（２０１７．１０．１９ ９：５６ａｍ）
１０月１９日、きょうは雨降りです。“傘マーク”は週明けの火曜日まで付いていましたが、かろうじて土曜日だけは消えました。
ただ大型の台風２１号の影響が気になるところです。今朝は雨降りの中、１２月に行われる市の催し『和泉元彌の狂言らいぶ』の入場券を手に入れるべく出かけてきました。このようなものにふれることの少ないところに住むわたしには絶好の機会。その思いは誰しも同じようで、恥ずかしいぐらい早く行ったつもりでしたが、すでに会場にはたくさんの方々が・・・。整理券の番号は昼の公演の４９番。小一時間待ってようやく入場券購入の順番が巡って来ました。
入場券は一人５枚までということで、全席指定の座席は前の方から順に埋まっていました。見ると最前列に空きがあるではありませんか。一番前は首が疲れて見づらいような気がして敬遠する方が多いのかも知れませんが、幾度かコンサートなどに行ってみて“見るなら絶対最前列中央付近”というのがわたしの中にありました。これは『ラッキー！』とばかりに、かぶりつきの席を二つゲットしました。ところで、“かぶりつき”というのは最前列でかぶりつくようにして見るからだと思っていましたが、他に歌舞伎から出た言い方だとの説があるんですね。昔、歌舞伎の舞台では実際の水やドロを使用する演目があったらしいです。そのとき、最前列の客にはその被害にあわないように水よけの“被り物”を配ったのだそうです。そこから「かぶりもの」が「付いた」席ということで、最前列の席を“かぶり付き”というようになったとのこと。なるほど面白い、こりゃますますかぶりつきで見る公演が楽しみになりました。
