2月に発刊できた2冊の本『いつまで続く「女人禁制」』(解放出版社)『仏教における女性差別を考える』(あけび書房)の最後の出版記念会を、「女人禁制」の山「大峰山」のある奈良で行うことを決めていました。会場に選んだ男女共同参画センターは定員の半分の制限人数37人で予約をとることができました。37人の参加者を集めることが当初は大変なことだと思っていたのですが、宝塚のリピーターや宝塚で行けなかった人の参加申込みで苦労をせずに制限人数に達しました。懇親会の会場の下見もして懇親会参加者30人のお店も予約できました。宿泊希望の人も多く、そのホテルもすべて予約ができました。
このスムーズな運びに実行委員会のもう一人の友人と、用意万端整い、開催の当日のレジュメをどうしよう、駅まで迎えに行くのは何時にしようと具体的なことまで決めていました。シンポジストになってくれる人も参加するのが当然のように思ってもらっていたと思います。ここまでしていたのが、8月初旬でした。
その上、『いつまで続く「女人禁制」』の執筆者が、東京の親友が来てくれたら執筆者全員がそろうことになります。躊躇なく友人に電話をかけて、事情を話して遊びに来ないかと誘いました。忙しい友人ですが、こういうときに動いてくれる友人です、すぐに了解してくれ、10人の執筆者がそろうすごいシンポジウムになることになっていました。
ただ心配なのが、コロナの感染者の増加です。日に日に多くなり、東京・宝塚から来てくれるシンポジスト、大阪からの参加者など、心配の種は尽きません。いつかは結論を出せねばならないのですが、友人4人に聞いたら、2対2に分かれ、開いたらよいといってくれる人と今回は辞めたらという意見に別れました。最後の決定は実行委員会のもう一人と友人とで決めなければなりません。
2週間前に決めようと相談し、その日がついに来てしまいました。15日です。
二人の意見が一致したのは、延期するということでした。どちらにしても、ほんとうにしんどい苦渋の選択でした。
決定したあと、連絡を取りました。すべての人に直接伝えたかったので、電話をかけ続けました。多くの人が仕方がない、残念といってくれました。なかには文句を言う人もいましたが…。わたしにはよく理解できませんでした。
今度いつできるかわからない状況です。
ほんとうにできるだろうかという不安はあります。でも、必ずやりたいと思います。
コロナは、ほんとうに見通しが立たないです。終息に向かうのかどうかさえ明らかではありません。
今朝、島根の弟が電話をしてきて、コロナの話になり、島根で感染がわかった23歳の若い人が自死したそうです。聞いて、すごく腹が立ってきました。コロナの感染で自死しなければならない社会とは何でしょう。だれが感染してもおかしくないし、当人と関わりがあれ多くくの人が検査を受けたり、自粛をしなければならないけど、自死に追い込むことは許されないです。コロナによって自死する人の報道はないですが、世の中にはおきていると思います。絶対にあってはならないことです。
やはり、人権教育がなされていないからだと思います。人権教育が絶対に必要です。たまたまコロナだったけれども、その根底には、差別意識と排除することが明確に表れています。感染した人がそれを感じたから自死したのです。コロナの感染で自死を求めている社会であることを、もっと多くの人が自覚しなければならないと思います。もうだれがなってもおかしくないところまで来ているというのに。
このスムーズな運びに実行委員会のもう一人の友人と、用意万端整い、開催の当日のレジュメをどうしよう、駅まで迎えに行くのは何時にしようと具体的なことまで決めていました。シンポジストになってくれる人も参加するのが当然のように思ってもらっていたと思います。ここまでしていたのが、8月初旬でした。
その上、『いつまで続く「女人禁制」』の執筆者が、東京の親友が来てくれたら執筆者全員がそろうことになります。躊躇なく友人に電話をかけて、事情を話して遊びに来ないかと誘いました。忙しい友人ですが、こういうときに動いてくれる友人です、すぐに了解してくれ、10人の執筆者がそろうすごいシンポジウムになることになっていました。
ただ心配なのが、コロナの感染者の増加です。日に日に多くなり、東京・宝塚から来てくれるシンポジスト、大阪からの参加者など、心配の種は尽きません。いつかは結論を出せねばならないのですが、友人4人に聞いたら、2対2に分かれ、開いたらよいといってくれる人と今回は辞めたらという意見に別れました。最後の決定は実行委員会のもう一人と友人とで決めなければなりません。
2週間前に決めようと相談し、その日がついに来てしまいました。15日です。
二人の意見が一致したのは、延期するということでした。どちらにしても、ほんとうにしんどい苦渋の選択でした。
決定したあと、連絡を取りました。すべての人に直接伝えたかったので、電話をかけ続けました。多くの人が仕方がない、残念といってくれました。なかには文句を言う人もいましたが…。わたしにはよく理解できませんでした。
今度いつできるかわからない状況です。
ほんとうにできるだろうかという不安はあります。でも、必ずやりたいと思います。
コロナは、ほんとうに見通しが立たないです。終息に向かうのかどうかさえ明らかではありません。
今朝、島根の弟が電話をしてきて、コロナの話になり、島根で感染がわかった23歳の若い人が自死したそうです。聞いて、すごく腹が立ってきました。コロナの感染で自死しなければならない社会とは何でしょう。だれが感染してもおかしくないし、当人と関わりがあれ多くくの人が検査を受けたり、自粛をしなければならないけど、自死に追い込むことは許されないです。コロナによって自死する人の報道はないですが、世の中にはおきていると思います。絶対にあってはならないことです。
やはり、人権教育がなされていないからだと思います。人権教育が絶対に必要です。たまたまコロナだったけれども、その根底には、差別意識と排除することが明確に表れています。感染した人がそれを感じたから自死したのです。コロナの感染で自死を求めている社会であることを、もっと多くの人が自覚しなければならないと思います。もうだれがなってもおかしくないところまで来ているというのに。