一時は全く影を潜めていた「ごま色斑点病」が、新しい葉っぱに再び発生しているのを見つけました。
新しい葉っぱが、ようやくこんなに綺麗に出そろったというのに・・・。いくら強力に殺菌したつもりでも、菌はどこかに潜んでいたり、どこかから風に乗ってやってきたりするのかも知れません。
いささかショックでしたが、落胆ばかりはしていられません。「ごま色斑点病」はベニカナメ(レッドロビン)にとっては命をも脅かすのガンのようなものですから、早期発見早期治療に徹することにしました。症状の出た葉っぱは見つけ次第摘み取ることにして、今朝は午前4時半からレッドロビンの植栽全体を消毒しました。わが家は道路に面しているので、通行する人や車両に迷惑がかかおそれがあるのです。午前4時半から始めたのには、朝方は風が無いのに加えてそんな訳もあったのです。思い通り、消毒を終えるまで人も車も全く通りませんでした。これでまた、しばらく様子を見ることに致しましょう。
悪いことばかりでもなくて、モッコウバラが満開になりました。
そして、わが家でモッコウバラに次いで早く咲くナニワイバラもとうとう咲き出しました。
この楚々とした花姿が大好きでなんです。加えて病気や虫に悩まされることも無く、いたって健康優良児なところもとても気に入っているんです。
レッドロビンの消毒が済んでから、リハビリ散歩農道コースに出かけてみました。
満開の藤が見頃です。
いま散歩コースは、新緑いっぱいのこんな状態になっています。
天然の藤棚状態になっているところもありました。
これは、昔から和紙の原料に用いられる「コウゾ(楮)」か、または「ヒメコウゾ(姫楮)」というものだと思うんです。
ただ、その違いは微妙で素人のわたしには判断つきかねます。この髭モジャのボールは雌花で、甘くて黄色い木苺のような実が成ります。ところが、この木をざっと見渡したところ、残念ながら雄花がひとつもありませんでした。
そんな今朝のひとときでした。
情報ではごま色斑点病は感染力が非常に強く、感染した落ち葉や感染した葉を刈り込んだ鋏などからも感染が広がるようにも書いてあったりします。
ですから、刈り込みした後にはダコニールなどで全体を消毒しておくことにしました。
わが家では5センチぐらいに育ったものが1本枯れてしまいました。
木は枯れずにいます。
コウゾは交配によって創り出された品種なんですね。
この木に雄花が見当たらなかったところをみると、ヒメコウゾではなくてコウゾの可能性が大ということですね。
この辺でも昔はコウゾを育てていたところがありましたからね。その名残かも知れないですね。
すごい、コウゾってちゃんとした樹なんですね
ある記事に
「ヒメコウゾは雌雄同株であるがコウゾは異株」とありましたけど
http://www.plant.kjmt.jp/tree/kigi/kouzo.htm