の方に「自転車のレースなんですか?」と聞かれました。わたしを見たらレースかどうかわかると思うのですが・・・。ああそうか、わたしはすでにレースを放棄して写真を撮っているんだと思ったんですかねえ。ハハハ
午前10時54分、再び雪の飯豊が見えてきました。ああ、たまんないなあ!またここで止まってしまいました。でもこの辺まではまだ参加者の方々もチラホラ見えていたんです。
午前11時13分、さあいよいよ樽口峠へさしかかります。『グランフォンド飯豊』のメインイベントと言ってもいいのかもしれません。この峠の頂上からの素晴らしいパノラマを見ることもこのイベントに参加した大きな理由の一つなのです。
宇都宮のブルベでは峠を散々歩いてしまって、コースを設定してくださったスタッフの方々に対して罪の意識がありました。そこで今回はそれを反省点として、坂の途中では自転車から降りて歩いたりしないと決めたんです。ですからすでにファイナルローでナメクジのように進んでいるんです。ほら、ずっと下の方にさっき走ってきた路が見えています。
樽口峠の定番撮影ポイントに来たとき、「写してあげましょうか?」と声をかけてくださった方がおりました。
わたしもお返しに「撮ってあげましょうか」と写したのですが、うーん、あんまりいい出来じゃなかったみたい。“ミウラさん”すみません・・・。
そう、この方は“ミウラ イクオさん”とおっしゃるヒルクライム、クリテリウムなど数々の輝かしい戦歴をお持ちの方でした。
午前11時44分、樽口峠の展望台からは、それはそれは素晴らしい眺望が開けていました。雪の飯豊連峰がすぐそこに広がっています。疲れは一遍に吹き飛びました。参加者の皆さんもそれぞれ記念撮影をなさっておいででした。
(ミウラ様、リンク先は大きな画像になっていますのでダウンロードしてご自由にお使いください。)
飯豊連峰をバックに“ミウラさん”を写すの図。
飯豊連峰をバックに数々の戦歴を残す“koji”の図。アハハハ・・・スイマセン・・・。自分では自分を写せないのでとてもうれしかったです。ミウラさん、ありがとうございました。
雄大な景色に圧倒されてここまでの疲れも吹き飛んでしまいました。自転車に乗ってここへ来てみたいと思っていたことが実現できて本当に感無量でした。なんだかここでわたしの『グランフォンド飯豊』は完結してしまったような錯覚にとらわれてしまいました。
でも本当の意味でわたしのグランフォンドはここからだということを、このとき飯豊の素晴らしい景色に酔っていたわたしは全く気づかずにいたのでした。
(後編につづく)
5月30日午前4時54分、あたりはすでに明るくなっていて、安達太良の上空には綿あめをちぎったような雲が立ちこめていました。福島県は曇りの予報ですが、米沢は曇りのち晴れですから雪の飯豊が見れそうな気がします。
高速と国道13号を乗り継いで、午前7時に会場の米沢総合公園に到着しました。
参加のみなさんはさっそく愛車の調整に余念がありません。会場の様子を写真に撮っていると一台の車がこちらへ向かってきました。
偶然なことに、それは本日参加の“ききょうやさん”でした。まずは朝のごあいさつ代わりに写真を一枚!
(写真を撮っている“ききょうやさん”を撮るの図)
午前7時40分、スタートを前に“ききょうやさん”と軽く公園の周りを走りました。
そしてスタートを前にブログ仲間の“ケンヂさん”ともお会いすることができました。この大会へお誘いしてくださったのも“ケンヂさん”でした。
午前8時、いよいよ第一組のスタートです。第一組には“ききょうやさん”と“ケンヂさん”が入っていました。レースのスタートとは違ってとても和やかなスタートなんです。これもまたこのイベントのいいところだと思いました。
“ききょうやさん”!わたし大事な場面で思いっきり“ヘクリ”ました。まあ、スピード感があっていいと思ってくだされっ!(申し訳なし・・・)
わたしはエントリー番号が遅いので、“なでら男さん”に記念写真を撮らせていただきました。このあと“なでら男さん”は小国の折り返し点に向かわれるのだそうです。では折り返し点でお会いしましょう。
さて、わたしは最後から2組目でスタートいたしました。そして午前9時11分、川西町から飯豊町あたりの坂を登っています。こちらはいま新緑が綺麗です。そして至る所でタニウツギが満開です。そんな中を参加者の皆さんが走り抜けて行きます。わたし休んでいるわけではありません。きょうは坂道でも決して降りて歩いたりしないと決めたんです。
午前9時25分、白川ダム湖畔に着きました。ここは第一CPになっています。
第一CPでは飲料水の他にバナナやジャムパンが用意されていました。わたしはバナナを食べてジャムパンを背中の袋に入れ出発しました。
いまこの辺は新緑がとても綺麗です。こういうところを走れる幸せを胸一杯に吸い込みながら・・・すぐに止まってしまうという悪いクセがあるのです。こんな綺麗な景色を自分だけで見ているのは罪だと思いますから、写真に撮ってできるだけ多くの人にも届けてあげたいと思ってしまうのです。
『グランフォンド飯豊』はその名のとおり、こうして時々現れる飯豊連峰を眺めながら走ることができるのです。これは本当に感激でした。
九才峠を越え飯豊町から小国町へ入ります。少し走るとすぐにまた素晴らしい景色が目の前に展開して、またぞろ止まってしまうのです。写真を撮っていると後続の一団が駆け抜けていきました。
横川ダムの湖にかかる大層立派な橋で撮影タイム。ここまでで後続の参加者にも大分抜かれたようでした。
ホラ、いいでしょう。写真を撮っていると観光の方に「自転車のレースなんですか?」と聞かれました。わたしを見たらレースかどうかわかると思うのですが・・・。ああそうか、わたしはすでにレースを放棄して写真を撮っているんだと思ったんですかねえ。ハハハ
午前10時54分、再び雪の飯豊が見えてきました。ああ、たまんないなあ!またここで止まってしまいました。でもこの辺まではまだ参加者の方々もチラホラ見えていたんです。
午前11時13分、さあいよいよ樽口峠へさしかかります。『グランフォンド飯豊』のメインイベントと言ってもいいのかもしれません。この峠の頂上からの素晴らしいパノラマを見ることもこのイベントに参加した大きな理由の一つなのです。
宇都宮のブルベでは峠を散々歩いてしまって、コースを設定してくださったスタッフの方々に対して罪の意識がありました。そこで今回はそれを反省点として、坂の途中では自転車から降りて歩いたりしないと決めたんです。ですからすでにファイナルローでナメクジのように進んでいるんです。ほら、ずっと下の方にさっき走ってきた路が見えています。
樽口峠の定番撮影ポイントに来たとき、「写してあげましょうか?」と声をかけてくださった方がおりました。
わたしもお返しに「撮ってあげましょうか」と写したのですが、うーん、あんまりいい出来じゃなかったみたい。“ミウラさん”すみません・・・。
そう、この方は“ミウラ イクオさん”とおっしゃるヒルクライム、クリテリウムなど数々の輝かしい戦歴をお持ちの方でした。
午前11時44分、樽口峠の展望台からは、それはそれは素晴らしい眺望が開けていました。雪の飯豊連峰がすぐそこに広がっています。疲れは一遍に吹き飛びました。参加者の皆さんもそれぞれ記念撮影をなさっておいででした。
(ミウラ様、リンク先は大きな画像になっていますのでダウンロードしてご自由にお使いください。)
飯豊連峰をバックに“ミウラさん”を写すの図。
飯豊連峰をバックに数々の戦歴を残す“koji”の図。アハハハ・・・スイマセン・・・。自分では自分を写せないのでとてもうれしかったです。ミウラさん、ありがとうございました。
雄大な景色に圧倒されてここまでの疲れも吹き飛んでしまいました。自転車に乗ってここへ来てみたいと思っていたことが実現できて本当に感無量でした。なんだかここでわたしの『グランフォンド飯豊』は完結してしまったような錯覚にとらわれてしまいました。
でも本当の意味でわたしのグランフォンドはここからだということを、このとき飯豊の素晴らしい景色に酔っていたわたしは全く気づかずにいたのでした。
(後編につづく)
パソコンを持っていないので携帯からの閲覧になりますが、それでも素晴らしいコースと景色が伝わってきます。
坂道が苦手と言いつつもしっかり克服しようとしているところがさらに素晴らしいですね。
私もこんな素晴らしいイベントに参加シテミタイモノデス。
平日に一人で走り回っているのでこんなイベントは憧れてしまいはす。
後半も楽しみにしてます。
私もぼちぼちがんばらなければ・・・
わたしは一人きままに思い通り走るのが好きでしたが、こういうイベントは思っている以上に楽しく有効なものだということをブルベや今回のグランフォンドで経験することができました。仲間と走るのは楽しいことですし、第一こんな峠ばかりのコース、自分では絶対に設定しないですからね。
“estema22さん”また少しずつ初心に帰ってダイエットに励みましょう。
樽口峠6回目でこれなんですから,kojiさんは写真を撮りながらで余裕のよっちゃんですよ。
でも実は写真を撮りながら走るというのが,いいストレッチになっていたんだと思います。一昨年コゴミを採りながら走った時が,一番攣らなかったですから。
kojiさんの写真,いいですね。ロングライドの楽しみはこういうこともあるんだと改めて思いました。
ご参加,本当にありがとうございます!
素晴らしい景色もたっぷり堪能できましたし、“ケンヂさん”はじめ“なでら男さん”や“ききょうやさん”ともお会いできて本当にいい大会でした。こちらこそありがとうございました。
ウソです。
写真がきれいなのはショックだったのは本当ですが。同じ条件なのに違うのはやはり人間性ですね。
スタートの写真ありがとうございました。
これ、好きです。
ブログよりリンクさせて頂きました。
楽しんで頂けたようでなによりです。また来年もお待ちしております!
でも“ききょうやさん”のおっしゃるように全てにおいて素晴らしい大会でした。ありがとうございました。
お言葉に甘えてぜひ来年も参加させていただきたいと思っています。ありがとうございました。