(2022.5.4 風呂山公園に掲示してあった「はなわのつつじまつり」のパンフレット)
5月4日、きょうは“ワイフ君”も庭仕事の手を休めてドライブに行ってみることにしました。
目的地は塙町(はなわまち)にある「つつじまつり」開催中の風呂山公園。まずは、目的地途中の浅川町で「城山公園」に寄り道しました。
ここ浅川町の城山には「青葉城」というお城があったそうです。
八幡様が祀ってありました。
「三角点ってなあに?」と“ワイフ君”。ここ城山は国土地理院の四等三角点になっていました。
浅川町の城山公園はツツジがとても綺麗でした。否応なく風呂山公園の「つつじまつり」にも期待が膨らみます。
塙町の風呂山公園に到着し、手前の駐車場に車を駐めてから公園の正面登り口にやってきました。ところが・・・
結構な人出を覚悟していたにもかかわらず・・・。そう言えば、駐車場も空いていたんです。
盛りはとうに過ぎた感がありありで・・・。
頂上まで行かずに引き返すことにしました。
風呂山公園のヤマツツジは、みな結構な太さになっていて、これが満開なら大した物なんです。
中には少々遅咲きのものもあります。
「ここは日陰のせいか綺麗よ」と“ワイフ君”。ま、残念ながらみなさんご想像通りの結末でした。ここ風呂山公園には7年前に初めて訪れたのですが、そのときも今回と似たり寄ったりでした。するところ、本当の見頃はゴールデンウイークに焦点を合わせた「つつじまつり」の前、4月下旬ごろにあるようです。
風呂山公園にそっぽをむかれ、“からもどり”をするのも面白くないので、浅川町の道ばたにあった案内版に従ってみました。
行き着いたところは浅川町の「福貴作(ふきざく)集会所」というところ。
集会所横の空き地にそれはありました。
なるほど・・・これが、小松寅吉の手になる仁王像とな。「しかし、何だか全体のバランスも悪いし迫力にも欠けるなあ・・・」
手はまあ、何とかそれらしいが・・・。
帰宅してネットで「小松寅吉」を調べました。そしたら、ここ福貴作(ふきざく)集落に構えた工房で「技巧の石工」などとも呼ばれた名工とのこと。近隣の市町村には狛犬 などをはじめ、技巧を凝らした作品が多数残っているようです。そして、この仁王像は失敗作として寅吉が土中に埋めたものを、後生の人々が掘り出してここに展示したとのこと。
次は、『弟子たちと2年以上にわたり寺の境内に住み込みで作業したという・・・栃木県那須塩原市にある雲照寺の「准提観音像」という巨大な石の観音像』をいつか見てみなくてはなりませんね。
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