
(2009.9.5 栃木県那須郡那須町大字蓑沢付近)
「少し走って減量作戦でもしてくっかな」
「この自転車で行くの、あっちの自転車はまだ直んないの?」
“RFX8”は取りに行くのが面倒なのと、このところ“P君”(PROGRESSIVE FRD-900)が思いの外良く走ってくれるので、きょうの減量のお供も“P君”でいいかなと思っていたのです。ところが“ワイフ君”は“RFX8”と比べて“P君”が頼りなく思えてきたのでしょうか、こんなことを言ってくれました。
「もう一台買ったら」
(なぬっ、本当かよっ!)
いつからこんなに“いい人”になったのでしょう。またまた飛び出した家宝“思う壺”、でもうまい話にすぐさま便乗したりはしないのです。
「いや、この“P君”もなかなかいい走りをするんだ」

(am9:01 小和滝公園)
というわけで、きょうも“P君”と一緒のダイエットランに出発しました。きょうは重い“P君”と出来るだけ長い距離を走ってみようと思っていましたが、サラリーマンの悲しい性で8時30分スタートになってしまったのです。それで『帰りは遅くなっかも・・・、今日中に帰って来れないときは、明日になっから・・・。』当たり前と言えば当たり前の話なのですが、“ワイフ君”はそれでも納得したようでした。

きょうはまず、みちのく自転車道を経由して白河の関から『道の駅東山道伊王野』へ。そこから馬頭に行き『BRM808宇都宮300』のルートで大子町を経由し、矢祭から久慈川サイクリングロードを走って国道118号を戻るという栃木・茨城の一部をかすめるコースにしたのです。出発が遅くなったので、帰りはナイトランになるはずです。ここ郡山へは何時に戻ってこれるのでしょう。


みちのく自転車道はいたるところで除草作業が行われています。きょうも無人のラジコン式草刈機クボタAMX-7が活躍していました。

川原の土手は一面が“アレチウリ”で覆われています。そして自転車道まで浸食してきています。

乙字ケ滝に近づいてくると、“Hiroさん”や“dietshuさん”が報告してくれたような状況がうかがえましたが、アスファルトは片づけられて砂も自動車に踏み固められていましたので、問題なく通過することが出来ました。

午前10時46分、これがきょうの乙字ケ滝。この頃には青空が出てきて気温もだいぶ上がって来ました。でも一つ忘れた事がありました。日焼け止めを塗ってこなかったのです。

白河方面へ向かって走っていると、昨年同様ビニールハウスの骨組み全部にアサガオを育てられているお宅がありました。これがまた見事なのです。

午前11時45分、中島村“童里夢(ドリーム)公園”に到着。林の中の散歩道、ヤブ蚊に刺されました。

12時11分、阿武隈川を越えて白河市に入りました。秋晴れのいい天気です。

白河の関近くの畑で咲いていた花。花は“クサギ”とよく似ています。同じクマツヅラ科の植物で“TOSSYさん”が紹介していた“ボタンクサギ (牡丹臭木)”などと言うものかもしれません。

午後1時11分、白河の関で記念撮影。

きょうは時間が押しているので関の森公園での休憩は無し。一路『道の駅東山道伊王野』を目指して走ります。道ばたの“フシグロセンノウ(節黒仙翁)”に思わず足を止めてしまいました。どこでもすぐに止まれる、これが自転車の最も好きなところでもあるのです。

この時期、伊王野路で目に付くのが濃いピンクの“ツリフネソウ”。先日は諏訪峠で“キツリフネ”を見ましたが、シッポの巻き具合が違っていて、ツリフネソウはクルクル、キツリフネはクルッと曲がっているだけなんだそうです。

午後2時9分、『道の駅東山道伊王野』に到着。いつものソバソフトクリームを食べながら小休止。GIOSに乗った学生さんと一緒になりました。わたしがこれから向かおうとしている大田原市から来たのだそうです。



黒羽で那珂川を渡りました。ちょうどダイワ主催の鮎釣り大会が開催されていました。トラック荷台に満載の豪華賞品?これじゃ燃えますよね。

なかがわ水遊園を右手に見て、県道27号を馬頭目指して進みます。

午後3時58分『道の駅ばとう』に到着。ここでもソフトクリームを食べました。火照った体がジューッと音を立てそうでした。

もう恒例になってしまったような馬頭広重美術館前の記念撮影。ここからは1ヶ月前に走った300のブルベのときのコースです。コマ図は無いですが一本道ですから大丈夫です。

ここでようやく栃木県から茨城県へ。もうすでに午後4時50分を回っていました。

午後5時6分、見覚えのある交差点に着きました。「おやき学校」覚えています。ブルベはここを左折したのですが、この先の坂でスポークが折れたので、きょうは右折します。いえ、本当は大子の街を見ていきたいんです。

午後5時22分、大子の繁華街に到着。

なんだかひどくレトロな感じがしました。さあ、ゆっくりしている時間はありません。あと1時間もしたら暗くなってしまいます。久慈川サイクリングロードを完走するのにも闇の中になりそうです。

うーん、微妙な距離残していますね。郡山まで平均20キロで4時間かあ・・・。

午後5時53分、ようやく茨城県ともお別れです。国道118号をいくら走っても福島県にたどり着けず、大子町はひどく広いところのように思えました。

午後6時4分、矢祭の連続した短いトンネルを抜け、久慈川サイクリングロード入り口に着きました。途中から闇が忍び寄ってきたのでライトを点け、ナイトランモードに入りました。この時間サイクリングロードを走って失敗したと思ったのは“虫”それも大量の羽の生えた小さな虫でした。顔、胸、腕、足・・・全身虫だらけです。目には入る、口には入る、まあタンパク質だと思えばこれも立派なエネルギー源ですけど・・・。

ライトに光った道路脇の白い物体。引き返して見ると“ツルボ(蔓穂)”の小群生でした。

見えるものといえば、ライトに照らされた白線と路肩の雑草。相変わらず大量の羽虫が顔に当たります。薄気味悪い暗闇をどのぐらい進んだでしょうか、午後6時39分、久慈川の対岸に『道の駅はなわ』の光が見えました。

久慈川サイクリングロードは棚倉まで続いているはずなのですが、途中でいきなりこんな道になってしまいました。しかたがないのでここから灯りの見える市街地を目指し東へ進み、棚倉の町中へ出ました。

ますますブルベの様相を呈してきて、国道118号を棚倉、浅川、石川、玉川を通過し、暗闇のみちのく自転車道は止めにして、須賀川市の繁華街についたときは午後9時30分になっていました。

東部幹線道路を走り、午後10時22分ビッグアイと市街地を見渡せる跨線橋から写真を撮りました。ここからわが家までは30分から40分といったところ。
“P君”と一緒の“ブルベごっこ”。足痛くならず、尻痛くならず、大量の羽虫の被害を別にすれば、スピードは出ないながらも楽しく走れた本日の走行距離243.33 走行時間12:31 平均速度23.1 最高速度53.6、相変わらず制限時間いっぱいの走りです。ハハハ
「少し走って減量作戦でもしてくっかな」
「この自転車で行くの、あっちの自転車はまだ直んないの?」
“RFX8”は取りに行くのが面倒なのと、このところ“P君”(PROGRESSIVE FRD-900)が思いの外良く走ってくれるので、きょうの減量のお供も“P君”でいいかなと思っていたのです。ところが“ワイフ君”は“RFX8”と比べて“P君”が頼りなく思えてきたのでしょうか、こんなことを言ってくれました。
「もう一台買ったら」
(なぬっ、本当かよっ!)
いつからこんなに“いい人”になったのでしょう。またまた飛び出した家宝“思う壺”、でもうまい話にすぐさま便乗したりはしないのです。
「いや、この“P君”もなかなかいい走りをするんだ」

(am9:01 小和滝公園)
というわけで、きょうも“P君”と一緒のダイエットランに出発しました。きょうは重い“P君”と出来るだけ長い距離を走ってみようと思っていましたが、サラリーマンの悲しい性で8時30分スタートになってしまったのです。それで『帰りは遅くなっかも・・・、今日中に帰って来れないときは、明日になっから・・・。』当たり前と言えば当たり前の話なのですが、“ワイフ君”はそれでも納得したようでした。

きょうはまず、みちのく自転車道を経由して白河の関から『道の駅東山道伊王野』へ。そこから馬頭に行き『BRM808宇都宮300』のルートで大子町を経由し、矢祭から久慈川サイクリングロードを走って国道118号を戻るという栃木・茨城の一部をかすめるコースにしたのです。出発が遅くなったので、帰りはナイトランになるはずです。ここ郡山へは何時に戻ってこれるのでしょう。


みちのく自転車道はいたるところで除草作業が行われています。きょうも無人のラジコン式草刈機クボタAMX-7が活躍していました。

川原の土手は一面が“アレチウリ”で覆われています。そして自転車道まで浸食してきています。

乙字ケ滝に近づいてくると、“Hiroさん”や“dietshuさん”が報告してくれたような状況がうかがえましたが、アスファルトは片づけられて砂も自動車に踏み固められていましたので、問題なく通過することが出来ました。

午前10時46分、これがきょうの乙字ケ滝。この頃には青空が出てきて気温もだいぶ上がって来ました。でも一つ忘れた事がありました。日焼け止めを塗ってこなかったのです。

白河方面へ向かって走っていると、昨年同様ビニールハウスの骨組み全部にアサガオを育てられているお宅がありました。これがまた見事なのです。

午前11時45分、中島村“童里夢(ドリーム)公園”に到着。林の中の散歩道、ヤブ蚊に刺されました。

12時11分、阿武隈川を越えて白河市に入りました。秋晴れのいい天気です。

白河の関近くの畑で咲いていた花。花は“クサギ”とよく似ています。同じクマツヅラ科の植物で“TOSSYさん”が紹介していた“ボタンクサギ (牡丹臭木)”などと言うものかもしれません。

午後1時11分、白河の関で記念撮影。

きょうは時間が押しているので関の森公園での休憩は無し。一路『道の駅東山道伊王野』を目指して走ります。道ばたの“フシグロセンノウ(節黒仙翁)”に思わず足を止めてしまいました。どこでもすぐに止まれる、これが自転車の最も好きなところでもあるのです。

この時期、伊王野路で目に付くのが濃いピンクの“ツリフネソウ”。先日は諏訪峠で“キツリフネ”を見ましたが、シッポの巻き具合が違っていて、ツリフネソウはクルクル、キツリフネはクルッと曲がっているだけなんだそうです。

午後2時9分、『道の駅東山道伊王野』に到着。いつものソバソフトクリームを食べながら小休止。GIOSに乗った学生さんと一緒になりました。わたしがこれから向かおうとしている大田原市から来たのだそうです。



黒羽で那珂川を渡りました。ちょうどダイワ主催の鮎釣り大会が開催されていました。トラック荷台に満載の豪華賞品?これじゃ燃えますよね。

なかがわ水遊園を右手に見て、県道27号を馬頭目指して進みます。

午後3時58分『道の駅ばとう』に到着。ここでもソフトクリームを食べました。火照った体がジューッと音を立てそうでした。

もう恒例になってしまったような馬頭広重美術館前の記念撮影。ここからは1ヶ月前に走った300のブルベのときのコースです。コマ図は無いですが一本道ですから大丈夫です。

ここでようやく栃木県から茨城県へ。もうすでに午後4時50分を回っていました。

午後5時6分、見覚えのある交差点に着きました。「おやき学校」覚えています。ブルベはここを左折したのですが、この先の坂でスポークが折れたので、きょうは右折します。いえ、本当は大子の街を見ていきたいんです。

午後5時22分、大子の繁華街に到着。

なんだかひどくレトロな感じがしました。さあ、ゆっくりしている時間はありません。あと1時間もしたら暗くなってしまいます。久慈川サイクリングロードを完走するのにも闇の中になりそうです。

うーん、微妙な距離残していますね。郡山まで平均20キロで4時間かあ・・・。

午後5時53分、ようやく茨城県ともお別れです。国道118号をいくら走っても福島県にたどり着けず、大子町はひどく広いところのように思えました。

午後6時4分、矢祭の連続した短いトンネルを抜け、久慈川サイクリングロード入り口に着きました。途中から闇が忍び寄ってきたのでライトを点け、ナイトランモードに入りました。この時間サイクリングロードを走って失敗したと思ったのは“虫”それも大量の羽の生えた小さな虫でした。顔、胸、腕、足・・・全身虫だらけです。目には入る、口には入る、まあタンパク質だと思えばこれも立派なエネルギー源ですけど・・・。

ライトに光った道路脇の白い物体。引き返して見ると“ツルボ(蔓穂)”の小群生でした。

見えるものといえば、ライトに照らされた白線と路肩の雑草。相変わらず大量の羽虫が顔に当たります。薄気味悪い暗闇をどのぐらい進んだでしょうか、午後6時39分、久慈川の対岸に『道の駅はなわ』の光が見えました。

久慈川サイクリングロードは棚倉まで続いているはずなのですが、途中でいきなりこんな道になってしまいました。しかたがないのでここから灯りの見える市街地を目指し東へ進み、棚倉の町中へ出ました。

ますますブルベの様相を呈してきて、国道118号を棚倉、浅川、石川、玉川を通過し、暗闇のみちのく自転車道は止めにして、須賀川市の繁華街についたときは午後9時30分になっていました。

東部幹線道路を走り、午後10時22分ビッグアイと市街地を見渡せる跨線橋から写真を撮りました。ここからわが家までは30分から40分といったところ。
“P君”と一緒の“ブルベごっこ”。足痛くならず、尻痛くならず、大量の羽虫の被害を別にすれば、スピードは出ないながらも楽しく走れた本日の走行距離243.33 走行時間12:31 平均速度23.1 最高速度53.6、相変わらず制限時間いっぱいの走りです。ハハハ
ぼくは、809以来全く距離が乗れていないので、このロングライドはうらやましいかぎりです。
久慈川CRの草むらっぽいところは、どこでしょう。しかも、両側にはアレチウリでしょうか。
路の真ん中に雑草が出てきて、なんだかあやしくなってきた久慈川サイクリングロードがいったい何処だったのか、もう一度確認しに行かなければならないですね。
でもね、人家から離れて川の流れる音しか聞こえない真っ暗闇を走るのはあんまり気持ちのいいものじゃありませんでした。わたしはオバケがキライなのです。
あっ! ナイトランはkojiさんの「18番」でしたね
今回のメインは久慈川サイクリングロードを走破することだったのですが、暗闇になってしまいました。次は逆ルートでまわって景色を見ながら写真を撮って走ってみなくちゃなりませんね。
いわゆる“駆け引き”ってやつですか?
私の場合、家内の“思う壺”には過去に何度もやられております。
243.33kmまさに立派な距離です。
わたくしFRD-920乗りでございます。
920を購入する以前からkojiさんのブログをチェックしておりました。今回"P君"の危機を感じたので書き込みさせて頂きます。kojiさんは数少ないFRD-9X0乗りのブロガーでいらっしゃるので、是非ともこのまま乗り続けて頂きたくお願いに参上致しました。
今回はひたすら距離を走ってみたかったのです。ですからルートはもう決めていました。出だしが遅かった分、帰りも遅くなると見越して話していたのですが、途中で電話を入れたら、随分心配していたのでしょう「考えながら走りなさい」なんて小言を言われました。
これって夜遊びと一緒なのですが、自転車に乗らない人から見たらそう思われてもしかたないのかも知れないですよね。
軽くて軽快に走るロードバイクはとても気持ちがいいですが、この“P君”にも先に述べた捨てがたいところもあるのです。
“cedar_mountainさん”ご安心あれ、“P君”とはこれからも長く付き合っていくことになると思いますので、これからもよろしくお願いします。
やっぱりすごいですね。
ええぇ?矢祭で日没じゃないですか。
いくらナイトランに慣れているとは言え・・・。
そうですか、ライトが虫を引き寄せて、邪魔ですよね。
それにしても、またまた驚きのルート走破。
所要14時間30分、走行距離243.33km 再度お疲れ様でした。
“dietshuさん”や“山羊さん”の写真にある棚倉側の自転車道入り口が不明のままとなってしまいましたので、いつか再度の挑戦をしてみたいと思います。