休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

猛暑の中を、お使いに・・・(みちのく自転車道経由伊王野行き)

2014年07月27日 | 自転車
(2014.7.26 am6:24 暑くなりそうな予感・・・みちのく自転車道:乙字橋にて)

7月26日、午前3時半に目が醒めました。昨日は福島市が35.7℃なんていう、とにかく暑苦しい日でした。きょうも、おそらくそれに近い暑さになるのかもしれません。



午前4時20分、朝風呂で身を浄めて、後輪のタイヤを新しいものと取り替えたアンカーに出撃命令を下しました。きょうは伊王野へ行こうとしているのです。



午前4時47分、小和滝橋へ向かって阿武隈川の堤防を走っています。ようやく朝陽が顔を出して、水門操作室の窓硝子に反射しています。





小和滝橋を渡りきったところに、ウバユリ(姥百合)が出ていました。まだ蕾ですがこんなところにも生えているんですね。



午前4時55分、随分とご無沙汰のみちのく自転車道です。みちのく自転車道はわたしの自転車の原点、やっぱりなぜかワクワクします。



午前5時4分、磐越東線の鉄橋下を通過。



午前5時10分、郡山市街地の定点観測ポイントに到着。



午前5時44分、みちのく自転車道を走って、須賀川市へ到着。



早朝の自転車道は、清々しくて気持ちがいいです。



午前6時13分、これがきょうの乙字ケ滝。自宅からここまでは、ちょうど40キロです。



滝見不動にある湧き水でクールビット(coolbit)を濡らします。備えあれば憂い無し、きっときょうは、これが大活躍してくれるはずです。



中島村の“童里夢(ドリーム)公園”手前で見かけたヤエカシワバアジサイ。とても綺麗に咲いていました。



午前7時5分、“童里夢(ドリーム)公園”に到着。



ここにもウバユリがありました。



そして、こちらはヤマユリ。


(“童里夢(ドリーム)公園”:中島村)

きょう、こんなに早く伊王野に向かっているのには、訳があります。“ワイフ君”が“日光トウガラシ”が欲しいというのです。先日、“ワイフ君”を連れて伊王野へ行ったときには、到着がお昼頃だったために、人気の『道の駅東山道伊王野』の野菜売り場からほとんどの野菜が消えていて、日光トウガラシも出ていたというのですが、すでに影も形もありませんでした。そこできょうは、わたしがサイクリングも兼ねて、朝8時30分オープンの野菜売り場で日光トウガラシをゲットしようという訳なのです。



今の時期、山の斜面や路肩で目立つのは、花を沢山付けた“タケニグサ”。



日本画の画題に打って付けのような姿をしたこの草を、“ワイフ君”は庭に欲しいと言ったことがあります。ところが、草丈が3mにも4mにもなるようなすごい状況を見てあきらめたのでした。



白河市街地から国道294号線へ出て、午前8時19分、県境の境の明神に着きました。



時間は予定を少々回っていますが、芦野宿を経由して行くことにしました。



街並みの家々の前には、昔からの屋号が表示してあります。



これが本日の“石の美術館”。まだ、もちろん開館前です。



唐傘屋というのがいいですね。



ここは創業300年という老舗旅館。“うなぎの丁子屋”さんです。きっと土用には大忙しなのでしょうね。(特上\3,200とやらを食べて見たいぞ!)



蔵がとてもいい雰囲気の染屋さん。



芦野宿の出口に『芦野氏旧墳墓』と書かれた案内板がありました。



案内板から50mということですし、せっかく来たのですから、何でも見ていきましょう。







なんでも1,600年代(詳しくはこちらを参照してください)のお墓のようです。ここにはヤマユリが沢山さいていたようなのですが、写真のように無残に全て手折られていました。歴史の怨恨なのでしょうか、なんだか戦争が無くならない理由を垣間見たような気がしました。



かろうじて難を逃れたヤマユリが綺麗に咲いていました。



少々道草を喰って、午前9時6分、『道の駅東山道伊王野』に到着しました。



さっそく野菜売り場へ向かいましたが、もうすでにこの人波です。次々とカゴを見て回りますが、日光トウガラシが何所にもありません。さては、すでに売り切れてしまったかと諦めかけたとき、かろうじて二袋だけ見つけました。出荷しに来ていたお母さん曰く、『きょうはこれだけしかなかったの』だそうです。最盛期はこれからということのようでした。

中島村から来られたとうローディさんとしばしお話ししてから、午前9時40分、一足先に失礼して帰路につきました。帰りは白河の関を通るルートです。





午前10時8分、道ばたの水で再びクールビットを濡らしました。



午前10時18分、県境の追分の明神通過。



午前10時57分、もうすでに暑くて参っています。白河実業高校前のセブンで休憩ですが、太陽が真上ですからセブンイレブンの敷地には日陰がないのです。そこで、隣接した雑木林に陣を構えました。





ほほー、東北高校総体1位だったんですね。



12時2分、白河市大信のセブンでガリガリ君を買って、近くのあづまやで休憩しました。



とにかく暑くて、こまめに日陰で休憩しないと熱射病になってしまいそうです。



12時47分、クールビットが乾いてきたので、天栄のセブンで水を買いました。頭からかけたら冷たくて気持ちがいいのなんの。しかし、唇に触れた液体は水じゃない!
よく見ると“SPAKLING”って書いてあります。ややっ、炭酸水かっ!



日差しを遮るものは一切無し。延々と続くカンカン照りの道・・・。頭からかぶった炭酸水が毛乳頭を刺激して、増毛に寄与したなんていうことがあったら一石二鳥ですね。ハハハ

なんていう、くだらないことを考えながら走っています。



お寺さんや、公共施設があれば水道で水がもらえるのですが、なかなかそうもいきません。
午後1時36分、自販機で水を買い、日陰を探して休憩しました。



気化熱で冷やすクールビットも水分が無くなれば効果無し。午後1時57分、大槻運動公園にある郡山市青少年会館の玄関脇水道をお借りして、頭から足の先まで水浸しにしました。冷たくて生き返ります。



午後2時13分、西部工業団地内の待池公園で小休止。洗面所の水を再びかぶりました。ここから我が家までは12~13キロといったところ。日光トウガラシの入った自作ナップサックを背負って、再び炎天下の中へ走り出しました・・・。

猛暑の中のお使いに走った、本日の走行距離175.11 走行時間7:06 平均速度24.6 最高速度57.9


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6 コメント

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またまた (ケンヂ)
2014-07-27 16:55:02
伊王野とは。お疲れ様です。そして初夏のヤマユリ,ウバユリありがとうございます。kojiさんの自転車ライフには頭が下がりっぱなしです。

昨日,二日酔いと風邪とで寝て過ごし,今日は乗ろう…朝方大雨で諦め,Y-1グランプリなるB級グルメのイベントに出かけました。
ステーキ丼で発泡酒を飲んで…というオヤジの日曜です。
これから喜多方の花火大会をカミさんの希望で見に行きます。
もちろん運転はカミさんです。
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お疲れさまでした。 (masa)
2014-07-27 17:11:22
大変お疲れ様でした。
猛暑の中175kmは過酷ですね。
ブルベ1週間後は猛暑になっちゃったんですね。
本当に天候は読めないですね。
雨のブルベで走るか猛暑のブルベで走るか当日になってみないとわからないですね。
しかしkojiさんの猛暑の中の走行はとてもきついですね。
そんな中冷たい自然の湧き水があると助かりますよね。
これから夏本番のようです。
熱中症に注意してお体をお大事にしてお過ごし下さい。
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“ケンヂさん” (koji)
2014-07-27 19:32:35
花火大会ですか!いいですね。もう花火大会には何年行っていないでしょうか。近くで見る音と光に差のない花火は、やっぱり迫力が違いますよね。
今回の伊王野行きの目的は、“ワイフ君”のために日光トウガラシを買うということでしたが、それを抜きにしても、なかなか楽しいサイクリングでした。
あまりの暑さに、いたるところで頭から水をかぶり、日射病にならないように休憩をタップリ取りながら走ってまいりました。頭から全身に水をかぶり、風を切ったときの気化熱でヒンヤリしながら走る爽快感はまた格別でしたよ。
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“masaさん” (koji)
2014-07-27 19:45:01
“masaさん”達が完走したブルベは、自分で天気を選べないのですから、これは本当に過酷ですよね。
わたしは、遊びのサイクリングですから、そこは自由です。暑かったけれど、昨日走っていて正解でした。きょうは一日中風が吹き荒れていて、自転車で出掛けたら、とてもつらい目に遭っていたことでしょうね。
鍛え方が違う、タフな“masaさん”ですが、茨城も一層厳しい暑さの季節、どうぞご自愛くださいませ。
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屋号 (玉井人ひろた)
2014-07-30 20:40:11
屋号は時代を感じるものがありますよね。

飯野町を通っていたころ「マント屋」という店があったんです。昔はマントを売っていたそうです。今も営業しているかどうかは不明です。

ところで、きょう国道沿いの道路を堂堂と逆走する自転車に乗った高校生らしき若者に遭遇しました。対面する側だったら本当に危なかったです。まだまだ、居るんですね
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“玉井人ひろたさん” (koji)
2014-07-31 00:03:38
「マント屋」さんは面白いし、めずらしいですね。自分の住むところを考えてみても、親たちの話の中から自然に聞いて覚えている「車屋」「染屋」「飴屋」等々があります。面白いのは中学校に通っているとき、みんなから「かなぐつや」と呼ばれている店がありました。漢字で書くなら「金沓屋」、蹄鉄を作っていた鍛冶屋さんだったのでしょう。
残念ながら、右側を走行する自転車は、まだまだ沢山見かけます。左側通行はだれしも分かっているけれど、自分だけじゃないから・・・というところを逃げ道にして、都合良く走っているだけなんだと思います。ですから、現実にペナルティを受けるまでは決して無くならないと思います。困ったものです。
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