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『自分らしい終末や葬儀の生前準備―「生老病死」を考える』の紹介

2018-09-01 15:37:02 | 日記
 こんにちは。最初にこのわたしのブログを立ち上げてもらったのは、わたしの友人のひとかたならぬ助けによるものです。
 わたしがつれあいを亡くしてから、その喪失感から本を書こうと決意をし、書く途中で、また仕上がってからも、大切な人を亡くした後の葬儀やお墓の問題に悩んでいる人が多くいます。この頃、市民講座でも「終活」の講座があり、関心のある方が多いことを実感します。その人たちの悩みを聞き、少しでもその悩みをともに考えたいと思い、その方法に「ブログ」があると知りました。
 ところが、パソコンに弱いわたしがブログを立ち上げるなんて至難のことであり、どうしていいかわからないときに、家まで来てやってもらったのが、わたしの友人です。友人のありがたさをしみじみ思いながら、なじめないブログに少しずつ、わたしのことを書いていこうと思っています。
 立ち上げようと思ったら、スムーズに行かないので、また友人の助けを借りることになりました。こんな調子で、ほんとうにブログを続けることができるのか不安ですが、今日は、わたしが書いた本を少し紹介したいと思います。

 2016年11月につれあいを亡くしました。葬儀などはスムーズに行きました。死後のことをふたりが元気なときに話し合っていたからです。だから、葬儀社との話し合いは、驚かれてしまいました。
 今日は一つだけお知らせします。つれあいが亡くなるとき、そのときに着るものを決めていたからです。そして、病院へもって行っていました。だから、葬儀社が用意してくれるものは「いらないです」といいました。
 わたしの知り合いは、夫を自宅で亡くし、そのとき着るものを用意してほしいといわれ、着物にしようと思いました。タンスを空けて、まず大島の着物があったのですが、「もったいない」と思い、次のタンスを空けました。ウールの着物が2枚あり、はっきりと値段の高いものと低いものでした。みなさんは彼女がどちらを選んだと思いますか。
 大島をやめた思いがあったのです。高いほうを選んだのです。
 後で、彼女がわたしにいったのは、「灰になってしまった。もったいないことをした」でした。「もっと早くに決めておいたら、後悔はなかったのに」といいましたが、「そんなことを決めている人は少ないと思う」という返事が返ってきました。
 そんなことはありません。いざというときにあわてないために、そして、自分の死後に何を着せてもらうかを決めることは、その人が生きてきたことを考えることでもあると思います。

 こういうエピソードも書いた本がタイトルの本です。
 少しずつ紹介していこうと思っています。
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