休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

嵐山!? 驚きのみちのく自転車道

2007年12月01日 | みちのく自転車道

きょうから師走、なのに午前6時の気温は4℃ちかくもあるんです。



きょうはなんだか少しもやっています。霞がかかったようで遠くの景色は色がぼやけています。と、いきなり、どこからかハホッ、ハホッ、ハホッと白鳥の鳴き声がしました。キョロキョロ探すと枡形のあたり、東北病院のほうから郡山方面へと一団が飛んでいくところでした。幼い鳥をちゃんと間にはさんで飛ぶんですね。

安達太良がきれいに見えたら、“ピナ男さん”のホームグラウンドの福島市松川の水原川でバックに安達太良を入れて白鳥を撮ろうかと思っていたのです。気温は朝からグングン上がって2桁台の勢いです。きょうから師走なんです・・・。



時間は10時を大きく回って11時になろうというところ。残念ながら安達太良は雲の中、予定を変更してみちのく自転車道へと乗り出しました。



ところが、きょうは特別な場所に出くわしました。山の中にきれいな黄色い葉をつけた大きな木が見えました。山へと続く脇道があったので入っていきました。50mも進んだでしょうか、そこにはあっ!と驚く為五郎が・・・じゃなく、あっと驚く光景が待ち構えていました。以下はその画像ですが、ご覧の皆様方に感動を余すところ無く伝える技量を持ちあわせていないことをお許しください。私の受けた衝撃の何分の一でも感じ取っていただけたら幸いです。

















わたしの驚きがすこしは感じとっていただけたでしょうか。みちのく自転車道は今茶色一色、中には葉を落とした木々さえあります。そんな中でみちのく自転車道からわずか50mのところにこんな“嵐山”のごとき景色があったんです。



田んぼの中をくねくねと乙字ケ滝へ向かいます。



お気に入りの須賀川市浜尾遊水地向かいの阿武隈川堤防です。



乙字ケ滝近くの水郡線の踏み切り付近、雑木林がいい色をいています。



もう少しで乙字ケ滝。川原一面のアレチウリの残骸が枯れ木にまで絡んでいて、モニュメントみたい。おまけに先っちょにはカラスが。



そして、これが今日の乙字ケ滝。

さあ、ここから一気にラーメン好房へ!と、まてよ、今日は12月1日だから・・・ラーメン好房は『1日、11日、21日、31日と1のつく日が休業となることが多いです』と店内に張り紙があったような。「でも今日は土曜日だし、稼ぎ時だよなあ、やってっかも」と、とりあえず行ってみました。

結果は下の写真のごとし。次に矛先を向けたのは“正華飯店”です。



正華飯店はラーメンの幟が何本もはためいておりました。午後2時という時間で店内には若いカップル2組だけ、待つことなく注文が出来ました。



わたしはここの“からし味噌ラーメン”が味もいいし量も多くて大好きです。シャキシャキのモヤシと麺を食べた後は、スープに沈んだひき肉とコーンをレンゲでくまなくサルベージ。時々スープも飲んだりして、これがたまんなく楽しくておいしいんです。結局最後はドンブリを持って最後の一滴までスープを飲み干してしまいました。



おなかが“プキン”とふくれた後は、ひたすら帰りを急ぎます。落ち葉をシャリシャリと踏みながら・・・みちのく自転車道は帰りもまたいいんです。

師走においてなお、素晴らしい紅葉を目にすることが出来た本日の走行距離81.86 走行時間4:13 平均速度19.3 最高速度37.8


最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴しい紅葉に感嘆! (tomato)
2007-12-01 22:25:46
12月こんなに美しい紅葉が見れるなんて本当に感動です!
でも車では入って行けない場所のようですね~、残念!
自転車は大好きですが、車になってからは全く乗っておりません。
ブログを読むとまるで自分が自転車で出かけているようで楽しいです。
何度走っても季節やその時々色々な発見や事件、みちのく自転車道に感嘆します。
ゴールの乙字ヶ滝、今日はどんなかな~と思ってしまいます。
現実はとても寒いでしょうし、風邪などひかないように。でもいつも疑問に思うのはラーメンを食べに行ってしまうのって、ん~どうなのかな~?でも楽しみもないと~ですよね。

返信する
やはり地球温暖化? (ピナ男)
2007-12-01 23:34:23
kojiさん 紅葉の写真ムチャクチャ綺麗ですね。まだ残ってるんですね。このところ暖かくて海沿いの町にいくと梅の花が咲いてます。我が家のボケの木(鉢植え)の蕾はプクンと膨らんで咲きそうな気配です。「このボケッ!」と怒ってやってます。
返信する
“tomatoさん” (koji)
2007-12-02 03:05:05
ホントにびっくりしました。これだけみちのく自転車道を走っていたのに、まったく気がつきませんでした。そこは水神様が祀ってある場所でした。大きなもみじの木が5・6本、その中には大木もありました。
そして、その葉の色も赤、オレンジ、黄色とそれぞれ紅葉の色が違うところが驚きでした。
それから“みちのくラーメン道”になってしまって申し訳ないですが、自分へのご褒美みたいなもんなんです。いえ、わたしはラーメンが好きなのです。でも知らないところへ行くときはいつもコンビニのおにぎりです。
毎晩走るのはダイエット、みちのく自転車道は最近はダイエット抜きになっちゃってます。
“tomatoさん”はラーメン、キライ?
返信する
“ピナ男さん” (koji)
2007-12-02 03:11:09
ここの紅葉は先の“奥岳の紅葉”と同じように、とても綺麗なものでした。師走にこんな綺麗な紅葉に出くわすとは驚きでした。
みちのく自転車道を走っていても、植物が変なのがわかります。ヤマツツジが咲いていたりするんです。植物は寒暖の変化や日照時間の長さで季節を読み取っているのでしょうから、変なんでしょうねやっぱり・・・。
返信する
きれい・・・・ (★may★)
2007-12-02 03:38:55
写真とっても綺麗です。
  乙ヶ滝・・分かりますよ
  写真がとっても素敵なので、別世界を見ている様でした~
  地元にもこんな素晴らしい所があるなんて・・
  いかに今まで、何も感じないで過ごして来たか・・
  反省させられました~
     ありがとうございます
返信する
★mayさん★ (koji)
2007-12-02 06:41:34
楽しんでいただけて何よりでした。
常々わたしも★mayさん★と同じ思いをしているんです。近くにあって、知らないものや、知らないことが沢山あります。そういうときに、ブログなんかがホントに役にたってくれますよね。
ぜひ、また遊びにいらしてください。
返信する
 (oyajiライダー)
2007-12-02 08:35:09
表現し難い色ですよね。「何色」といえばいいのでしょう。自然の色彩は繊細で微妙でどれも違っていて何時見ても変化していて。
言葉で表現するのが勿体無いくらいの景色ですよね。とても美しく撮れている写真です。
レンズと電子回路を介してなお、これだけの感動を覚えるのですから、現場の状況たるや・・・想像できません。
是非ともこの現場に立って、この目で見てみたくなりました。
しかしkojiさん、写真上手いですねえ。
返信する
“oyajiライダーさん” (koji)
2007-12-02 12:07:04
見た目と写真の違いというのは、私にとってはどうしようもないことのように思えます。人間は自分に見えているものから都合のいい部分だけをピックアップして見ることも、反対に実際には見えていない部分も記憶で補って超ワイドに見ていたりもするようです。それだけ感動も大きくなるようです。そしてその感動が引き金になって、カメラで撮影してくるわけなんですが、写真の仕上がりは自分の意図したものとはかけ離れたものが多いです。そこがプロとの決定的な違いだし、素人の悲しさなんだと思います。
だから実際に見るのが自分にとっては一番すばらしいと思えます。人間は自分が感動したことを、他の人たちにも同じく伝えたいという欲求が備わっているような気がします。それは逆を言えば、受け手側の感じ取るキャパシティーが大きくものをいうのかもしれません。
そういう意味では“oyajiライダーさん”の豊かな感受性は、私などの撮った写真からでも、実際の状況をその感受性と想像力と経験値で補って観てくれているんだなあと思います。
実際はもっとすごいんですよ、“oyajiライダーさん”。
返信する
写真最高! (hide)
2007-12-02 21:36:18
紅葉きれいだな~
走りたかったが、走れませんでした~
MrOは、信夫山をヒルクライムしたそうです。
そして私は・・・

CYCLE SPORTS 写真場所たりましたね~

良かった、誰も当ててくれないかと思った。

ENDLESS HIDE
http://blog.livedoor.jp/team_endless/
返信する
スンバらしい彩です。 (mattoshi)
2007-12-02 21:53:47
こんばんはー!! 感動です。スゴい木ですね~。まるで桃源郷の秋って感じですねっ。すごいすごい、、、
僕も行ってみたいなあ~。kojiさんのブログから みちのく自転車道の素晴らしさがビシバシと伝わってきて、僕も福島空港を目指して奔りたいと思っています。
身近にこんなにも素晴らしいものがたくさんあるんですもんね~。知らないというのは不幸だなあ~と改めて思いました。
しかし、kojiさんの奔りっぷり、スゴいですね。ひと月に700キロなんて、、、ひぇ~、、、って感じで、
なんとかすこしでも見習うようにしなければ、、、
返信する
“hideさん” (koji)
2007-12-02 22:19:32
ホントに師走の紅葉にはちょっと驚きました。来年もここを忘れずにチェックしてみたいと思っています。
CYCLE SPORTSの写真の場所は、あれで正解でしたか。なんとなく“hideさん”の雰囲気が感じられるようで、きっとこれだなと思いました。でも“hideさん”はよく分かりましたね。あのシーンが記憶に残っていたのでしょうか。CYCLE SPORTSぜひ家宝にしてください。
返信する
“mattoshiさん” (koji)
2007-12-02 22:34:10
“桃源郷の秋”とは“mattoshiさん”とてもうまい表現です。茶色一色のこの時期にあって、ハッと息を呑むような美しさでした。空が抜けるような青空だったら、また違った写真になったでしょうね。紅葉はやはり逆光が断然きれいだとあらためて思いました。
福島空港をまわってくるのも、いいと思います。私も一度行ったのですが、118号から空港まで延々と続く上り坂が、だんだんと効いてきたのを記憶しています。
返信する
Unknown (チャーリー)
2007-12-04 12:36:43
こんにちわ。
kojiさんの写真、ほんとキレイです。
私は写真撮るの苦手で、デジカメも仕事以外では
ほとんど使いません。
なので、オートバイでツーリングしても、カメラを持つ習慣がついてないので、いつも損した気分になります。
私は自分のために自転車は買わないかもしれません。
子供のクリスマスプレゼントにすることにしました。
しかし、健康のために、ときどき通勤用で借りようと思ってます。
私もkojiさんのように、楽しみながらいろんなところへ行ってみたいです。来年は、ツーリングで行く先々のきれいな所を、しっかり見つけてこようと思います。
生粋の自転車乗りではありませんが、またお邪魔させてください。
kojiさんが紹介してくださるいろんな場所は、ツーリングコースの参考になります。
これからもっと寒くなります。ナイトラン、気をつけてお出かけくださいね。
返信する
“チャーリーさん” (koji)
2007-12-04 20:23:23
京都嵐山を彷彿とさせるような見事なモミジでした(京都の嵐山なんて行ったことは無いんです)。
みなさんに是非紹介したいところや、ことがらに出くわした時のために、自転車で出かけるときはたいてい、デジカメを持って行くようにしているんです。
ところで、自転車も運動のためというのであれば、ある程度の距離を走る覚悟が必要だと思います。たとえば2キロ歩くところを自転車に乗ってしまえば、歩くことより楽をしてしまいます。10キロで約30分ですから、最低でもそれ以上走ることが必要だと私は思います。ですから継続するというのは、とても大変なことだと実感しているんです。ただそれを抜きにしても休日など自転車でその辺を走るのはとても気持ちのいいものです。
実はわたしもそうなのですが、“生粋の自転車乗り”である必要なんてまったくありません。このブログを通していつでも皆さんにワイワイやっていただければ本望です。
これから自転車には厳しい季節です。ご心配ありがとうございます。気をつけて頑張ります。
返信する

コメントを投稿