(2023.6.23 新緑の中を雄大に流れ落ちる行司ヶ滝:田村市都路町)
6月23日、夕べからの雨は上がっていましたが午後からまた雨の予報なんです。そこで、雨になる前にブログ(日々のブログ「【動画】春の行司ヶ滝」)で紹介のあった田村市都路町の「行司ヶ滝(ぎょうじがたき)」へ行ってみようと思いました。お天気の良い日に行けばいいようなものですが、滝を見るなら増水している雨上がりがチャンスだと思ったんです。
ナビの案内で行司ヶ滝の駐車場までやってきました。梅雨の最中のせいか、わが家の他には見学者はいないようです。駐車場の一角(〇印のあたり)に驚くほど見事なホタルブクロが咲いていました。
見事なホタルブクロに近づくと、わたしの大嫌いなニョロがいました。それも注意が必要な大人のマムシでした。マムシは日本中ふつうにいる毒蛇ですから驚くことは無いのですが、滝への散策路は“ワイフ君”と長靴に履き替えて行くことにしました。駐車場には「行司ヶ滝まで1.2キロ」との案内がありました。
鬱蒼とした新緑の中、渓流に沿って進んでいきます。念のために傘を持ち、背中のリュックからは熊鈴の代わりに音楽を流しています。
少し進むと、広くなったところにトロッコ線路の展示と案内板がありました。
滝までの遊歩道は、このトロッコ線路の跡に造られたとのことです。
さあ、いよいよ行司ヶ滝遊歩道の始まりです。
とにかく、メチャクチャ綺麗に整備された遊歩道です。そしてまた、その景観も素晴らしいです。
「行司ヶ滝(女滝)」という案内がありました。これは男滝のほうも期待大です!
トロッコ道の遊歩道をさらに進んでいきます。わたしが写真を撮っている間に、“ワイフ君”はもうずっと先の方らしく見える範囲に姿はありません。
駐車場からの遊歩道は、ずっとこうした素晴らしい造りがされているのです。これには全く驚きました。
いよいよここから行司ヶ滝への下りです。170mと案内された滝までの行き帰りは、半身に麻痺をかかえるわたしにはなかなかのものでした。まあ、“ワイフ君”も結構効いたとは言っていました。
見えてきました。雨上がりで水量が多いのかどうかは分かりませんが、落ちているのはとても綺麗な水でした。
落差16mという「行司ヶ滝(男滝)」はとても見応えがあるものでした。
さらに滝壺の高さまで降りると、そこは発電施設の取水口になっているようでした。この施設が造られる前は、滝の高さはこの倍あったという記事もネットにはありました。
わたしは来るときに気がついていましたが、“ワイフ君”は帰りの道ではじめて気づいたのだそうです。ぐるりと円を描いた藤の蔓、“ワイフ君”は一瞬古タイヤかと思ったそうです。
そっくりここを切り取ってわが家の庭に飾ることができたならば、さぞや涼しげな夏が過ごせることでしょうね。そんな素晴らしい行司ヶ滝の散策でした。“日々のブログさん”ありがとうございました。
[★注意] 駐車場まで戻り、“ワイフ君”が再びホタルブクロのところへ近づくと、やっぱり先ほどのマムシがいたそうです。マムシは毒を持っているという自信からか、ほかのヘビのようにそそくさと逃げたりはしません。姿をみせながらゆっくりとした速度で遠ざかっていくのです。ここの駐車場では周辺の草むらへ不用意に入ることは避けた方がよさそうです。
この時期は,やっぱりニョロニョロがいるんですよね。逃げていくニョロニョロでも相当嫌ですが,逃げないニョロニョロは悲鳴物です。これがいなかったらすぐにでも行きたいんですが,ニョロニョロ…。
晩秋から冬は葉っぱが無くなって、滝の全貌が見渡せるだろうなと思って見て来ました。
マムシはハブのような神経毒ではないので、血清治療を受けるまで多少時間的な余裕はあるものと思います。
みちのく自転車道でもマムシは見かけましたから、そこらへんにいるものと思っています。
わたしも“ケンヂさん”同様、毒が無くてもニョロは大嫌いです。
ついこないだまで都路村と言っていたような気がしますが、もう18年も前のことになるんですね。
スマホでお撮りになっているとお聞きしましたが、スローシャッター切れるんですね!またPCの壁紙に使わせて頂きます☺️
とてもいいところでした。
今回は滝を撮るつもりでしたから、ミラーレスと三脚を持って行きました。
滝を撮影する場所は、現場の状況から結構限られてしまうんですね。
晩秋から冬なら葉っぱが無くなって(マムシや熊も冬眠して・・・ハハ)滝の全貌が写せるのかも知れないと思いながら見てまいりました。
皆さんのコメントを読んだらこの滝をよくご存じに方ばかりで、こちらの出る幕はないわいと思っていたのですが、けっこう急なくだりがあって大変だったろうと改めてkojiさんの奮闘ぶりに感じ入った次第です。
藤の蔓が円を描いて古タイヤにみえますね。
奥様は気づかなかったんですか。ハハ無理もないわ。
悲鳴ものです。
滝を見るには滝壺の位置まで降りなければならないところが大変なところでした。
昨日まで筋肉痛がありました。ハハ
写真で見るとよくよく綺麗な円で笑えますね。
おっしゃる通りで、自然豊かなところには様々な生き物が暮らしております。
マムシは日本中いたるところに居りますが、運良くめぐり逢わずに済んでいる方々もそれはそれは大勢います。
ですから、怖がっていたらどこの野山へも出かけられなくなってしまいます。
巡り合わせたときは運が悪かったと諦めるほかはありません。いうなれば、交通事故みたいなものです。
しかしなあ・・・わたしもヘビが大嫌いなので、マムシよりは交通事故のほうがまだいいような気もしてしまいます。
ですが、素晴らしい遊歩道と滝の景観でした。